ICチップが付いていれば偽装やスキミングが難しくなるため、海外利用での不正利用を事前に防ぐことができます。アメックスカードは頑なにICチップの搭載を渋っていましたが、2015年10月からICチップを順次搭載するようになりました。2018年現在は、新規で発行すればICチップ付きのアメックスカードを受け取ることができます。
ICチップが付いていれば海外旅行の支払いでも便利に
ICチップが付いていれば気軽に支払いとして使うことができます。支払いの際には4桁の暗証番号の入力が必須となるため、仮にカードを紛失した場合も不正利用される心配がありません。
また、ICチップは券売機でも活躍してくれます。
店員がいればアメックスカードというだけでたいていの場合は決済することができますが、無人の券売機ではICチップ付のクレジットカードでなければ支払いできないことがあります。特にヨーロッパでは美術館の入場券や電車の切符を券売機で購入しますので、ICチップが付いていなければ何かと不便です。
一応窓口で購入もできますが、わざわざ行列に並ぶのは時間的にももったいないです。
そのため昔はICチップ付きのVISAやMasterCardを持っていく必要がありましたが、今はアメックスカードだけでも十分対応することができます。
ICチップが付いていてもキャッシングはできないので注意
ICチップが付いていれば海外ATMでキャッシングも可能ですが、アメックスにはキャッシングサービスがありません。法人用アメックスカードであれば現在もキャッシングサービスが用意されていますが、個人用カードにはありませんので、海外キャッシングを考えている場合はVISAやMasterCardのクレジットカードを用意しておきましょう。
ICチップ付きアメックスカードを再発行する場合はカード番号が変わる
すでにアメックスカードを持っており、これからICチップ付きのアメックスカードを再発行する場合はカード番号が変わってしまうので注意しておきましょう。カードが期限切れになれば、新しくICチップ付きのアメックスカードが手元に届きます。
ICチップ付きアメックスカードを再発行はデスクに電話するだけでOK。だいたい5日~1週間程度で手元に新しいカードが届きます。
まとめ
アメックスカードは「海外旅行では支払いが不便」だと言われてきましたが、最近では随分とマシになりました。私もアメックスグリーンを保有していますが、小さいお店意外は基本的に使えなかったことはありませんし、国内でもJCBと提携してくれたため7割ぐらいの店舗で使うことができます。
旅行関連のサービスは相変わらず優れていますので、ますます優秀なカードになってきた印象です。「これからアメックスカードを発行しようかな~」と考えている方はおすすめですよ。
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