JCB GOLD EXTAGEは20代向けのゴールドカードです。JCBのゴールドカードであるJCBゴールドも20代から申し込みが可能ですが、こちらはもう少し審査のレベルや年会費が下げられており「お試し版ゴールドカード」のような感じで使うことができます。
ゴールドカードと比較するといくつかの特典が制限されているものの、ポイント還元率はJCBゴールドよりも楽に高還元率にできるため、ポイント自体はかなり貯めやすくなっています。年会費も3,300円と手ごろですので、「ゴールドカードを使ってみたいけど年収に自信がない」という方におすすめの1枚です。
JCB GOLD EXTAGEの特徴(メリット)
年会費 | 3,300円 | |
---|---|---|
国際ブランド | JCB | |
旅行保険 | 海外/国内:最高5000万円(利用付帯) | |
ポイント | 1,000円=1.5P(OkiDokiポイント) | |
マイル還元率 | ANA/JAL/スカイ:0.3% |
- 29歳以下限定のJCBのゴールドカード!
- 5年間年会費3,300円&ポイント還元率高め
- 空港ラウンジなどゴールドカードの特典が使える
5年間年会費3,300円
JCB GOLD EXTAGEの年会費は3,300円です。JCBゴールドが11,000円ですので、3分の1以下ですね。20代の人だとまだまだ年収がそれほど高くない人も多いかと思いますので、このあたりの価格帯だとお試ししやすいのではないでしょうか。
利用できる期間は発行から5年。6年目以降はJCBゴールドへグレードアップしてもらうことができます。審査はありますが、毎月JCB GOLD EXTAGEを利用していれば問題なく発行することが可能です。
ポイント還元率は最大0.75%
JCB GOLD EXTAGEのポイント還元率は年間の利用額によって変動します。20万円以上利用すれば0.75%、20万円未満の場合は0.5%。JCBゴールドも年間の利用額によってポイント還元率が変動しますが、条件はJCB GOLD EXTAGEの方が楽ですので、効率よくポイントを貯めることができます。
それぞれのポイント還元率を比較すると以下の通り。
年間利用額 | JCB GOLD EXTAG | JCBゴールド |
---|---|---|
20万円未満 | 0.5% | 0.5% |
20万円以上 | 0.75% | 0.5% |
30万円以上 | 0.75% | 0.55% |
50万円以上 | 0.75% | 0.6% |
100万円以上 | 0.75% | 0.75% |
300万円以上 | 0.75% | 0.80% |
ポイント還元率を1.5倍(ポイント還元率0.5%)にするためには、JCBゴールドでは100万円以上必要なところ、JCB GOLD EXTAGEなら20万円で適用してもらえます。月2万円決済するだけクリアできるハードルの低さ。
また、年間300万円以上利用する場合はJCBゴールドの方がポイント還元率が高いですが、20代でこの決済額をクリアできるのであれば間違いなくJCBゴールドを発行したほうがいいです。
JCBゴールドで2年間連続で100万円以上決済すれば上位カードのJCBゴールド ザ・プレミアの招待が来ますし、JCBゴールド ザ・プレミアで300万円以上決済すればポイント還元率0.85%となり、もっとお得になります。
空港ラウンジなどゴールドカードの特典が使える
ゴールドカードになると以下のような特典が付帯されます。
空港ラウンジ無料特典 | 国内の主要空港、およびハワイ ホノルルの国際空港内の空港ラウンジが無料で利用可能になる |
---|---|
手荷物無料宅配 | JCBトラベルデスク経由で海外パッケージツアーに申込み、JCB GOLD EXTAGEで決済すると手荷物を無料で宅配してもらえる(空港~自宅間) |
ゴールド会員専用デスク | JCBゴールド会員の方専用の通話料無料のインフォメーションデスクです。カードに関する全般的なお問い合わせなどができる |
充実した海外旅行保険 | 最高5,000万円の海外旅行保険が自動付帯で補償されている |
どれもゴールドカードの基本的な特典ですので、「ゴールドカードとはどういったものなのか?」を知るのに最適です。
JCB GOLD EXTAGEのデメリット
一部のJCBゴールド特典が制限されている
JCBゴールドは先ほど紹介した特典に加えた、以下のような特典も付帯されています。
- グルメ優待サービス:全国の対象店舗にて、飲食代金の割引
- ゴルフサービス:有名コースでのゴルフコンペの開催や、全国約1,200ヵ所のゴルフ場の手配が可能
- 会員情報誌「JCB THE PREMIUM」:本物を知る大人にふさわしい、旅・食・趣味・地域情報などを掲載した冊子を毎月お届け
- 国内・海外航空機遅延保険:国内外の航空便ご利用時の乗継遅延等で生じた宿泊・飲食費および出航遅延で生じた飲食費や、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費等を補償
JCB GOLD EXTAGEではこれらの特典が付帯されていません。20代なら高級レストランを利用する回数やゴルフへ行く回数、飛行機に乗る回数など少ない人が多いため、このあたりの特典が削られているのでしょう。
もし魅力を感じる特典があるのであれば、思い切ってJCBゴールドにチャレンジしてみるのもありです。
QUICPay一体型のカードが作れない
JCBゴールドならQUICPay一体型のカードを作ることができますが、残念ながらJCB GOLD EXTAGEでは作ることができません。最近はApple PayやGoogle Payを利用してQUICPayを利用できるため重要視する人も少ないかと思いますが、一体型で使い慣れている方は注意しておきましょう。
ポイントが一番貯まりやすいわけではない
JCB GOLD EXTAGEはJCB一般カードに比べて1.5倍のポイント還元率(0.75%)が魅力の1つですが、実は一番ポイントが貯まるわけではありません。JCBカードで一番ポイントを貯められるのはJCB CARD Wです。
JCB CARD Wは常にポイント還元率1.0%あり、JCB一般カードと比べると2倍貯まりやすいです。特約店などでもJCB CARD Wの方がもらえるポイントが多いため、たくさんポイントを貯めてお得になりたい場合はJCB GOLD EXTAGEはおすすめできません。
JCB GOLD EXTAGEのメリットは『格安でJCBゴールドの特典を体験できること』にありますので、この点に魅力を感じるかどうかで発行を判断しましょう。
まとめ
JCB GOLD EXTAGEの特徴を考えると、JCBゴールドを手頃な価格で使ってみたい人が一番満足度が高くなります。使い続ければ本物のJCBゴールドにグレードアップするこも可能ですので、たくさん使って損することはありませんよ。
JCB GOLD EXTAGEのスペック
カード名 | JCB GOLD EXTAGE | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 年齢20歳~29歳 | |
年会費 | 3,300円 | |
家族カード | 1人目:無料、2人目以降:1,100円 | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 通常1週間程度 | |
国際ブランド | JCB | |
マイル | ANA:0.3%、JAL:0.3% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5000万円 |
傷害治療補償 | 200万円 | |
疾病治療補償 | 200万円 | |
救援者費用 | 200万円 | |
賠償責任 | 3000万円 | |
携行品損害 | 100万円 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5000万円 |
入院日額 | 5000円 | |
通院日額 | 2000円 | |
ショッピング利用枠 | 公式サイト参照 | |
海外キャッシング利用枠 | 公式サイト参照 | |
電子マネー | QUICPay | |
ポイント還元率 | 0.50%~0.75% |
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