ANA VISA nimocaカードの特徴やANAマイル、nimocaの貯まり方を解説

ANA VISA nimocaカードの特徴やANAマイル、nimocaの貯まり方を解説ANAと主に九州で有名なnimoca、そしてVISAカードで定番の三井住友が提携したクレジットカードがANA VISA nimocaカード。ANAマイル、nimoca、ワールドプレゼントポイントの3つを貯めることができ、ANAマイルとnimocaに関しては相互交換も可能ですので、用途に合わせて無駄にすることなく使い切ることができます。

還元率自体も悪くないため、ANA VISA nimocaカードは陸マイラーからもひそかに注目を集めているようです。

また、クレジットカードとしの機能だけではなくnimocaのオートチャージ機能も付いているため、単純にバスや電車の定期券として使用も可能です。毎日の通勤・通学で使えばnimocaやANAマイルをどんどん貯めることができますので、九州地方(主に福岡)に住んでいる方なら持っておいて損はないですよ。

ANA VISA nimocaカードの特徴

ANA VISA nimocaカードの詳細年会費2,000円 初年度無料
国際ブランドVISA
旅行保険海外/国内:1,000万円(自動付帯)
ポイント1,000円=1P(ワールドプレゼントポイント)
特定店舗での利用で0.0%~0.8%(nimocaポイント)
マイル還元率ANA:0.5%~2.00%
  • ANAマイルとnimocaが貯められて相互交換も可能!
  • オートチャージ機能付きで定期券としても使える
  • 入会・継続でボーナスマイル1,000マイルが貰える

1枚でANAマイル、nimoca、ワールドプレゼントポイントの3つが貯められる

ANA VISA nimocaカードは1枚でANAマイル、nimoca、ワールドプレゼントポイントの3つを貯めることができます。それぞれは使うタイミングによって貯まり方が変わったり、交換によって手に入れることができます。

貯まるタイミング貯まり方
ワールドプレゼントポイント通常利用1,000円=1P
nimocaポイント西鉄バスや西鉄電車などでの利用運賃引去額 × ポイント付与率(固定ポイント) + ボーナスポイント
ANAマイルポイントからの交換ワールドプレゼントポイント1P ⇒ 5~10マイル
nimocaポイント10P ⇒ 7マイル

それぞれの貯まり方は上記の通りです。

ワールドプレゼントポイント

買い物や家賃、光熱費などの支払いではワールドプレゼントポイントが貯まります。1,000円利用ごとに1ポイント貯まり、貯めたポイントは1P⇒5マイルまたは10マイルでANAマイルに交換することができます

通常であれば1P⇒5マイルですが、手数料で年間6,000円(税別)を支払えば1P⇒10マイルで交換できるようになります。陸マイラーであればこちらを利用したほうがいいでしょう。

ワールドプレゼントポイントの有効期限は2年ですので、2年に1度ANAマイルに交換すれば手数料も2年に1度だけの支払いに節約することができます。

また、ANAマイル以外にもキャッシュバックや金券、キッチン用品や生活家電、各種ポイントなどにも交換することができますので「今年は旅行に行くのが難しいかも…」というときもポイントを無駄にしてしまうことはありませんよ。私は楽天ポイントに交換して、楽天トラベルのホテル代金として再利用したりしています(笑)

nimocaポイント

西鉄バスや西鉄電車など対象の場所で使った場合は、ワールドプレゼントポイントではなくnimocaポイントが貯まります。nimocaポイントは1P⇒1円でnimocaとして使えますし、10P⇒7マイルでANAマイルに交換することが可能です。

nimocaの有効期限は「付与日の翌年12月末まで」となっています。

貯まり方は『電車での乗車』と『バス・市電・筑豊電鉄での乗車』によって異なります

電車での乗車の場合

貯まり方利用金額 × ポイント付与率
ポイント付与率・1~20回までの乗車・・・1%
・21~40回までの乗車・・・2%
・41回以上の乗車・・・3%

西鉄電車に乗った場合は『利用金額 × ポイント付与率』によって付与されるポイントが算出されます。

nimocaの電車乗車でのポイントの貯まり方の例

JRや地下鉄に乗った時は貯まりませんが、通勤通学で西鉄電車を使っている人であれば、たくさんのnimocaポイントを貯めることができるでしょう。

バス・市電・筑豊電鉄での乗車の場合

貯まり方利用金額 × ポイント付与率(固定ポイント) + ボーナスポイント
ポイント付与率・西鉄バス、大分交通、大分バス、亀の井バス、日田バス、JR九州バス、熊本市電、筑豊電鉄、佐賀市交通局・・・2%
・函館バス・函館市電・・・3%
・昭和バス・・・5%
ボーナスポイント【月の利用金額によって変動】
2,000円到達時⇒+50ポイント
4,000円到達時⇒+100ポイント
6,000円到達時⇒+150ポイント
8,000円到達時⇒+200ポイント
10,000円到達時⇒+250ポイント
12,000円到達時⇒+50ポイント
14,000円到達時⇒+100ポイント


こちらは乗るバス・電車の種類によってポイント付与率が変動します。おそらく多くの人が使うであろう西鉄バスは2%でnimocaポイントが付与されます。100円利用すれば2ポイント貯めることができますので、クレジットカードのポイント還元率が平均0.5%であることを考えればなかなか優秀です。

西鉄バスで1,000円使えば20ポイント貯めることができ、ANAポイントに交換すれば20P⇒14マイルとなりますので、結果『1,000円⇒14マイル』という計算になります。定番ANAカードであるANA一般カードANAワイドカードではワールドプレゼントポイントによる1,000円⇒1P⇒5~10マイルでの交換しかできませんので、福岡県に住んでいる陸マイラーであればANA VISA nimocaカードの方が断然お得です。

⇒ANA VISA nimocaカード申込ページはこちら

ANAマイル

ワールドプレゼントポイント1P⇒5~10マイル、nimocaポイント10P⇒7マイルでANAマイルをゲットすることができます。先ほども解説したように、nimocaポイントからの交換なら西鉄バスで還元率1.4%で、西鉄電車でも還元率1%以上でANAマイルが貯められますので、福岡に住んでいる陸マイラーであれば持っておいて損はないです。

難しい裏技を使わなくてもこれだけ簡単にANAマイルを貯められるカードは他にありませんので、「あまり詳しくないけどANAマイルをたくさん貯めたい」という初心者の方にも、ぜひ使っていただきたいですね

また、ANAマイルは10,000マイル⇒10,000ポイントでnimocaポイントに交換することもできます。ANAマイルの有効期限は3年ですから、「今年は旅行に行けそうにないな」「ANAに乗る機会はなさそうだな」という場合はnimocaポイントに交換して、上手に消化していきましょう。

オートチャージも利用可能!定期券としても便利

ANA VISA nimocaカードではnimocaのオートチャージ機能が搭載されていますので、改札でピッとかざしたときに設定金額を下回っていれば自動でチャージしてくれます。チャージ金額に対してもワールドプレゼントポイントが貯まるのも地味に嬉しいですね。

クレジットカードとnimoca一体型となった普通のnimocaカードでも「JMB nimoca」「アレコレnimoca」「オールインワンnimoca」のクレジットカードを持っていればオートチャージ設定ができますが、わざわざそのためだけにカードを2枚用意するのは面倒ですから、マイルを貯めることに興味がない人にもおすすめです。

入会・継続でボーナスマイル1,000マイルが貰える

ANA VISA nimocaカードでは、ANA一般カードと同じ付与率でボーナスマイルを貰うことができます。

入会ボーナス1,000マイル
毎年継続ボーナス1,000マイル
区間基本マイル10%追加

入会ボーナスはANA VISA nimocaカードに入会した年に貰えます。毎年継続ボーナスはANA VISA nimocaカードを持っている限り毎年貰えます。区間基本マイルは「ANAに乗った時に貰えるマイルが10%多くなります」ということを意味しています。マイルに詳しくない人でも簡単に大量のマイルをゲットできるのはありがたいですね。

上位カードのワイドカードやゴールドカードにすればボーナスマイルの付与率もアップするのですが、残念ながらANA VISA nimocaカードにはワイドカード・ゴールドカードが用意されていません。

海外旅行保険が充実していないのがデメリット

傷害死亡・後遺障害1,000万円
傷害治療補償
疾病治療補償
救援者費用100万円
賠償責任
携行品損害

海外旅行保険の適用条件は自動付帯となっているため持っているだけで保険を適用してもらうことができますが、一番利用頻度の高い「傷害治療補償(ケガの治療費を補償)」「疾病治療補償(病気の治療費を補償)」「携行品損害(スマホやカメラの紛失を補償)」が補償されていないため、実質ほとんど意味のない保険内容だと言えます。

もし海外旅行の際にクレジットカードの保険でカバーするのであればエポスカードのように年会費無料で保険内容が充実しているクレジットカードを発行することをおすすめします。

福岡に住んでいるANAマイルを貯めたい人なら発行して間違いなし

ANA VISA nimocaカードは貯まるポイントから見ても福岡に住んでいるANAマイルを貯めたい人におすすめです。マイル還元率が高いため陸マイラーから注目を集めているようですが、普段から西鉄電車や西鉄バスを使っていれば面倒な小細工なしで普通のANAカード以上にマイルを貯めることができますので、マイルに詳しくない人にもおすすめだと私は思います。

同ランクのカードであるANA一般カードと同じ年会費でありながら、「ANA一般カードの特典 + nimocaに関する特典」となっているのがANA VISA nimocaカードですから、こちらを発行しておいた方がお得です。

ANA VISA nimocaカードのスペック

カード名ANA VISA nimocaカード
カードデザインANA VISA nimocaカードの詳細
申込資格年齢18歳以上で電話連絡可能な方(高校生を除く)
年会費2,000円
家族カード1,000円
ETCカード500円
発行期間通常3~4週間
国際ブランドVISA
マイルANAマイルワールドプレゼントポイント:1P⇒5~10マイル
nimocaポイント:10P⇒7マイル
JALマイル
海外旅行保険傷害死亡・後遺障害1,000万円
傷害治療補償
疾病治療補償
救援者費用100万円
賠償責任
携行品損害
国内旅行保険傷害死亡・後遺障害1,000万円
入院日額
通院日額
利用限度額10万円~80万円
キャッシング手数料18.00%
電子マネーnimoca
ポイント還元率0.5%~2.0%

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