香港に限らず、海外旅行で迷うのが「クレジットカード払いをメインにするか」「現金払いをメインにするか」という問題。レートの関係もあるのでできることならお得に決済したいですよね？
そこで今回は、レートや手数料を比較しながら香港旅行はクレジットカードと現金どちらを使うべきかを解説していきたいと思います。
まずは結論。お得度は圧倒的にクレジットカードの勝ち。
両替よりもカード決済の方がレートがお得
「海外旅行はクレジットカードがお得」というのは香港でも当てはまります。
日本円を香港ドルに両替するよりもカード決済やキャッシングの方がレートがいいため、手数料も安くなります。
レートは毎日変動しますが、私が確認したところ現金両替の方が4%～5%ほど手数料が高いです。
香港ドルを手に入れる方法として「日本円からの両替」と「ATMでのキャッシング」を比較すると
- 日本円からの両替：15.04円
- ATMでのキャッシング：14.47円
といった感じで約4%ほどお得になりました。
キャッシングをすると利息が発生しますが、翌月に完済すれば1万円のキャッシングでも利息は200円程度なので、10万円や20万円など大きな買い物をしなければたいした差にはなりません。
特に学生や20代の3泊4日旅行程度なら、わざわざレートのお得な両替所を探す時間の方が損ですよ。「時は金なり」とも言いますからね。せっかくの香港旅行を無駄にするわけにはいきません！
現金はレートのいい両替所を探すのに手間がかかる
両替所について、もう少し深堀していきましょう。
香港では空港やホテル、銀行、街中など様々な場所に両替所があります。レートは両替所によって変わり、一般的には空港とホテルのレートは悪いと言われています。
また、銀行はレート自体はいいものの口座を持っていなければ手数料が50～100香港ドル発生するため、トータルで見ると損です。
ですので、わざわざ街中でレートのいい両替所を探すのですが、個人的にはかなり時間がもったいないなと思ってしまいます。あらかじめネットで情報を集めるのもそうですし、現地でその両替所に行く手間も相当です。
そこまでして現金縛りにするメリットは正直ありません。
私も大学生のときは現金メインで海外に行っていましたが、クレジットカードの便利さに気づいてからは完全にカード決済がメインになってしまいました（笑）。
スリに合うと現金だとお金が戻ってこない
恥ずかしい話ですが、私は過去に香港のMTRでスリにあったことがあります（汗）。結構ガチガチに対策をしていたつもりだったのですが、いつのまにか財布ごと持っていかれていました。
そのときはすでにクレジットカードを使っていたので、すぐにカード会社に利用を止めてもらいましたが、一緒に入れていた800香港ドル（当時で1万円ぐらい）は返ってきませんでした（汗）。もし現金だけだったら手持ちがすべてなくなり、帰国すら危ない状況ですよね。
香港は治安のいい地域ではありますが、いまだに旅行者を狙ったスリや置き引きは多発していますので、防犯面を考えてもクレジットカードをメインにしたほうがいいです。
クレジットカードをメイン利用する場合も多少の現金が必要
海外旅行好きとしてはクレジットカードを絶対におすすめしますが、香港ではチップが必要です。ホテルではベッドメイクやルームサービスを利用したときに10香港ドル（約140円）をチップとして渡します。
また、チップ以外にそもそもクレジットカードが使えない場所もいくつかあります。
特に地下鉄やエアポートエクスプレス、バス、トラムなどは現金払いしかできませんし、タクシーも現金で支払うのが一般的です。香港旅行中に交通機関を使う機会も多いはずですので、事前に調べてある程度の現金を用意しておきましょう。
クレジットカードを使ってお得に香港を楽しもう！
以上が「現金を両替するよりもクレジットカードの方がレートがお得」というのは香港でも当てはまるという話でした。
クレジットカードを持っていない人は、今回の香港旅行を機に発行してみてください！お得なのはもちろん、お金の管理の楽さや手持ちを気にするストレスからも解放されますよ。
また、クレジットカードを持っている人もJCBやアメックスは使いづらいので、VISAかMasterCardを支払い用として準備しておいてくださいね！
香港旅行におすすめのクレジットカードはこちら↓で解説しています。
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