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JCB CARD WはJCBの最新OS(オリジナルシリーズ)であり、いわゆる「最新のJCBカード」です。39歳以下なら年会費無料でポイント還元率も他のJCBカードの2倍なので、正直今からJCBカードを発行するならJCB CARD Wで間違いありません。
実際に私自身も、ちょうど1年前に「JCBカード1枚欲しいな~、どれがいいんだろ?」と思い調べた結果、JCB CARD Wが最強だと分かり発行しました。
そして1年間使い続け、期待通りによかったと感じた部分や使って初めて分かったデメリットに気付くことができました。
このページでも、私の体験を交えながらJCB CARD Wのメリット・デメリットをレビューしていますので、ぜひ発行の判断材料として活用してください。
JCB CRAD W届いた(*゚∀゚*)
申し込みから4日ぐらいで届くのはありがたいね。さっそくGoogle Payに登録してポイント2倍の威力をチェックする₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾ pic.twitter.com/4Y1FdbtZAZ— 旅井@旅行とクレカが好き (@tabi_card) November 18, 2018
ちなみに、女性用保険が付いているJCB CARD W plus Lというものもあります。
JCB CARD Wの4つのメリット
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | JCB | |
旅行保険 | 海外:最高2000万円(利用付帯) | |
ポイント | 1.00%~10.50% / 0.50%~10.00%(OkiDokiポイント) ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 | |
マイル還元率 | ANA/JAL/スカイ:0.6% |
- ずっと年会費無料
- ポイント還元率1.0%で普通のカードの2倍貯まりやすい
- 世界中で利用できるお得な優待割引がある
メリット1.ずっと年会費無料で使い続けられる
まず1つ目のメリットが『JCB CARD Wはずっと年会費無料で使える』ということ。
年会費無料のクレジットカード自体はそれほど珍しくないため「ふ~ん」と流されがちですが『年会費が発生しない = 損をしない』と言えますので、大きなメリットです。
クレジットカードで損をするケースと言えば
- 発生する年会費以上のポイントを貯められない
- 発生する年会費以上の特典を利用できていない
の2つが挙げられますが、年会費無料であれば、どちらの問題も発生しないわけですからね。
ちなみに、これまでJCBは有料のクレジットカードしか発行していませんでしたので、JCB CARD Wが初の年会費無料JCBカードとなります。
勝手にゴールドカードになる心配もない
40歳以上になったとしてもJCB CARD Wの年会費はずっと無料で使えるのも大きなポイント。
クレジットカードの中で、特に若年層向けのカードに関しては年会費無料のものも多いですが、三井住友カード デビュープラスのように「○○歳になったらゴールドカードに自動更新」となっていることもあります。
ゴールドカードになれば5,000円や10,000円などの高額な年会費が発生しますので、興味がない人にとってはありがた迷惑ですよね?
一般カードへの切り替え手続きも面倒ですし、マイページをチェックする習慣がない人だとゴールドカードが手元に届いてから気づくケースもあるかもしれません。
そう考えると、勝手に上位カードに更新されないJCB CARD Wは、勝手に上位カードへ更新されるわずらわしさもなく、楽です。
「39歳以下しか申し込めない」となっているので40歳以上から自動更新になると勘違いしやすいですが、実際に管理人がJCBへ問い合わせて「40歳以上もそのまま使える」と回答をもらいましたので、心配はありませんよ。
関連記事:【問い合わせてみた】JCB CARD Wにインビテーションなし!40歳以上になっても使い続けられます
私自身、年会費が発生するカードも何枚か保有していますが、やはり年会費無料だと「まあ使わなくても損しないし…」と気楽に使えるのが嬉しく感じます。
メリット2.ポイント還元率1.0%で普通のカードの2倍貯まりやすい
JCB CARD Wの2つ目のメリットは『ポイントが貯まりやすい』ということでしょう。
JCB CARD Wは1,000円利用ごとにOkiDokiポイント(JCBのポイントサービス)が2ポイント貯まります。
OkiDokiポイントは1ポイントで5円分の価値がありますので、ポイント還元率にすると1.0%になります。
他のJCBカードはポイント還元率0.5%が基本であり、JCBスターメンバーズと呼ばれるポイントアップ制度を使っても最大0.75%までしか上げられませんので、JCBカードの中で一番ポイントが貯めやすいと言えます。
カード名 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | JCBスターメンバーズ |
---|---|---|---|
JCB CARD W | 無料 | 1.00%~10.50% / 0.50%~10.00% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 | × |
JCB一般カード | 1,375円 ※新規発行終了 | 0.5%~0.75% | ○ |
JCBゴールド | 11,000円 ※初年度年会費無料 | 0.5%~0.8% | ○ |
JCBゴールド ザ・プレミア | 年100万円以上:5,500円 年100万円未満:11,000円 | 0.5%~0.85% | ○ |
JCBプラチナ | 27,500円 | 0.5%~0.85% | ○ |
JCBザ・クラス | 55,000円 | 0.5%~0.85% | ○ |
JCB CARD EXTAGE | 5年間無料 ※新規発行終了 | 0.5%~0.65% | × |
JCB CARD WはJCBスターメンバーズの対象外ですがポイント還元率が一番高いです。
また、クレジットカードの平均ポイント還元率は0.5%と言われていますので、ポイント還元率1.0%あるJCB CARD Wは他のクレジットカードと比較してもポイントが貯まりやすいカードだと言えます。
ポイントの貯まりやすいクレジットカードで有名な楽天カードもポイント還元率1.0%ですので、JCB CARD Wがいかにポイントの貯まりやすいJCBカードであるかが分かりますね。
貯めたポイントは他社ポイントやJCBギフトカード、マイル、通販の代金、国内テーマパークの入園チケット、他社ポイントへのチャージ分などに交換することができます。使い勝手に困ることはありません。
私はパークチケットの交換に一度使い、その他ではnanacoやAmazonの購入代金として少しずつ使ったりしています。発行前からこの使い方を考えていましたので、狙い通りに使えて満足しています。
関連記事:OkiDokiポイントの使い道
また、海外旅行や海外の通販サイトでJCB CARD Wを使った場合、自動的にもらえるポイントが2倍になるのも大きな魅力。
特に韓国やタイ、ハワイなどではJCBの提携店が比較的多いので、海外現地のショッピングや飲食でもポイントをザクザク貯めることができます。
メリット3.提携店で最大ポイント10倍!
ただでさえポイントの貯まりやすいJCB CARD Wですが、ORIGINAL SERIESパートナーと呼ばれる提携店で使うとさらに多くのポイントをもらうことができます。
個人的にはAmazonのポイント3倍とセブンイレブンのポイント3倍、スターバックスのポイント10倍に魅力を感じ、JCB CARD Wを発行しました。
実際にセブンイレブンとAmazonだけに絞って使ったときの明細を見てみると、
5,972円使って『6ポイント + 18ポイント(ポイント3倍ボーナス)の計24ポイント』を貯めることができました(このときは他のクレカをメインに使っていたため利用額は控えめ)。
JCBのポイント(OkiDokiポイント)は1ポイント=5円相当の価値がありますので、約6,000円で120円還元された計算になります。
また、今回はAmazonで直接買い物しましたが、OkiDokiランドを経由するとさらに1倍追加で合計4倍のポイントがもらえますので、もっと高還元率にすることができます。
JCB CARD WのAmazonでのポイントの貯めやすさやお得さは【JCB CARD W】Amazon使い倒し徹底ガイド【2020年版】でも解説していますので、あわせてご覧ください。
Amazonでのお得度を詳しく比較したい場合はJCB CARD WとAmazon MasterCardクラシックを比較したページをご覧ください。
メリット4.QUICPayで財布からお金を出す機会がなくなる
私はJCB CARD Wを発行したことをきっかけにQUICPayを使うようになりました。平日の昼食はセブンイレブンで買っていたので、今はQUICPayだけで支払うようになりました。
使ってみて思いましたが本当に便利ですね(笑)。万が一のために財布は持って行きますが、Google Pay経由でスマホでピッとするだけ決済できるので、現金を使う機会が大幅に減りました。
単純にめんどくさくなくなったので個人的にはかなり嬉しいです。
また、QUICPayで支払った金額もポイントの対象となります。私もGoogle Pay経由でQUICPayを使用していますが、しっかりと毎月ポイントが付与されています。Apple Payでも同様です。
JCB CARD Wの5つのデメリット
私自身、JCB CARD Wを発行する前にネットで情報を集めているとき「いいことばかり書いてあってデメリットが分からないな」と感じましたが、1年使ってみて「ここがデメリットかもな」と感じる部分が5つ見つかりました。
- 40歳以上は申し込みできない
- 人によってはOkiDokiポイントの使い道がない
- QUICPay以外の電子マネーに対応していない&チャージでポイントが貯まらない
- 海外では使えないこともある
- 海外旅行保険が平均額しか補償されない
40歳以上は申し込みできない
これだけメリットの多い魅力的なカードですが、40歳以上は申し込むことができません。私は当てはまっていないので発行するとき全くデメリットに感じませんでしたが、もし40歳だったら「なんで若い奴だけ…」とちょっとだけ思っていたかもしれません(笑)
人によってはOkiDokiポイントの使い道がない
OkiDokiポイント(JCBのポイント)は様々なものに交換できますが、逆を言えば使い道がないのであれば発行するメリットは大きく薄れます。
発行前にOkiDokiポイントの交換先を確認しておいた方が良いでしょう。
ポイントを効率よく貯められるようになると、逆に『ポイントの使い道』に困ることが多くなります。少なくとも上記の使い道で「あまり普段から使っているものがないなぁ…」と思うのであれば、残念ながらJCB CARD Wの発行はおすすめできません。
QUICPay以外の電子マネーに対応していない&Suicaチャージでポイントが貯まらない
基本的にJCB CARD WはQUICPayにしか対応しておらず、楽天EdyやPASMO、WAONなどにはチャージすることができません。
また、チャージ可能なnanacoやモバイルSuica、SMART ICOCAはポイントが貯まらないため、お得度は減ります。
私も普段はGoogle Pay経由でSuicaをチャージしているので、発行前は「もったいないな~」と悩みました。結局セブンイレブンやAmazonのお得度を優先して妥協しています(汗)
海外では使えないこともある
JCB CARD Wに限らずJCBのクレジットカードは国によって使えないことがあります。私の調査ではハワイや韓国、シンガポールあたりは使えますが、その他の国では使えないことの方が多かったです。
VISAやMasterCardなどにはないJCBならではのメリットも多いのですが、支払い用としてVISAかMasterCardのクレジットカードを準備しておきましょう。
JCB CARD Wの海外旅行での使いやすさやメリットなどはJCB CARD Wは海外で使える?:海外旅行保険や空港ラウンジ、海外キャッシング情報まとめで詳しく解説しています。
海外旅行保険が平均的な額しか補償されない
もう1つ海外旅行好き向けの情報を。JCB CARD Wの海外旅行保険の内容は以下の通り。
傷害死亡・後遺障害 | 最大2,000万円 |
---|---|
傷害治療補償 | 最大100万円 |
疾病治療補償 | 最大100万円 |
救援者費用 | 最大100万円 |
賠償責任 | 最大2,000万円 |
携行品損害 | 最大100万円 |
特に利用頻度の高い傷害治療補償(ケガの治療費を補償)と疾病治療補償(病気の治療費を補償)に注目してみると、それぞれ最大100万円補償されていることが分かります。
年会費無料のクレジットカードで最大100万円の補償は平均的。1円も補償してもらえないカードと比べるとマシですが、エポスカードや楽天カードのように最大200万円以上補償してくれるカードがあることを考えると、デメリットだと言えます。
ただ、海外旅行に行く前にこれらのカードを予備のカードとして発行しておけば補償額を合算することができますので、対策することは十分可能です。
JCB CARD Wのレビュー総評
総評としては「ほとんどの人がメリットしかないJCBカード」といった感じ。年会費無料の時点で損することがないため「デメリット」というのも変な話ですが、ポイントの使い道がない人だけ注意したほうがいいです。発行しただけでほとんど使わないカードになってしまいます。
その他のデメリット(海外での使いづらさや海外旅行保険など)に関してはサブカードとして別のクレジットカードを発行しておけば回避することができますので、特に大きなデメリットではないでしょう。
JCB CARD WはJCBが『ステータス性よりもお得度を求める』時代の流れにあわせて作ったクレジットカードですので、
- 年会費をかけずにJCBカードを使いたい
- 効率よくAmazonでポイントが貯められるクレジットカードが欲しい
- ポイントでパークチケットが最も簡単に手に入れられるカードが欲しい
といったお得度重視の使い方を考えているのであれば、JCB CARD Wを選んで間違いありません。JCB CARD Wの申込ページはこちら
具体的な申し込み方法や流れを知りたい方はJCB CARD Wの申し込み方法を画像付きで解説:実際に申込んでみたもあわせてご覧ください。
また、その他にJCB CARD Wについて知りたい場合や他のクレジットカードを比較したい場合は、以下のリストをご活用ください。
【JCB CARD Wをより詳しく知るリスト】
JCB CARD Wのスペック
カード名 | JCB CARD W | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 年齢18歳~39歳 | |
年会費 | 無料 | |
家族カード | 無料 | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 通常1週間程度、最短3営業日 | |
国際ブランド | JCB | |
マイル | ANA:0.3%、JAL:0.3%、スカイ:0.3% | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最大2,000万円 |
傷害治療補償 | 最大100万円 | |
疾病治療補償 | 最大100万円 | |
救援者費用 | 最大100万円 | |
賠償責任 | 最大2,000万円 | |
携行品損害 | 最大100万円 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – |
入院日額 | – | |
通院日額 | – | |
ショッピング利用枠 | 公式サイト参照 | |
海外キャッシング利用枠 | 公式サイト参照 | |
電子マネー | QUICPay、楽天Edy | |
ポイント還元率 | 1.00%~10.50% / 0.50%~10.00% ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 |
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