ハワイ・ホノルルを含め、アメリカ旅行ではクレジットカードは必須です。持っていないあらゆる場面で不利になってしまいます。
クレジットカードを持たずにアメリカを旅行するのは、銃を持たずに戦場に出るようなもの。
しかし、日本だとクレジットカードがなくても生活できるので、カード自体に縁がなかった人も多いはず。
そこで今回は「アメリカ旅行でクレジットカードがない場合、どういったデメリットがあるのか?」をご紹介していと思います。
目次
搭乗員付きツアーならクレジットカードがなくてもOK
デメリットを紹介する前に、前提として「搭乗員付きツアー」と「個人旅行(搭乗員なしのパックツアー含む)」でクレジットカードの必要性は変わってきます。
- 搭乗員付きツアー:現金払いだけでもOK
- 個人旅行:クレジットカード必須
ツアーの場合はホテル料金やレンタカーの支払いなどがなく、お金を使うのはショッピングやお土産を買う時ぐらいです。クレジットカードの利用頻度が少なく、持っていなくても存分に旅行を楽しむことができます。
しかし、個人で計画して旅行に行く際はあらゆる場面でカードが必要になってきます。
ザっと考えられるだけでもホテルのデポジット、レンタカーの支払い、ガソリンスタンドの支払いなどなど。後ほど詳しく解説しますが、これらはクレジットカードがなければ、かなり面倒です。
また、個人旅行中に盗難やスリ・強盗に現金を全てを奪われた場合、大使館へ助けを求めに行くための費用すら捻出できません。旅行期間が長いほど大金を持ち歩かなければならず、スリや強盗に合う確率も高くなります。
一方、クレジットカードの場合は盗んでも本人以外使用できないので、スリや強盗がわざわざ狙うことはありません。
旅行者の場合はカードが無くなった時点ですぐにカードの利用を止めますからね。盗むメリットがありません。
デメリット1.ホテルの予約ができない&デポジットが払えず泊まれない
旅行へ行く前に自宅からホテルを予約しますよね?
日本だと現金で支払いできますが、アメリカではクレジットカード支払いにしか対応していないことも多いです。特に人気のホテルやおすすめのホテルなどは、ほぼ間違いなくカード支払いです。
仮に現金で支払えたとしても、カウンターではデポジットのためにカードの提示を求められます。こちらは必ずあります。
デポジットとは?
デポジットとは、支払保険金(預り金)のこと。宿泊途中に無断で逃げられてもいいようにチェックイン時にデポジットを払わせることで損を防ぐのが目的です。クレジットカードでデポジットを支払わせれば後からカード会社に請求できますし、現金を支払わせておけばいつ逃げられても問題はありませんからね。
また、アメリカのホテルではミニバー利用料金や電話代、クリーニング代などがレイトチャージとしてチェックアウト時に請求されることがあります。「旅行中に現金を使いすぎて手持ちがない…」となってしまうと大変です。
万が一の請求にも対処できるのがクレジットカードのメリットだと言えます。
デメリット2.レンタカーが借りられない
広大な土地であるアメリカでは車が必須。
アメリカのレンタカーをクレジットカードなしで借りることは100%できません。10万円以上のデポジットを支払っても「免許証だけでは万が一の保証ができないので貸せません」と断れてしまいます。
クレジットカードを複数枚提出させられることもある
少し余談ですが、VISAやMasterCardの場合は、クレジットカードを2枚提出させられることもあります。
それほど海外旅行者に対しては慎重に車を貸し出すようになっていますので、現金だけで借りるのは、かなりの難易度です。
レンタカーを借りる予定がある場合は、複数枚のカードを持ち歩くようにしましょう。
また、アメリカではステータスカードであるアメックスブランドのカードなら「1枚提出でOK」の場合も多いです。
やはりアメックス発祥の地ですからね。日本でJCBの信用度が高いようにアメリカではアメックスの信用度が高いです。
もしクレジットカードを持っていない場合は、今回のアメリカ旅行を機にアメックスを発行するのも悪くありませんよ。
関連記事:【年会費無料キャンペーンあり】アメックスグリーンは海外旅行に強い?海外旅行保険や特典について解説
デメリット3.両替手数料がもったいない&現金がなくなったときが大変
現金を所持するためには日本円から米ドルへの両替が必要ですが、両替手数料が結構かかります。
特にアメリカ現地の両替所は手数料の差が激しく、1万円で500円近くの手数料の差が出ます。世界的に見ても、この手数料の差はでかすぎますね。
一方、クレジットカードのショッピング利用でかかる手数料は1.6~1.63%ほど。1万円なら16円ぐらいですね。
クレジットカードなら余計な手数料は発生しませんし、利用限度額さえ越えなければいくらでも使うことができます。年会費無料のクレジットカードでも限度額80万円ぐらいあるので、よっぽど無茶な支払いをしなければ1枚のカードだけで支払いをできるでしょう。
まとめ – 最低でも2枚のクレジットカードを持っておこう
以上が、アメリカ旅行でクレジットカードがない場合のデメリットです。
とにかく不便なことが多いですし、現金だけでは万が一の盗難に対処するのが難しいので、クレジットカードは必ず持っておきたいですね。
お店によっては国際ブランドの問題で使えないことがあったり複数枚のクレジットカードを請求されることもあるので、最低でも2枚のクレジットカードを用意しておくこと。VISAとMasterCardは必ずどちらか1枚用意しておきましょう。
VISA、MasterCard、アメックスを1枚ずつ持っておくのが完璧な状態です。JCBは使えないことが多いので注意。
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