海外旅行や留学中のケガは珍しいことではありませんが、どうしても自分の身に起きないと実感できないのも事実。「万が一のために海外旅行保険に」と言われていても、費用や手間を考えると、ついつい「加入しなくていいかな」と考えてしまいますよね。
そこで今回は、実際に海外でケガをした経験のある方に、その時のお話を体験談として話していただきました。
「どんなタイミングでケガをしてしまったのか」「どれぐらいの治療費がかかってしまったのか」ということを聞いてみましたので、これから旅行や留学でアメリカに行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
真冬のNY留学中でまさかの怪我
はじめまして。
現在都内に住んでいる「りょう」と申します。
私は昔から音楽とファッションが好きで以前より旅行でよく訪れていたニューヨークへ留学する事になったのですがそこで起きた事をお話ししていきたいと思います。
1年間の留学を考えていた私は初めの半年間、本当に英語が話すことができず、毎日学校が終わったら家に帰って復習を繰り返すような留学生活を送っていました。
そんなある日、同じ学校へ通っていた日本人の友達がマンハッタンにあるダンススタジオで初心者でも受けれるレッスンに通ってみないかというお誘いを受けました。
元々、ダンスを少しやっていたのですが長いことやっていなかった為不安になりながらも友達と日頃の勉強から離れて気分転換として週3~4ほどで通っていました。
そのレッスンクラスでは日本人もいれば世界中から生徒が集まってきていて自然と友達が増えるようになり半年にしてやっと違う国の友達をつくれるまでに。
楽しくなってきた頃にもっと通いたいと思い、週5間に日数を増やしさらに交流を深めていきました。
次第にレッスン以外でも遊ぶようになり、夜な夜なクラブへ行きお互いが好きな音楽のジャンルで楽しむのが週末の楽しみになっていました。
朝方、お酒も少し飲んでいた為フラフラしながらクラブから帰ろうとしてた時のことです。
その時期が冬でとても外は寒く更に夜に少し雨が降っていたこともあり、地面が凍結していた事に全く気がつかず足に力を入れて踏み入れた瞬間、足を滑らしこけてしまいました。
初めは酔っていたこともあっていたさもさほどなく、少し足を引きづりながらも家に帰って普通に寝てしまいました。
しかし、次の日の朝、足に痛みが走り目覚めたのです。
違和感を感じそっとくるぶし付近を見るとなんと腫れ上がり肌が紫色に変色していたのです。
焦った私は住んでいたシェアハウスでアメリカ滞在歴が長いルームメイトに見てもらい絶対に病院へ行って医者に見てもらった方が良いとルームメイトが以前行ったことがあるという日本人の医師がいる病院へ行く事に。
念のため事前に電話で連絡し予約をして向かう事に。
タクシーで病院まで向かい、予約の時間より前に到着したので受付で自分の名前を伝えると、なんと担当の医師がまだ病院に来ていないということを告げられました。
そして待つ事40分、やっと担当医が来たのですが一言「遅くなりました。」
正直、心の中では「すみませんの一言もないのか!」と思いつつも痛みのあるくるぶしを早く見てもらわなければと思い事情を説明し確認してもらう事に。
結果は重度の捻挫ですぐにギプスを装着し最低でも2週間はそのギプスを外すことはできないと言われました。
続けて「1ヶ月後にギプスなどを外せたとしても、すぐにはダンスをすることは出来ない」と言われ、せっかく楽しくなってきた時だったので正直悲しすぎて何にも言えませんでした。
そして、この瞬間に気づいたことがありました。
「このギプスや診察代っていくらなんだ?」
留学をする前にニューヨークの治療費は世界的に見てもかなり高額で怪我をしたりすると莫大なお金が必要になると。
しかも、留学前に保険に入っていたのですが記憶では半年分しか保険料を払っていなかった事を思い出しました。
怪我どころではなくなった私は焦りながらも日本にいる親に連絡をして保険のことを確認する事に。
すると親は「良かったわね、ちゃんとこっちで保険は延ばしておいたわよ」と母からの一言。
病院では支払いの際に保険のことを色々と記入しカバーできると言うことだったので詳しい金額が分からなかったのですが、万が一保険が無かった場合、合計で十数万からもっとすることもあると教えてもらいました。
留学の際、海外保険は比較的高いものが多く、私が初めに勧められたのもはAIU損保の海外旅行保険*1で半年30万ちょっとのものでしたが親が絶対に入っておきなさいとしつこく言われたのでそれを選びました。
当時は日本でも大きな怪我をしたことなかったので、そんな大金をそこに払うくらいなら家賃や食費など別のところに当てたいと考えていた為、初めて海外保険に加入していて良かったなと感じました。
その時ばかりは本当に親に対して感謝しかなかったです。
その後、1ヶ月後には無事ギプスは外すことが出来ダンスの回数も減らして足の様子を見る事に。
腫れ上がっていたくるぶしも完全に完治し、痛みも完全に感じなくなっていました。
そしてこの事故から2ヶ月が経った時、再度同じ過ちをおかしかけた出来事がありました。
今でもその時の事は鮮明に覚えているのですが、冬のニューヨークといえばアイススケートです。
街中には至る所にスケートリンクがあるのですが、人生で経験がなく興味があった私はチャレンジしてみる事に。
思っていた以上に難しく思いっきり転けてしまったのですが、その時に前のめりに転けたのではなくスケート靴が横に倒れるような転けかたをし、完全に足首を痛めるような倒れ方をしました。
焦った私はすぐに靴を脱いで確認をしたのですが特に何もなっていなく友達から「なんでそんなに焦ってるの?」と笑いながら聞かれました。
冬のニューヨークは楽しみが多い一方、危険もあるのでこれから旅行でも行かれる方は注意していただきたいです。
特に女性の方、ニューヨークの道や道路は舗装されていないことが多く絶対にヒールの靴は避けた方がいいでしょう。
まず、街中でヒールを履いている女性は見かけません。
どんなスタイルでも足元は皆スニーカーを履いています。
もしお洒落なレストランなどへ行く場合はタクシーを利用することをお勧めします。
私の周りにも怪我などで大変な目にあった人が多く、とある女性の知り合いは地下鉄の階段を降りていました。
その際、足を滑らして頭を階段に打ってしまったのです。
彼女は鞄を背負っていた為、頭への衝撃が和らいだようですがそれでも初めは頭がフラつき、数日間は頭痛そして頭をすると痛みが走ったといます。
本来なら病院へ行った方が良いのですが、運悪く彼女の保険は切れてしまっていた為行きたくても行けない状況だったと言います。
診察だけでも数万取られてしまうニューヨーク。
特に海外へ旅行や留学する皆さんには絶対に海外保険への加入をお勧めしたいと思います。
ちょっとした風邪から高熱を出して入院するなんて事もあったりと旅行先ではいつどんな怪我や病気になるか分かりません。
私もこれからは絶対に海外保険を忘れにずに加入しようと思いました。
まとめ
世界でもトップレベルに医療費の高いニューヨークでは捻挫程度のケガでも数十万円の治療費がかかるということが分かりましたね。
旅行中や留学中にこれほど大きな出費を自分で支払うのは負担が大きすぎますし、これが骨折や重めの病気だと、それこそ数百万円レベルの医療費がかかってしまいます。必ず海外旅行保険には加入しておきましょう。
短期間の海外旅行であればクレジットカードに付帯されている海外旅行保険で対応することもできますので、必ず準備をしておくように!

*1:1 | AIU損保は2018年1月1日にAIU損害保険株式会社と富士火災海上保険株式会社が合併し、現在はAIG損保の海外旅行保険となっています。 |
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