JCBはアメリカで使えない?アメリカ旅行経験者からの警告

JCBはアメリカで使えない!アメリカ旅行経験者からの警告「JCBはアメリカでは使えない」という話をよく聞きますが、JCBのクレジットカードしか持っていない人にとっては「本当に使えないの?新しくVISAとかMasterCardを発行するのは面倒なんだけど…」という感じですよね。

15年前からアメリカ発祥の大手国際ブランドであるDISCOVER(ディスカバー)と提携し、DISCOVER提携店でJCBも使えるようになりましたが、実際のところどうなのでしょうか?

私自身、つい先月もアメリカに行ってきたばかりなので、2020年現在のアメリカ内のJCB最新事情についてご紹介していきたいと思います!

【少し補足】
当ページでは主にアメリカ本土でJCBを仕様する場合について記載しています。ハワイとグアムでのJCBの使いやすさを知りたい方は「ハワイ旅行にクレジットカードは必要?クレジットカード事情を解説」をご参考ください。

JCBの提携店は日本人観光客の多い場所しかない

まず結論から言うと、2020年現在もアメリカ本土ではJCBは使いづらいです。

日本人観光客の多いニューヨークやラスベガスなどはJCBが使えるお店も多い(といっても、VISAに比べると圧倒的に少ない)ですが、中規模の都市や田舎に行くと全く使えなくなります。

初めてアメリカ旅行に行く人であれば観光ブックを参考にするので、マイナーな地域に行くことも少ないでしょうが、コアな旅行を楽しみたい人ほど注意が必要です。

また、仮にニューヨークやラスベガス、ロサンゼルスなどを観光するにしても、小さなお店やレストランなどでは使えませんので、JCBだけの旅行は不安が残ります。

DISCOVERの店舗でも使えるようになっているが…

DISCOVERのロゴ↑DISCOVERのロゴ↑

JCBはDISCOVERと提携しているため、DISCOVERのロゴが記載されているお店(DISCOVER提携店)でも使うことができます。

関連記事:アメリカで利用できる主な加盟店 | JCBブランドサイト

DISCOVERとは、アメリカを中心に展開している国際ブランドのことです。

日本で言うところのJCB的な立ち位置であるため、日本国内のほぼ全てのお店でJCBが使えるように、アメリカ国内でDISCOVERが使える場所は非常に多いです。

DISCOVERの公式サイトでも、アメリカ国内での利用率に関して以下のように説明されています。

1. Discover is Accepted at 96 Percent of Merchants That Accept Credit Cards in the U.S.
Whether you’re filling up at the gas station, shopping online or buying a gift at a local store, chances are that Discover credit cards are accepted. In fact, based on the Nilson Report, Discover is accepted at more than 11 million merchants in the United States, including big-box stores, online retailers and your favorite neighborhood coffee shops.

(1. Discoverは、米国でクレジットカードを受け入れる加盟店の96%で受け入れられています。
ガソリンスタンドでいっぱいになったり、オンラインショッピングをしたり、地元の店でギフトを購入したりする場合でも、Discoverクレジットカードが受け入れられる可能性があります。実際、Nilson Reportに基づくと、ディスカバーは、大型店、オンライン小売店、お気に入りの近所のコーヒーショップなど、米国の1100万人以上の商人で受け入れられています。)

引用元:What You Need to Know About Discover Card’s Acceptance | Discover

クレジットカードが使えるお店の96%で使えるわけですから、ほぼ全てのお店で使えるといっても過言ではなさそうですね。

しかし、DISCOVER提携店でJCBを使うと「店員がJCBを知らずに支払い拒否される」トラブルが発生することがありますので、実際にはもう少しだけ使い勝手が悪くなります。

店員がJCBを知らずに支払い拒否される

JCBは日本発祥の国際ブランドであるため、日本国内に住んでいると当たり前の存在に感じます。

しかし、世界的に見るとJCBはVISAやMasterCardの比べると提携店が少なく、知名度も低いです。

今回、初めてDISCOVERの存在を知った人も多いかと思いますが、アメリカ人からするとJCBがまさにそのような感じ。「JCBなんて初めて聞いた!」という人も珍しくありません。

そのため、DISCOVERが使えるお店でも「JCBなんて知らない」といった理由で、支払い拒否をされるケースがあります

旅井
旅井

日本でもそうですが、意外と店舗側が国際ブランドの知識を持たずに「とりあえず契約しておこう」といった感覚で提携店になっていることがあります。

飲食店やスーパーでの買いものなら、仮にJCBのクレジットカードが使えなくても現金で支払うことが可能ですが、ホテルのデポジットで拒否されてしまうとかなり面倒

宿泊料金の1倍~3倍の現金を米ドルで用意するのは大変ですし、それほどの大金を持ち歩くのは犯罪リスクが高く危険です。

また、私は知りませんでしたが、JCBのロゴがなくDISCOVERのロゴしかない場所では、支払いエラーが出るケースもあるようです。

おそらく、こちらは決済機械の問題だと思います。

例えば、JCBと提携する前からDISCOVERと提携しており、一度も決済機械を変更していなければ、JCBのクレジットカードがエラーになってしまうのもうなづけます(ちなみに、JCBとDISCOVERの提携は2005年から)。

機械的なエラーは珍しいことではなく、旅行者の間では「経験したことがある」という人も多いですので、やはりJCBのクレジットカードだけでアメリカ旅行へ行くのはおすすめできません。

旅井
旅井

スムーズに支払いを済ませるためにもVISAやMasterCardを使うのが無難です。

JCBをアメリカ旅行で使う2つのメリット

支払い用としては不安が残るJCBですが、サブカードとして使うのはありです。

なぜなら、JCBにはVISAやMasterCardにはない以下のメリットがあるからです。

  • 海外キャッシングのATM手数料が無料
  • ラウンジがあるから、現地スタッフから日本語サポートを受けられる

メリット1.海外キャッシングのATM手数料が無料

海外キャッシングを行う場合、ATM手数料が100円~200円(税抜)かかりますが、JCBのクレジットカードなら原則無料です。

ATM手数料は1回だけなら大した額ではありませんが、2回、3回…と回数が増えるたびにジワジワと損をするため、中長期の旅行を計画している人こそ持っているとお得です。

メリット2.現地のラウンジで日本語サポートを受けられる

JCBは各国にJCBプラザまたはJCBプラザ ラウンジと呼ばれる会員用ラウンジを用意しています。

アメリカ本土ではロサンゼルスやラスベガス、サンフランシスコ、ニューヨークなど都市部を中心に配置されています。

 JCBプラザJCBプラザ ラウンジ
場所
  • ロサンゼルス
  • ラスベガス
  • サンフランシスコ
  • ニューヨーク
  • オーランド
  • ロサンゼルス

JCBプラザやJCBプラザ ラウンジでは、現地スタッフによる日本語サポートを受けることができますので、アメリカ旅行をより快適なものにすることができます。

また、クレジットカードを失くした場合も、JCBプラザやJCBプラザ ラウンジへ行くことで、すぐに替わりの仮カードを発行してもらえますので、スムーズに旅行を再開することが可能です。

【JCBプラザ/JCBプラザ ラウンジ共通サービス】

  • JCB加盟店情報および観光情報の案内
  • ホテルやレストラン、オプショナルツアーの予約代行
  • JCBカード紛失・盗難時の緊急サポート
  • 無料Wi-Fiサービス

【JCBプラザ ラウンジ限定サービス】

  • ネット、プリントアウト無料サービス
  • 日本語新聞や雑誌の閲覧
  • 現地ガイドブックや情報誌の閲覧
  • ドリンクサービス
  • マッサージ機
  • レンタル傘サービス
  • 荷物の一時預かりサービス(貴重品などは除く)
旅井
旅井

特に初めてのアメリカ旅行であれば戸惑うことも多いはず。勝手の分からない土地で相談できる相手がいるのは心強いですよ。

また、現在JCBではアメリカ本土への旅行者を対象にチャット相談も行っています。

LINEで直接ロサンゼルス在住スタッフに質問や相談ができますので、事前に登録しておくといいでしょう。

JCBのLINEチャット相談の詳細はこちら

JCBで海外キャッシングできるATMの見分け方

JCBのクレジットカードでキャッシングできるATMには、以下のロゴが記載されています。

シーラスのロゴ
↑Cirrusのロゴ↑
JCBのロゴ
↑JCBのロゴ↑

JCBのロゴに関しては特に解説しなくてもわかるでしょう。

Cirrus(シーラス)とは、MasterCardが中心となって運営している銀行のオンラインシステムです。VISAが運営するPLUSと並ぶ世界的なオンラインシステムであり、世界中どこのATMでもCirrusが利用されています。

JCBはCirrusと提携しているため、Cirrusのロゴが入ったATMでキャッシングが可能です。

海外ATMではJCBのロゴが入っておらず、Cirrusのロゴを見かけることの方が多いですから、必ず覚えておきましょう。

まとめ:やっぱりアメリカで使いやすいのはVISA

やはり、アメリカでも一番使いやすいのVISAです。私もJCBは好きですが、どう頑張っても支払い面ではVISAの勝ちです。

「JCBは観光地では使える」というのも間違いはないですが、店員の認識不足で使えなかったり、意外な場所で対応していなかったりすることもあります。

わざわざJCBが使えるお店を探し回るのも時間がもったいないですし、それなら無理にJCBのクレジットカードだけでアメリカ旅行に行く必要はありません。

せっかくの楽しい旅行が台無しです。

また、単純に原因不明のエラーでカードが使えないこともあるので、必ず2~3枚はクレジットカードを持っていきましょう。

海外旅行初心者だとクレジットカード1枚で行く人もいますが、本当に危険ですからね。

当サイトでも、アメリカ旅行におすすめのクレジットカードをご紹介していますので、VISAのクレジットカードを持っていない方は、ぜひ参考にしてください。

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