海外旅行にクレジットカードは何枚必要?旅行好きの多くが2枚~3枚を所有する理由

海外旅行にクレジットカードは何枚必要?

海外旅行にクレジットカードが必要だとわかったところで、次に注意しなければいけないのが「何枚持っていくのか?」ということ。

海外旅行に持っていくクレジットカードの枚数で最も安全なのが2枚から3枚の所有であり、私の知人・友人である旅行好きに聞いても、だいたいこの枚数で海外へ行かれる方が多いです。

1枚または4枚以上の所有はトラブルが発生しやすい

そもそもクレジットカードを複数枚持つ理由は、以下のようなトラブルが起きるからです。

  • 国際ブランドが対応しておらず支払いを拒否されてしまう
  • 磁気不良をはじめとしたエラーで決済できなくなる
  • 盗難・紛失でクレジットカードが無くなる
  • スキミングの被害を受けて使えなくなる
  • ATMに飲み込まれて出てこなくなる

クレジットカードを1枚しか持っていない場合、自分の所有するクレジットカードの国際ブランドがレストランやホテルに対応していない可能性もありますし、仮に対応していたとしても磁気不良でエラーが出ることも珍しくありません。

一方、万が一に備えて4枚や5枚など、大量のクレジットカードを持っていくのもおすすめできません。

所有するクレジットカードの数が多くなるほど、旅行中の管理に神経を使わなければいけませんし、盗難のリスクも高まって逆効果です。

以上のことから、海外旅行のクレジットカードは2枚または3枚を所有するのが最適であり、多くの旅行好きがそうしているわけです。

今までクレジットカードを発行したことがない人は、多重申し込みの関係上、同時期に発行するクレジットカードは2枚までにしておきましょう

数週間の長期旅行を計画していたり、ヨーロッパ周遊のように複数の国を旅行する予定の人は、クレジットカードを使う機会も多くなりますので3枚の所有がおすすめです。

国際ブランド別に最適な枚数と組み合わせの例を紹介

国際ブランドが変われば、レストランやホテルなど使えるお店の数も変わってきますので、ここでは最適な枚数と国際ブランドの組み合わせをご紹介していきます。

VISAとMasterCardの組み合わせなら、枚数は2枚でOK

VISAとMasterCardは世界中のお店で使うことができ、クレジットカードを使える場所ならほぼ間違いなく利用できます。

海外旅行では最強のクレジットカードの組み合わせとも言えますので、各1枚ずつ持っておけば、たいていの場合はトラブルを回避できます。

VISAかMasterCardとJCBの組み合わせなら、枚数は2枚~3枚がおすすめ

もともとJCBのクレジットカードを持っている人もいるかと思いますが、残念ながらJCBが海外で使いづらく、支払いとして使えないことも多いです。

そのため、支払い用のクレジットカードとしてVISAまたはMasterCardを1枚持っておく必要があります。

また、さらに万全に対策するのであれば、先ほどと同じようにVISAとMasterCardを1枚ずつ発行し、合計で3枚のクレジットカードを所有しておくといいでしょう。

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VISAかMasterCardとAMEXかDinersClubの組み合わせなら、枚数は2枚~3枚がおすすめ

25歳以上であればAMEXやDinersClubを持っている人もいるかと思いますが、こちらの2枚もJCBと同じくVISAやMasterCardと比べると支払いで使えないケースが多くなります。

そのため、支払い用のクレジットカードとしてVISAまたはMasterCardを1枚持っておく必要があります。

枚数もVISAかMasterCardを1枚~2枚、サブカードとしてAMEXかDinersClubを1枚持っておくといいでしょう。

AMEXとDinersClubは付帯する特典が被る部分もありますので、特に理由がなければ、どちらか1枚だけを持っていけばOKです。

同じ国際ブランドを複数枚持つのはリスク分散にならない

例えば、すでにVISAのクレジットカードを持っており「VISAが使いやすいなら、もう1枚VISAを発行すればいいのでは?」と考えるのはNG。

可能性としては低いですが、VISAが使えずMasterCardしか使えない場所も存在しますので、リスク分散を考えるなら、すでに持っているクレジットカードとは別の国際ブランドを発行しましょう。

同じカード会社のクレジットカードを複数枚持つのはNG

例えば、楽天カードは複数の国際ブランドの中から好きなものを発行できますが、「VISAとMasterCardの楽天カードを1枚ずつ持っておけば完璧!」というわけではありません

先ほど海外旅行でのクレジットカードのトラブルとして『磁気不良をはじめとしたエラーで決済できなくなる』と紹介しましたが、このトラブルの中には『特定のカード会社のクレジットカードがなぜか使えない』問題も含まれます。

そのため、同じカード会社のクレジットカードで国際ブランドを分けるのはおすすめできません。

どのカードがどのカード会社から発行されているか調べるとすぐに出てきますので、気になるクレジットカードが見つかったら簡単に確認しておきましょう。

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