香港にも日本のSuicaのような交通系ICカードが存在します。その名もオクトパスカード(八達通)。
香港に住む人は電車から買い物まで全部オクトパスカードで支払っているぐらい使い勝手がいいため、これから香港旅行に行く人も空港に降りたらすぐに購入しておくことをおすすめします。
オクトパスカードとは?
販売価格 | 大人150香港ドル 子供70香港ドル | |
---|---|---|
購入場所 | 香港国際空港、各MTRの駅 | |
使える場所 | 地下鉄、バス、タクシー、ショッピング | |
有効期限 | 未使用で1,000日経過 | |
払い戻し可能 | 可能 |
- これ1枚あれば交通からショッピングまで全て支払い可能!
- 大人は1枚150香港ドルで購入できる
- 全駅のMTRカスタマーサービスセンターで販売
オクトパスカードは香港で提供されている電子マネー。日本のSuicaやPASMOと同じように、電車の改札を通ったり、スーパーの支払いで使ったりすることができます。使い方もかざすだけOK。
「香港住民は全てこのオクトパスカードで支払う」と言われており、実際使えない場所を見つける方が難しいです。お金が必要になる場所はどんなところでもオクトパスカードで決済できます。
ここが日本の電子マネーよりも優れているところです。
旅行中ならば、わざわざ使い慣れない香港ドルを出す必要がなくなり、スムーズな会計をすることができますよ。
クレジットカードが使えない場所でもオクトパスカードなら支払える
空港に着いたらすぐにオクトパスカードを手に入れることをおすすめする理由は、クレジットカードが使えない場所でもオクトパスカードなら支払えるからです。
【最新版】香港のクレジットカード事情【使える店と使えない店まとめ】でも紹介したように
- 食堂
- トラム
- フェリー
- MTR
- タクシー
などではクレジットカードが使えませんが、オクトパスカードなら問題なく決済できます。特にいろいろな場所を観光するのであれば、持っておいて損はありません。
オクトパスカードの購入場所と販売価格
- 香港国際空港のカスタマーサービスセンター
- MTR各駅のカスタマーサービスセンター
だいたいの方が空港から香港市内までMRTに乗っていくかと思いますので、香港国際空港の出口付近にあるカスタマーサービスセンターで買うといいでしょう。
広東語が分からなくても
「オクトパスカード プリーズ」
だけで十分通じます。
オクトパスカードは大人150香港ドル、子供70香港ドルです。12歳以上が大人に分類されます。
上画像の「Initial stored value」の項目が最初のチャージ額を表しています。買った瞬間から100香港ドルがチャージされた状態になっているのはありがたいですね。
注意:オクトパスカードは香港ドルだけでしか購入できない
オクトパスカードを購入するときにクレジットカードは使えません。なので、空港に降りたらまず香港ドルを用意しましょう。
オクトパスカードのチャージ方法
【チャージの手順】
- チャージ機にオクトパスカードを挿入する
- 緑色のランプが光ったら現金を投入する
- 一番下のボタンを押す
- オクトパスカードを取り出す
特にタッチパネルを操作するようなことはありませんので、広東語が分からなくても簡単にチャージできます。
また、チャージ機は各MTR駅に置いてありますが、コンビニでチャージすることもできます。店員にオクトパスカードを見せるだけで通じますので、チャージしたい額の香港ドルを店員に渡してオクトパスカードを専用の機械にかざしましょう。
オクトパスカードのチャージは現金のみ
購入と同じく、チャージの場合も使えるのは50香港ドルか100香港ドルだけです。クレジットカードはもちろん、この2つ以外の紙幣・硬貨も使えませんので注意しておきましょう。
オクトパスカードの有効期限は使わなくなってから1,000日
オクトパスカードの有効期限は使わなくなってから1,000日です。
ただ、一度使用停止になってもリアクティベートと呼ばれる方法で無料復活させることができますので、特に気にする必要はありません。
リアクティベートもMTRのカスタマーサービスセンターでやってもらえます。残金もそのまま使えますので、わざわざ払い戻しする必要はありません。
90日以内の払い戻しは手数料が9香港ドル必要
カスタマーサービスセンターでオクトパスカードを払い戻しすれば、50香港ドル(購入時のデポジット)とチャージ残高を返してもらうことができます。
しかし、90日以内の払い戻しは手数料が9香港ドルかかってしまうので、あまりおすすめはしません。「もう絶対に香港には来ない」というなら分かりますが、もしまた来たいなーと思うのであれば残しておいてもいいでしょう。
まとめ
以上がオクトパスカードの基本的な解説でした。1枚あるだけでかなり便利ですので、香港旅行に行った際は、ぜひ作ってみてくださいね。
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