JCBのプロパーカードとは、JCBが自社で発行するクレジットカードのことを指します。別名では「オリジナルシリーズ(OSシリーズ)」とも呼ばれています。
今回はクレジットカード初心者向けに
- JCBプロパーカードの種類
- 他のJCBのクレジットカードとの違い
- JCBプロパーカード同士の違い
などを簡単にご紹介していきたいと思います。
JCBのプロパーカードの種類
現在、JCBのプロパーカードには以下のカードがあります。
カード名 | 年会費 | 特徴 |
---|---|---|
JCB CARD W | 無料 | 39歳以下限定で発行できるJCBカード |
JCB CARD W plus L | ||
JCB CARD R | 無料 | リボ払い専用のJCBカード |
JCB一般カード | 1,375円(税込) | スタンダードなJCBカード |
JCBゴールド | 11,000円(税込) | ゴールドカードのJCBカード |
JCBゴールド ザ・プレミア | 年100万円以上:5,500円(税込) 年100万円未満:16,500円(税込) | ワンランク上のJCBゴールド |
JCBプラチナ | 27,500円(税込) | プラチナカードのJCBカード |
JCBザ・クラス | 55,000円(税込) | ブラックカードのJCBカード |
JCB CARD EXTAGE | 5年間無料 | 29歳以下限定のJCBカード |
JCB GOLD EXTAGE | 3,300円(税込) | 29歳以下限定のゴールドカード |
JCB EITカード | 無料 | リボ払い専用のJCBカード |
JCB LINDA | 実質無料 | 女性専用のJCBカード |
JCB法人カード | 1,375円(税込) | スタンダードなJCBの法人カード |
JCBゴールド法人カード | 11,000円(税込) | ゴールドカードのJCBの法人カード |
JCBプラチナ法人カード | 33,000円(税込) | プラチナカードのJCBの法人カード |
それぞれの立ち位置を公式が分かりやすく画像にしていましたので、引用してご紹介したいと思います。
JCB CARD WやJCB一般カードがライトユーザー寄りのカードであり、JCBゴールドやJCBプラチナなどがヘビーユーザー向けのカードとなっています。
楽天カードやリクルートカードは提携カードと言う
例えば、楽天カードやリクルートカードなどもJCBがありますが、あれらは提携カードと言います。使えるお店はJCBプロパーカードと同じですが、貯まるポイントや特典内容が違います。
【貯められるポイントの違い】
- JCBプロパーカード:OkiDokiポイント
- 楽天カード:楽天ポイント
- リクルートカード:リクルートポイント
提携カードのメリット・デメリット
提携カードのメリットは提携会社の利用でお得になれる特典が付帯されていることです。
例えば、楽天カードなら楽天市場や楽天トラベルなど楽天関連のサービスを使うともらえるポイントがアップしたり、逆に1ポイント=1円として代金の代わりに使うことができます。リクルートカードもリクルートが運営するホットペッパービューティーやじゃらんなどのサービスでポイントが使えます。
このように、自分が普段から使っているサービスの会社とJCBが提携してカードを発行しているのであれば、提携カードの方がお得になれる確率がグッと高くなります。
一方、提携カードのデメリットは突然発行が終了してしまう可能性が高いという点です。やはりプロパカードに比べると、会社業績や時代の流れによって終了するケースが多いため、長く愛用し続けるのであればプロパカードの方がおすすめです。
また、提携カードはプロパカードよりもステータス性が低いデメリットもあります。そもそも年会費無料のクレジットカードが多かったり、ゴールドカードすら用意されていないこともあります。
JCBプロパーカード同士の違いを比較
では、JCBプロパーカード同士はどのような違いがあるのでしょうか。個人向けのJCBプロパーカードを比較してみると以下のようになります。
JCB CARD W | JCB一般カード | JCBゴールド | JCBゴールド ザ・プレミア | JCBプラチナ | JCBザ・クラス | JCB CARD R | |
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年会費 | 無料 | 1,375円(税込) | 11,000円(税込) | 年100万円以上:5,500円(税込) 年100万円未満:11,000円(税込) | 27,500円(税込) | 55,000円(税込) | 無料 |
申込条件 | 18歳~39歳で安定収入のある人 | 18歳以上で安定収入のある人 | 20歳以上で安定収入のある人 | JCBゴールドで2年連続で年間決済額が100万円以上 | 25歳以上で安定収入のある人 | JCBゴールド ザ・プレミアかJCBプラチナからの招待制 | 18歳~39歳で安定収入のある人 |
家族カード | 無料 | 440円/枚 | 1,100円/枚 | 無料 | 1名無料 ※2枚目以降3,300円/枚 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5%~0.75% | 0.5%~0.80% | 0.5%~0.85% | 0.5%~0.85% | 0.5%~0.85% | 1.0%~2.00% |
審査の難しさ(※1) | ★☆☆ 1 | ★☆☆ 1 | ★★☆ 2 | ★★☆ 2 | ★★★ 3 | ★★★ 3 | ★☆☆ 1 |
旅行保険 | 最高2,000万円(海外) | 最高3,000万円(国内/海外) | 最高5,000万円(海外) 最高1億円(国内) | 非公開 | 最高1億円(国内/海外) | 非公開 | 最高2,000万円(海外) |
特典 |
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※:JCB CARD EXTAGEはJCB CARD Wが、JCB EITカードはJCB CARD Rが登場したことによって優位性が失われていますので、今回の比較では除外します。
※1:審査の難しさはJCBプロパカード全体の中で相対的な難易度を個人目線で評価しています。実際の難易度を保証するものではありませんので、ご注意ください。
基本的には上位カードの方が付帯されている特典の数が増えていきます。
しかし、ポイント還元率だけで見ると年会費無料のJCB CARD WやJCB CARD Rの方が高くなっています。この2枚は2017年10月から発行されている新しいJCBプロパーカードであり、最近の高還元率カードの人気に合わせて作られたカードだと予想されます。
クレジットカードを発行するときにポイント還元率を重視する人も多いかと思いますが、そういった人ほどJCB CARD WやJCB CARD Rがおすすめです。
JCB CARD Rはリボ払い専用であるため、普通にクレジットカードとして使いたい場合はJCB CARD Wを選びましょう。
実際に私もJCB CARD Wを持っています。発行したときの手順をまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。⇒JCB CARD Wの申し込み方法を画像付きで解説:実際に申込んでみた
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