【初心者向け】空港ラウンジについて種類や利用方法を解説

【初心者向け】空港ラウンジについて種類や利用方法を解説旅行の時に便利なのが空港ラウンジ。当サイトでもクレジットカードの特典として空港ラウンジを使えることを紹介していますが、意外と「空港ラウンジなんて初めて知った」という方も多いです。

そこで今回は空港ラウンジについてご紹介していきたいと思います。

空港ラウンジとは

空港ラウンジは、飛行機の待ち時間を快適に過ごせる空間のこと。普通、飛行機を待っている時間は「搭乗口近くの椅子」で過ごすかと思いますが、あそこって人が多いですし、GWや年末年始などの長期休暇の場合は小さい子供が騒いだりして結構うるさいですよね。

逆に小さなお子さんを連れて旅行に行かれている方は「子供が騒いで他の人に迷惑をかけてしまって居心地が悪い」と感じているかと思います。

少し落ち着ける場所で過ごそうと思って飲食店に入っても、空港内の飲食店は値段もそこそこしますので、ちょっともったいないです。

そんなときに役立つのが空港ラウンジ。ラウンジ内にはゆったり座れるソファーやフリードリンク、最新の新聞や雑誌などが提供されています。ラウンジによっては軽食やアルコール類、シャワールームなども用意されており、ちょっとしたホテル感覚で利用することもできます。

カップルや家族で旅行へ行くときは一緒にジュースやコーヒーを飲みながら談笑して過ごせますし、出張なら電源の完備された机やソファーで仕事をしながら飛行機の待ち時間を過ごすことができます。

空港ラウンジには2種類ある

空港ラウンジの種類「空港ラウンジ」と言っても2種類用意されており、微妙に違いがあります。

カード会社の空港ラウンジ

クレジットカードのゴールドカード以上に付帯されている特典で入ることができる空港ラウンジ。「カードラウンジ」と呼ばれます。

ソファーやフリードリンクなどが提供されており、空港によってはビールなどのお酒類が1杯無料で貰うことができます。

基本的には誰でも入ることができ、利用料は1人1,000円程度で、ゴールドカードやプラチナカードを持っていると無料で入ることができます。ただ、このように利用のハードルが低いため作りは結構質素ですし、時期によっては混雑していることもあります。

国内空港であれば設置されています。

航空会社の空港ラウンジ

一方、JALANAなどの航空会社が提供している空港ラウンジは「VIPラウンジ」と呼ばれ、限られた条件を満たさなければ入れないため、カードラウンジよりも高級です。

一番わかりやすい違いで言うと、こちらはアルコールも飲み放題です。ビールはもちろん、ウィスキーやハイボール、焼酎など何でもあります。もちろん、おつまみも無料。

また、カードラウンジでは軽食のみでしたが、航空会社の空港ラウンジではビュッフェや高級レストランのような食事が無料で食べられます。おそらく空港内の飲食店よりも豪華ですので、これだけでも大きな価値があります。

場所も搭乗口の近くにあるため、搭乗時間ギリギリまでくつろげます(カードラウンジは場所によっては結構離れていることも)。

空港ラウンジの利用方法

空港ラウンジの利用方法空港ラウンジを利用するときは予約は必要ありません。入口のカウンターで航空券と空港ラウンジ特典の付いたクレジットカードを提示すれば入ることができます。クレジットカードがない場合でも、現金やマイルを払って入ることもできます。

さらに、航空会社が提供する空港ラウンジを利用する場合は、以下の条件のいずれかを満たす必要があります。

  • ビジネスクラス以上の航空券を持っている
  • 航空会社の上級会員になっている
  • プライオリティ・パスを持っている(ラウンジによっては使えない)

ビジネスクラス以上の航空券は1枚で数十万円しますし、上級会員もその航空会社の飛行機に何十回も乗らなければなることができませんのでハードルが高いです。まさに「ヘビーユーザー専用のラウンジ」と言えますね。

プライオリティ・パスがあれば比較的簡単に航空会社の空港ラウンジが使える

プライオリティ・パスプライオリティ・パス世界中の空港ラウンジを利用できる会員カード。残念ながら国内ではプライオリティ・パスで入れるJALやANAの空港ラウンジはないのですが、大韓航空やスターアライアンスの空港ラウンジなら入ることができます。

空港名プライオリティ・パスで入れる航空会社空港ラウンジ
成田空港第1ターミナル KAL ラウンジ(大韓航空)
関西国際空港KAL ラウンジ(大韓航空)
中部国際空港・KAL ラウンジ(大韓航空)
・スターアライアンス ラウンジ
福岡空港KAL ラウンジ(大韓航空)

国内だと使える場所がほとんどありませんので、国内旅行をメインで楽しむ人はゴールドカードを発行してカードラウンジを使ったほうがコスパがいいです。さらに言えば下のページでも紹介しているように、じゃらん楽天トラベルなどでポイントがたくさん貯まるクレジットカードを使ってホテル代を安くするほうがお得度は高いです。

ただ、海外へ行けば普通に航空会社の空港ラウンジに入ることができますので、海外旅行好きの人や海外出張が多い人ならぜひプライオリティ・パスを持っておきたいですね。特に海外は飛行機の待ち時間も長いですし。

20代ならJAL CLUB ESTでサクララウンジ(JALの空港ラウンジ)に入れる!

JAL CLUB EST20代であればJAL CLUB ESTと呼ばれるJALのクレジットカードを持っていることで、JALの空港ラウンジ「サクララウンジ」を無料で利用できるようになります。普通なら日本とアメリカを年に30回以上往復してなれる上級会員しか入れないラウンジですから、ただクレジットカードの年会費を数千円払うだけで入れるのは大きな魅力。

サクララウンジを利用するためにJALの上級会員を目指す30代以上の人からは「なんで20代だけなんだ!」という声も上がるほどです(笑)。

同伴者1名まで無料ですので、友達や恋人と旅行へ行くときにいつもよりワンランク上の旅行を楽しむことができますよ。ラウンジ内では女性専用の「レディースラウンジ」や絵本がある「子供ラウンジ」なんかも用意されています。

利用料金はいくら?

カードラウンジの利用料は1人1,000円前後(空港によって異なる)。空港ラウンジ特典が付いているクレジットカードを持っている場合は無料です。

同伴者も利用料は同じ。こちらも空港ラウンジ特典が付いているクレジットカードの家族カードを持っていたり、そもそもクレジットカードの特典で「同伴者1名まで無料」となっていることもあります。

空港ラウンジQ&A

子供や同伴者も使えるの?

空港ラウンジのQ&A

ほとんどの空港ラウンジは4歳以上で料金が発生します。クレジットカードの空港ラウンジ特典は「本人」または「同伴者1名まで」しか無料になりませんので、家族旅行で空港ラウンジを使う場合は子供の分を支払うのが一般的です。

子供の分まで無料にするのであれば、同伴者1名まで無料のカードを夫婦2人(本会員と家族カード)で持つことで子供2人分まで無料にすることができます

同伴者1名も無料になるクレジットカードは以下の通りです。

カード名年会費家族カード
JALアメリカン・エキスプレス・カードJALアメックス6,000円1,000円/1枚
ANAアメリカン・エキスプレス・カードANAアメックス7,000円2,700円/1枚
アメックスグリーンアメックスグリーン12,000円6,000円/1枚
アメックスゴールドアメックスゴールド29,000円1枚目は無料(2枚目以降は12,000円+税)
アメックススカイトラベラーアメックススカイトラベラー10,000円5,000円/1枚
アメックススカイトラベラープレミアムアメックススカイトラベラープレミアム37,800円18,900円/1枚
デルタスカイマイルアメックスゴールドデルタスカイマイルアメックスゴールド26,000円12,000円/1枚

この他にも三井住友VISAプラチナやJCB THE CLASSのようなプラチナカードやブラックカードでも同伴者1名まで無料になりますが、インビテーション(招待)でしか発行できないため除外しておきます。

今から発行するのであれば年会費の安いJALアメックスANAアメックスがおすすめです。私であればJALアメックスの方を発行します。年会費が安く、普通のショッピングなどでもJALマイルを貯めることができますからね。

赤ちゃんや小さな子供と一緒に入っても迷惑にならない?

カード会社が提供する空港ラウンジは意外と小さい子を連れた家族が多いため、子供が騒がなければ変な目で見られるようなことはありません。

航空会社の空港ラウンジも子供はほとんどいませんが、サクララウンジ(JALのラウンジ)のように『こどもラウンジ(子供用のラウンジ)』を併設しているケースもありますので、こちらも迷惑になる心配はありません。

最近では空港内に子供の遊び場があったりファーストフード系のレストランが用意されていることもありますので、子供の状況を見ながら使い分けるようにしましょう。

私も結構空港ラウンジは利用していますが、走り回っている子供を全く注意していない親御さんに直接苦情を言っているビジネスマンの姿を何回か見たことありますので、やはり静かに過ごしたい人に合わせておいたほうがいいでしょう。

他人のカードや親のカードでは入れない。家族カードならOK

先ほども少し説明したように、クレジットカードの空港ラウンジ特典の範囲は「本会員」または「同伴者1名まで」です。そのため、他人のカードや親のカードは「本会員」と認められませんのです、空港ラウンジに入ることはできません。

まとめ

以上が空港ラウンジの種類や利用方法です。空港ラウンジを使えば長い飛行機を快適に過ごすことができます、地味に飲食代を節約することができますので、旅行好きなら利用して損はないですよ。

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