新幹線が安くなるお得なおすすめクレジットカード5つ!住んでいる地域や割引きっぷ別に紹介

新幹線が安くなるお得なおすすめクレジットカード旅行や出張では欠かせない新幹線。各JRが用意する割引切符を購入することで片道2,000~5,000円安くすることができますが、利用するためには特定のクレジットカードを所有しておく必要があります。

そこで今回は、新幹線が安くなるお得なクレジットカードと割引切符の種類をご紹介していきたいと思います。

「新幹線って意外と高いな…」「交通費抑えられたら、もっと旅行先でいろいろできるのにな~」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもクレジットカードを持っていれば新幹線で何がお得?3つのメリット

そもそもクレジットカードを持っていれば新幹線で何がお得?3つのメリット

【3つのメリット】

  1. 割引額の大きいきっぷが買えてお得
  2. 乗車数日前の急な予約や予約変更にすぐ対応できる
  3. 窓口に並ぶ必要がなくなり、時間の節約になる

まず、クレジットカードを持っていれば新幹線でどんなメリットがあるのかを確認しておきましょう。

メリット1.割引額の大きいきっぷが買えて、費用が1万円ぐらい浮く

割引率の大きいきっぷはクレジットカード決済が必須
新幹線では区間ごとに各JR(JR東日本やJR東海など)が割引きっぷを用意しています。

割引きっぷは「早く買うほど」「遠くの駅に行くほど」割引率が高くなり、東京~新大阪間で片道2,000円割引、博多~新大阪間で片道5,000円割引と決められています。

しかし、こういった割引率の大きいきっぷは誰でも買えるわけではありません。JRの会員限定販売となっており、入会と対象クレジットカードを持っている必要があります(詳しくは後述します

メリット2.乗車数日前の急な予約や予約変更にすぐ対応できる

JRの会員が使えるきっぷ予約サービスは安くなるだけではありません。

急に出張が入ったり、逆に出張先の商談や飲み会が長引いて「ちょっと間に合いそうにないな~」というときに、スマホからすぐに予約内容を変更できます(※)。変更手数料も無料です。

※:正確には「乗車時間6分前まで」「このきっぷは予約変更できません」というように、各きっぷごとに条件が違います。

メリット3.窓口に並ぶ必要がなくなり、時間の節約になる

スマホで予約ができるということは、わざわざ窓口に買う手間や時間を省くこともできます。場合によっては、きっぷすら発行する必要がなく、スマホで改札を通るチケットレスでの乗車も可能です。

クレジットカード選び前に絶対知っておきたい割引きっぷの種類

先ほども説明したように『割引きっぷを購入することがクレジットカードを利用したお得な新幹線の乗り方』となりますので、簡単に割引きっぷの種類を紹介しておきます。

割引きっぷの種類によっても必要なクレジットカードは変わってきますので、要チェックです。

東京~北海道間(仙台や新潟なども)は「えきねっとのトクだ値」がお得

トクだ値

東京から北海道(正確には新函館北斗駅まで)の新幹線は、JR東日本の切符予約サービス「えきねっと」の『トクだ値』を利用するとお得です。東北・北海道・上越・北陸・山形・秋田の各新幹線できっぷ代を安くすることができます。

例えば、東京~新青森間の普通指定席は片道17,470円ですが、割引切符である「トクだ値25」では片道13,090円になります。

往復で考えると8,760円の差

これだけお金が節約できれば、旅先で贅沢な夕食が楽しめますね。

また、トクだ値は5%~40%の割引切符が用意されいるため、さらに割引率を大きくすることができます(先ほど紹介したトクだ値25は25%割引の切符です)。

えきねっとで切符を購入するためにはクレジットカードが必須。登録できるクレジットカードに制限はありません。

購入切符の乗車日から6ヶ月間はいつでも領収書を発行できます

東京~福岡間は(静岡、新大阪、広島なども)は「EX予約(エクスプレス予約)」がお得

EX予約

東京から博多までの新幹線は「EX予約(エクスプレス予約)」がお得です。JR東海のサービスであり、東京から新大阪までの東海道新幹線はもちろん、新大阪~博多までの新幹線も割引対象になっています。

「トクだ値」の西日本版だと考えるとイメージしやすいかもですね。領収書も発行できます。

こちらも通常料金が1,000円近く安く買えるだけではなく、早割で片道2,000円~6,000円安くなります。東京~新大阪で片道11,000円(-3,450円)、名古屋~博多で片道13,000円(-5,540円)といった感じ。

ただ、EX予約を利用するためには

どちらかを持っていなければいけません

モバイルSuicaのEX予約で必要なクレジットカードの種類

おすすめは「ビュー・スイカ」カードです。JR東海エクスプレス・カードはEX予約を使うための会員カード的なものであり、EX予約のサービス開始当初は必要でした。

しかし、今はモバイルSuica経由でも利用できるので、「ビュー・スイカ」カードを持っていれば必要ありません。むしろ、ポイント還元率は低く、特にメリットとなる特典もないので、JR東海エクスプレス・カードを発行すると損です。

モバイルSuicaの新幹線割引の種類

↑モバイルSuicaなら東も西も割引きっぷが買える↑

福岡~鹿児島は「九州ネット早特」がお得

九州ネット早特
福岡から鹿児島の間なら「九州ネット早特」がお得です。JR九州のサービスであり、新幹線はもちろん、博多~長崎、博多~大分などの特急列車のきっぷも割引になります。

博多~鹿児島中央間が九州ネットきっぷなら9,260円、九州ネット早得3なら8,600円、九州ネット早得7なら7,710円で買える

乗車3日前まで買える「九州ネット早得3」、乗車7日前まで買える「九州ネット早得7」など複数の割引があり、予約が早いほどお得に新幹線に乗れます。

また、九州内以外にも新大阪までの駅(広島や岡山など)ならば割引きっぷが用意されていますので、西日本を中心に新幹線乗る人におすすめです。

「九州ネット早特」を使うためにはJQ CARDが必要です。カード会員以外は利用できません。

新幹線がお得になるおすすめクレジットカード【ベスト4】

割引きっぷの紹介で少し出てしまいましたが、ここからはおすすめのクレジットカードについて紹介していきます。この4枚の中から1枚を選び、上記で紹介した割引きっぷを買えば、今すぐにでも新幹線が安く乗れますよ。

「ビュー・スイカ」カード – 博多~北海道まで全ての割引きっぷが買える最強の1枚

VIEWカードで使える新幹線割引

「ビュー・スイカ」カードの詳細年会費524円
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB
旅行保険海外:最高500万円(自動付帯) 国内:最高1000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.50%~1.87%
マイル還元率
  • Suica、定期券、クレジットカードの機能が1枚に!
  • チャージするたびにポイントが貯まる!
  • 貯まったポイントは1P⇒1円でSuicaに交換可能!
  • モバイルSuicaの特典で博多~北海道間の新幹線が割引価格で乗れる

先ほども少し紹介したように、「ビュー・スイカ」カードとモバイルSuicaを使えば、東京~北海道間はトクだ値、東京~博多間はEX予約で割引きっぷを購入することができます

福岡でも広島でも大阪でも静岡でも仙台でも、どこに行ったって往復4,000円~12,000円安くなるので、旅行好きや実費での出張が多い人にはありがたい。

えきねっとの決済用クレジットカードは何でもOKなのですが、「ビュー・スイカ」カードならJRE POINTが3倍でもらえますので、他のクレジットカードを使うよりもお得です。

また、EX予約は「ビュー・スイカ」カードをはじめとしたビューカードかJR東海エクスプレス・カードを決済用に登録しなければ使えませんので、東京から西方面の新幹線に乗る人は絶対に「ビュー・スイカ」カードを発行しておきましょう。

 

ビックカメラSuicaカード – お店での支払いでもポイントを効率よく貯められるビューカード

ビックカメラSuicaカードの詳細年会費524円
国際ブランドVISA/JCB
旅行保険海外:最高500万円(自動付帯) 国内:最高1000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.50%~10.00%
マイル還元率
  • ビッグカメラで使うと10%のビッグポイントが貯まる!Suicaへの交換も可能
  • 年1回でも利用すれば次年度の年会費も無料に!
  • 通常利用でもポイント還元率1%だから貯まりやすい
  • モバイルSuicaの特典で博多~北海道間の新幹線が割引価格で乗れる

「ビュー・スイカ」カード以外におすすめのビューカードがビックカメラSuicaカード。こちらはポイント還元率が常に1.0%(「ビュー・スイカ」カードは0.5%)なので、単純に「ポイントをたくさん貯めたいな」という時におすすめです。

コンビニや光熱費の支払いなどで頻繁に決済する時なんかに相性がいいですね。

「ビュー・スイカ」カードとは違って定期券の機能はありませんが、モバイルSuicaに登録すればスマホが定期券の代わりになるので、特にデメリットにはなりません。

両カードの違いは「定期券機能の有無」と「ポイント還元率」の2つだけ。モバイルSuica経由での新幹線割引はどちらも使えますし、年会費だって同じです。

ポイントの貯まりやすさを重視するかで決めればいいでしょう。

JR東海エクスプレス・カード

JR東海エクスプレス・カードの詳細年会費1,000円
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB
旅行保険海外:最高2000万円(自動付帯) 国内:最高1000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.5%
マイル還元率
  • 新幹線がいつでも割引価格
  • オンラインでいつでも予約・変更が可能!手数料も0円

先ほども紹介したように、現在はJR東海エクスプレス・カードを発行する必要は特にありません。「特にSuicaは使わないし、東海道新幹線以外は使わない」という場合に発行するといいかもしれませんね。

JQ CARDセゾン – 九州と西日本の新幹線を中心にお得に乗れる

JQ CARDセゾン年会費初年度無料(2年目以降は1,250円)
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
旅行保険
ポイント還元率0.5%~2.0%
マイル還元率
  • 特急、新幹線の切符が割引価格で買える
  • 鉄道切符、定期券の購入、SUGOCAへのオートチャージでもポイントが貯まる
  • JR九州グループのホテルの宿泊料15%~40%OFF
  • アミュプラザや博多阪急などでお得にポイントが貯まる&優待割引

西日本の新幹線の利用頻度が高い場合は、JQ CARDセゾンがおすすめ。「九州ネット早得」をはじめとした割引で、九州内と関西までの駅はお得に乗れます。

また、鉄道切符や定期券の購入、SUGOCAへのオートチャージでもポイントが貯まり、貯めたポイントはSUGOCAへ還元することもできるので、普段から使っている人ほどお得ですよ。

番外編:マイルも一緒に貯めるならJALカードSuicaがおすすめ

JALカードSuicaであれば、新幹線に乗ったときにJALマイルを貯めることができます。

「ビュー・スイカ」カードやビックカメラSuicaカードもそうですが、新幹線・JR特急列車の切符予約サイト「えきねっと」を利用すると『えきねっとポイント』と『JRE POINT』を同時に貯めることができ、えきねっとポイントは1P⇒2.5PでJRE POINTと交換できるため、ポイントの二重取りが可能です。

【JALカードSuicaなら新幹線利用でマイルが貯まる】

  • JALカードSuica 1000円利用⇒15JRE POINT
  • 1えきねっとポイント⇒2.5JRE POINT
  • 1,500JRE POINT⇒500JALマイルで交換可能

さらに、JALカードSuicaでは200円利用ごとにJALマイルが1マイル直接貯まりますので、新幹線に乗るだけでマイルの二重取りができるわけです。陸マイラーであれば、ぜひ利用しておきたいですね。

また、本家JALカード会員だけが加入できる「ショッピングマイル・プレミアム(年会費3,000円)」を利用すれば、普段利用で貰えるマイルを2倍(100円=1マイル)にすることもできますので、より簡単にJALマイルを貯めることもできますよ。

JALカードSuicaの詳細年会費2,000円
国際ブランドJCB
旅行保険海外/国内:最高1000万円(自動付帯)
ポイント1000円=5~15P(JRE POINT)
マイル還元率JAL:0.5~2.0%
  • Suicaチャージやきっぷ購入でマイルが貯まる
  • オートチャージ機能付きだから利便性も◎

まとめ

以上が新幹線でお得なおすすめクレジットカードの紹介でした。

選ぶポイントは、ズバリ『割引きっぷとの組み合わせ』ですね。

基本的には東京~北海道間で安くなるトクだ値と東京~博多間で安くなるEX予約が使える「ビュー・スイカ」カード、またはビックカメラSuicaカードを発行しておけば間違いありません。九州住まいの場合はJQ CARDセゾンがお得。

上手に使って、最高の旅行・出張にしていきましょう。

トピック:国内旅行クレジットカード

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