【最新版】マレーシアのクレジットカード事情【使える店と使えない店まとめ】

【最新版】マレーシアのクレジットカード事情【使える店と使えない店まとめ】
この記事ではマレーシアの首都クアラルンプールを旅行したときの経験をもとに、現地でどれほどクレジットカードが普及していたのか、どの店舗でカード決済に対応していたのかなどをご紹介していきます。

マレーシアのクレジットカード事情

マレーシアは東南アジアの中でもタイに次ぐ発展した国であり、特にクアラルンプールは高層ビルがたくさん立ち並んでおり、日本人の私から見ても「発展しているなー」と驚くほどの国でした。

さらに「UNWTO(United Nations World Tourism Organization)」の調査で2018年年間観光客数が世界15位と世界的に有名な観光地でもあるため、マレーシアの通貨の利用に慣れていない観光客向けにクレジットカード決済に対応している店舗も多くなっています

マレーシアで使いやすい国際ブランド

VISAとMasterCardが一番使いやすい

マレーシアで主に使えるクレジットカードの種類はVISAとMasterCardです。カード決済ができる店舗でこの2つの国際ブランドのクレジットカードが利用できないことはありません。

マレーシアに限った話ではありませんので、海外旅行に行くなら必ずどちらかのクレジットカードを持っておきましょう。

銀聯とJCBも意外と使える

次に使える国際ブランドは銀聯とJCBです。

銀聯は中国発祥の国際ブランドであり、UnionPay(ユニオンペイ)と表記されることもあります。

銀聯のロゴ

↑銀聯(UnionPay)のロゴ↑

世界1位の人口を誇る中国人はマレーシアにたくさん旅行できています。そういった影響もあり、銀聯カードが利用できる場所は多い印象を受けました。

ちなみに日本では三井住友が三井銀聯カードというものを発行しています。まだまだ銀聯のクレジットカードを発行しているカード会社は国内に少ないですので、マレーシアだけではなく中国にも行く機会が多い場合は作っておいて損はありません。

JCBは日本の国際ブランドであるため、すでに知っている方も多いでしょう。

マレーシアは2017年の日本人観光客が約393,000人と日本人にも人気の観光国です。そして日本人は英語を話せる人も少なく、ぼったくりなどの金銭的なトラブルを防ぐためにもカード決済を行う人が多く、JCBに対応している店舗が充実しています。

アメックスとダイナースは使いづらい

アメックスとダイナースはカード決済が利用できる店舗でも対応しているところが少ない印象を受けました。一緒にマレーシアに行った友達はアメックスを持っていたのですが、現地のATMは対応しておらず現金を下ろせないトラブルもありました。

しかし、アメックスとダイナースは付帯しているサービス内容が充実しており、旅行に関する優待特典や空港のラウンジサービス、海外旅行保険などがあります。

特に海外旅行保険は現地で食べ物にあたって病院に行った際にキャッシュレスでカード会社が費用を負担してくれるなど、現地で利用できないとしても持っていて安心できます。

マレーシアでクレジットカード決済できる場所・できない場所

クレジットカード決済できない場所

ローカルなお店、個人経営の小さなお店

マレーシアは発展していて高級レストランも日本より安い値段で利用できそれも魅力なのですが、私が一番美味しいと思ったのがローカルの屋台のご飯です。日本と比べて3分の1ほどの値段でお腹いっぱい飲み食いできます。

ただ、ローカルフードを楽しめる夜市をやっているアロー通りの屋台ではクレジットカードは使えませんでしたので注意が必要です。

有料高速道路の支払い

マレーシアは車が主な交通手段です。私もレンタカーをして観光地をまわりました。最初、海外での運転はドキドキしましたがマレーシアは道も広くてとても運転しやすかったです。

もし旅行の際レンタカーを使うのであれば、高速の料金所でクレジットカードを利用できないことを覚えておきましょう。高速の料金は安いのですが、空港で少しでもお金を用意していないと支払いができずに大変です。

クレジットカード決済できる場所

タクシー

マレーシアではGrabを使えます。このアプリはアメリカのUberの東南アジア版で、バイクタクシーを安い値段でチャーターすることができ、クレジットカード決済が可能です。

タクシーと違って目的地を前もって入力し値段が固定されるので一人旅におすすめです。

世界的なチェーン店

世界中にあるチェーン店ではクレジットカード決済が可能です。スターバックスなどのカフェや、マクドナルド、バーガーキングなどのファストフード店、日系レストランであれば一風堂、ココイチ、吉野家、すき家などこれらの店舗では安心してカードを使えます。

コンビニも日本でおなじみのセブンイレブン、ファミリーマート、サークルKがクアラルンプールにたくさんあり、カード払いが可能ですのでちょっとした買い物にもキャッシュレスで便利です。

マレーシアでのクレジットカードの使い方

まず店頭やレジにどの国際ブランドのステッカーが貼ってあるかを確認します。当然ですが、自分の持っているクレジットカードの国際ブランドが対応しているお店でしか使うことができません。

実際に支払いするタイミングでは「Card please!」と言ったり(マレーシアは英語が通じる店員さんが多い)、クレジットカードを見せるなど何かしらの意思表示をするとカード決済に対応してもらえます。

大型のショッピングモールなどでは観光客が主な顧客なので、基本的には何も言わなくてもカード払いとして対応してもらえます。

旅井
旅井

コンビニなど少額の買い物の場合に意思表示が大切と覚えておきましょう。

サインよりも暗証番号の入力が多い

マレーシアでサインよりも暗証番号の入力で決済が完了するパターンの方が多いです。クレジットカードを作った際に4桁の暗証番号を決めているはずです。

もし覚えていないのであれば「自分のクレジットカード名 + 暗証番号」とGoogle検索して確認しておきましょう。カード会社によって対応は違いますが、「マイページで確認する」か「カード会社から郵送で暗証番号を送ってもらう」パターンが多いです。

まとめ

私自身マレーシアに旅行してみて「クレジットカード決済ができる店舗が多くて便利!」という感想を持ちました。

マレーシア旅行で主にかかった費用として交通費が思ったより高くついた気がします。空港から市内まで電車もあるのですが、よく停電になり電車の中に閉じ込められることがあるので、移動にはGrabを使う機会が多くなり交通費が高くなる感じですね。

しかし、いくらカード払いができるからと言ってもカードしか持っていないのは不安です。ちょっとものを食べたい時やちょっとした買い物には、どこでも利用できる現金が便利なので、空港でいくらかマレーシアリンギットを両替するか、ATMを使って海外キャッシングをして現地通貨を用意しておくことをおすすめします。

コメント欄

タイトルとURLをコピーしました