無料のクレジットカードで自動付帯の海外旅行保険が充実したカードが欲しい人におすすめなのがJCB EIT。一番利用頻度の高い疾病治療補償(病気の治療を補償)と傷害治療補償(ケガの治療を補償)が100万円まで補償されますので、中国や韓国など医療費の安い国へ行く場合はJCB EIT1枚でカバーすることも可能です。
しかし、一方で「リボ払い専用だから支払いに注意が必要」という点もあります。
当ページでは海外旅行でJCB EITを使うメリット・デメリットについて解説していますので、これからJCB EITを発行する予定の方はぜひ参考にしてみてください。
後継としてJCB CARD Rが登場しました。JCB EITと同じリボ払い専用のJCBカードですので、あわせてご覧ください。
JCB EITの特徴(メリット・デメリット)
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | JCB | |
旅行保険 | 海外:最高2000万円(自動付帯) | |
ポイント | 1,000円=2P(OkiDokiポイント) | |
マイル還元率 | ANA/JAL/スカイ:0.3% |
- 年会費無料で傷害・疾病治療補償が100万円だから、お守り代わりの1枚に
- キャッシュレスにも対応
- ハワイ・ホノルル、アジア圏への旅行におすすめ
JCB EITを海外で使うメリットは「海外旅行保険が充実している」「ハワイやアジアでJCB優待を受けられる」「現地のサポートデスクを利用できる」の2つです。
普通の無料クレジットカードは入院や手術などを補償してもらえる海外旅行保険が付帯されていないことが多いですが、JCB EITなら100万円まで補償してもらうことができます。また、キャッシュレスにも対応しているため、現地での支払いを免除してもらうこともできます。
サービスの面では、JCBブランドのカードは優待割引でショッピングやレストランを利用することができます。JCBの優待は日本人がよく観光で訪れる地域に集中しており、ハワイやアジア(中国や韓国、タイなど)なら間違いなくあります。
また、現地で日本語で現地の美味しいレストランやおすすめのお店・イベントなどを紹介してくれるJCBプラザというサービスデスクも利用することができますので、より海外旅行を楽しむことができますよ。パスポートの紛失やカードの盗難などトラブル時もどう対処すればいいのか教えてもらうことも可能です。
デメリットとしては「リボ払いしかできない」ということ。リボ払いは月に支払う額を固定できる支払い方法のこと。お金がピンチな時は支払額を低めに設定することで出費を抑えられるメリットがありますが、その分手数料がかかってしまうデメリットもあります。
リボ払いの支払額は会員ページからいつでも変更が可能ですので使い方に合わせて設定を変更しましょう。
リボ払いだけに注意しておけばJCB EITは優秀なカードですので、「海外旅行でクレジットカードが必要だと聞いたから年会費無料のやつが欲しい」「無料カで自動付帯の海外旅行保険が付いているカードを探している」という方は発行しておいて間違いありませんよ。
JCB EITを海外で使うとこんな感じ
JCB EITが使える地域・国
国内、アジア地域、ハワイ・グアムなどでは問題なく使えるが、アメリカやヨーロッパでは使えないことも
国内ではJCBは問題なく使えますが、海外では使えないことが多いので注意が必要です。基本的にJCBが使えるのはアジア諸国とハワイ・ホノルルです。それ以外の場所ではJCBが使えないことが多いですので、VISAまたはMasterCardのクレジットカードを1枚用意しておきましょう。
アジア諸国とハワイ・ホノルルでも使えないお店やレストランがたまにありますが、JCB優待を利用できるお店があることを考えると、「JCBをメインで利用して、対応していないお店はVISA(MasterCard)で払う」としておくのがおすすめです。盗難などの危険もありますので、なるべく複数枚のクレジットカードを用意しておきましょう。
海外旅行保険の充実度について
担保内容 | 本会員 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 2,000万円 |
傷害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 100万円(※) |
ショッピングガード保険 | 100万円 |
※:1旅行中20万円限度
※:自己負担額1回の事故につき3,000円
JCB EITの海外旅行保険の内容は上記のとおり。無料のクレジットカードなら付帯されていないことも多いので、この補償額は魅力的。自動付帯なのでJCB EITを持っているだけで保険を適用してもらうことができます。
ただし、先ほども少し説明したように、医療費の高い国へ行く場合は空港で加入できる掛け捨ての海外旅行保険へ加入しておきましょう。傷害・疾病治療補償が共に無制限で補償してもらえるので、たとえ医療費で1000万円請求されても1円も支払わずに済みます。
アメリカやヨーロッパは1日入院するだけで医療費100万円を請求されることもありますからね。
医療費の安いアジア諸国でも「JCB EITだけで足りるかな…?」と不安な人は、エポスカードのように年会費無料で高額な海外旅行保険が自動付帯されているカードを合わせて持っていくのがおすすめ。傷害・疾病治療補償はカードの数だけ加算することができますからね。
海外キャッシングは可能!1回払いで返済できる
海外ではキャッシングが当たり前ですが、JCB EITも現地の対応ATMでキャッシングが可能です。手数料に関してもほとんどかかりません。
そもそもキャッシングは電車やバス、屋台などカードが使えない場所での支払い用の小銭を用意するために使用するものなので、1回の旅行で何十万円も借りることはありません。おそらく3万円~5万円程度になるはずですが、この額なら手数料は数百円程度しかかからないので、あまり神経質に考える必要はありません。
返済は翌月に一括返済が可能です。
JCB EITのスペック
カード名 | JCB EIT | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 年齢18歳以上 | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | 無料 | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 1週間~2週間 | |
国際ブランド | JCB | |
マイル | ANAマイル | 1ポイント = 3マイル |
JALマイル | 1ポイント = 3マイル | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 |
傷害治療補償 | 100万円 | |
疾病治療補償 | 100万円 | |
救援者費用 | 100万円 | |
賠償責任 | 2000万円 | |
携行品損害 | 100万円 | |
電子マネー | QUICPay | |
ポイント還元率 | 1.0%(100円=1P) |
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