JCBプラチナのメリット・デメリット:旅行関連の特典も豊富!

JCBプラチナJCBカードのプラチナカードにあたるのがJCBプラチナです。インビテーションだけではなく申し込みからでも発行することが可能ですので、コンシェルジェデスクやプライオリティ・パスなどゴールドカード以上の特典を求めるのであれば挑戦する価値は十分にあります。

特に旅行に関連する特典が多いため、国内・海外問わず旅行好きの方にはかなりおすすめの1枚ですよ。

JCBプラチナの特徴(メリット)

JCBプラチナの詳細年会費27,500円
国際ブランドJCB
旅行保険海外/国内:最高1億円(自動付帯)
ポイント1,000円=1~1.7P(OkiDokiポイント)
マイル還元率ANA/JAL/スカイ:0.3%
  • プラチナ・コンシェルジュデスク
  • グルメ・ベネフィット
  • ダイニング30(ぐるなび提供)
  • プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
  • JCBプレミアムステイプラン
  • 海外旅行保険で傷害・疾病補償が1,000万円補償
  • JCBラウンジ京都が使える

プラチナ・コンシェルジュデスク

プラチナ・コンシェルジュデスクはJCBプラチナ会員だけが利用できるコンシェルジェデスクです。24時間365日体制でレストランや旅行、ゴルフ場など様々な分野を手配・予約してくれます

忙しくて自分で手配ができない場合や「初めて京都に行くけど、どこに宿泊すればいいか分からない」といった場合に利用することで、より効率的に自分の望みを実現できるのはプラチナカードならではの特権です。

グルメ・ベネフィット

グルメ・ベネフィットは国内の厳選された高級レストランを1名分無料で利用できるサービスです。対象レストランは全国に用意されており、その数は100以上となりますので、地方に住んでいる方でも十分恩恵を得ることが可能です。

利用できる回数は半年に1回。記念日の利用にもちょうどいいです。

ダイニング30(ぐるなび提供)

こちらは対象レストランが30%OFFになるサービスです。何人で利用しても適用となるため、家族でご飯を食べに行った時にも役立ってくれます。

対象店舗は全国(グルメ・ベネフィットの対象店とは別)にあるため、こちらも地方に住んでいる方でも十分恩恵を得ることが可能です。

プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料

国内外の空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料でなることができます。通常、プレステージ会員になるためには年会費429米ドルが必要になるため、これだけJCBプラチナの年会費のもとを回収することができます。

ランク年会費ラウンジ利用料同伴者の利用料
スタンダード会員99米ドル(約11,000円)32米ドル32米ドル
スタンダードプラス会員299米ドル(約33,500円)32米ドル(10回まで無料)32米ドル
プレステージ会員429米ドル(約48,000円)無料32米ドル

プライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジが海外が中心(国内は4空港)ですが、JCBプラチナにはゴールドカード以上に付帯されている国内主要空港ラウンジの無料利用特典も付帯されていますので、国内旅行しかしない人でも使い勝手は悪くありません。

しかも、国内線に関しては同伴者1名も無料となります。JCBゴールド ザ・プレミアでも同伴者は有料となっているため、この点はJCBプラチナのメリットだと言えます。

また、上位カードのJCBザ・クラスになればプライオリティ・パスで利用できる空港ラウンジも同伴者1名無料にすることができます。夫婦で海外旅行へ行く機会が多い場合は、目指す価値は十分あります。

JCBプレミアムステイプラン

JCBプレミアムステイプランは全国の高級ホテル・旅館を優待価格で宿泊できるサービスです。対象となるのはスイートプラン以下。

最安値を保証するものではないため、安く泊まりたい場合は宿泊予約サイトや公式サイトなどと比較・検討する必要があります。

海外旅行保険で傷害・疾病補償が1,000万円補償

本会員/家族会員家族特約
傷害死亡・後遺障害最高1億円最高1,000万円
傷害治療補償最大1,000万円最大200万円
疾病治療補償最大1,000万円最大200万円
救援者費用最大1,000万円最大200万円
賠償責任最大1億円最大2,000万円
携行品損害最大100万円最大50万円
付帯条件自動付帯自動付帯

JCBプラチナに付帯されている海外旅行保険は上記の通り。特に注目するべきは傷害治療補償と疾病治療補償の補償額が最大1,000万円もあること。これだけの補償額があれば医療費の高い欧米でもよっぽど大きな病気・ケガにならない限りカバーすることができます。

しかも、付帯条件は自動付帯なので、事前手続きは一切必要ありません。

JCBゴールド ザ・プレミアは補償額最大300万円、JCBザ・クラスは同額の最大1,000万円ですので、JCBザ・クラスに匹敵する充実度だと言えます。

また、家族特約によってクレジットカードを持てない18歳未満の子供や配偶者も保険の対象にすることが可能です。

JCBラウンジ京都が使える

JCBラウンジ京都とはJR京都駅にあるラウンジのことです。京都劇場の近くにあるので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。

ラウンジのサービスは無料Wi-Fiやフリードリンク、新聞・雑誌読み放題、荷物預けなど定番のものばかりですが、京都駅で利用できるのはとても便利です。新幹線の待ち時間をゆっくり過ごせるのはもちろん、京都に着いたら荷物を預けてそのままスムーズに観光が始められます。

京都劇場の付近では屋外に有料の荷物預け場所があったりもしますが、いつも行列で30分~40分待つのは当たり前ですから、ラウンジを使えるのはありがたいです。

利用限度はありません。同伴者1名も無料です。家族カードにも同様の特典があるため、夫婦で1枚ずつ持っていれば家族4人で利用できます。

JCBプラチナのデメリット

ポイント還元率が高いわけではない

勘違いする人は少ないと思いますが念のため。JCBプラチナを含め、基本的にプラチナカードはポイント還元率よりもカード会員向けサービスが魅力となりますので、ポイントの貯まりやすさで求めるのは間違い。

下位カードのJCB CARD Wの方がポイント還元率は高いので、OkiDokiポイントを貯めたい場合は、そちらを発行しましょう。

旅井
旅井

JCBカードのポイントプログラム制度である「JCBスターメンバーズ」を利用してもJCBプラチナのポイント還元率は最大0.85%です。一方のJCB CARD Wは無条件で1.0%となっているため、必ずJCB CARD Wの方がポイントが貯まるようになっています。

また、マイルに関してもANAマイル・JALマイル共に還元率0.3%と低め。他社プラチナカードであるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのようにJALマイル還元率が最大1.125%と本家JALカードを超えるものもありますので、そういったカードと比較するとポイントやマイルとは相性が悪いと言えます。

まとめ

2017年10月に登場したばかりでまだまだ歴の浅いJCBプラチナですが、そのスペックは本物。年会費25,000円と他のプラチナカードと比較してもリーズナブルな価格になっているにも関わらず、付帯されている特典や旅行保険の内容はJCBらしい手厚いものとなっています。

JCBゴールド ザ・プレミアと違ってインビが必要なく、すぐに手に入りやすいのも魅力と言えるでしょう。

JCBプラチナのスペック

カード名JCBプラチナ
カードデザインJCBプラチナの詳細
申込資格25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
年会費27,500円
家族カード1人目:無料、2人目以降:3,300円
ETCカード無料
発行期間通常1週間程度
国際ブランドJCB
マイルANA:0.3%、JAL:0.3%
海外旅行保険傷害死亡・後遺障害最高1億円
傷害治療補償最大1000万円
疾病治療補償最大1000万円
救援者費用最大1000万円
賠償責任最大1億円
携行品損害最大100万円
国内旅行保険傷害死亡・後遺障害最高1億円
入院日額最大5000円
通院日額最大2000円
ショッピング利用枠公式サイト参照
海外キャッシング利用枠公式サイト参照
電子マネーQUICPay
ポイント還元率0.50%~0.85%

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