ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード(通称:ヤマダANAセゾン)はヤマダ電機とANAとセゾンカードが提携したクレジットカード。ヤマダ電機や提携店などで使うとヤマダポイントと永久不滅ポイントを同時に貯めることができ、合計還元率1.0%を常にキープし続けられるのが特徴です。
さらに、ヤマダ電機で利用すれば最大10.5%相当のポイント還元率まで引き上げることもできます。
貯まったポイントはANAマイルに交換することが可能。ヤマダ電機を普段から利用している陸マイラーであれば、ピンポイントでガッツリ貯める専用カードとして使うと相性がいいです。
ヤマダANAセゾンの特徴(メリット)
年会費 | 無料(※1) | |
---|---|---|
国際ブランド | AMEX | |
旅行保険 | – | |
ポイント | 1,000円=1P(永久不滅ポイント) | |
マイル還元率 | ANA:0.25% |
- ヤマダ電機や提携店ではヤマダポイントと永久不滅ポイントが貯まる
- ヤマダポイントと永久不滅ポイントがANAマイルと相互交換可能
- ヤマダモールやセゾンポイントモールで通販もポイントアップ!
ヤマダ電機や提携店ではヤマダポイントと永久不滅ポイントが貯まる
ヤマダANAセゾンでは1,000円利用ごとに永久不滅ポイントが1ポイント貯まります。永久不滅ポイントは1ポイントあたり5円相当のモノや他社ポイント、マイルなどに交換することができるため、還元率は0.5%となります。
このままでは一般的なセゾンカードと同じなのですが、ヤマダ電機で利用するとヤマダポイントが同時に付与され、合計で10.5%のポイント還元率になります。
0.5%(永久不滅ポイント) +10%(ヤマダポイント) =10.5%(合計ポイント還元率)
他のクレジットカードでは10%ではなく8%しかポイントが貯まりませんので、ヤマダ電機を利用する場合はヤマダANAセゾンを使った方が効率よくポイントを貯めることができます。
ヤマダ電機以外の提携店は『ANAの航空券購入』や『出光』『コスモ石油』などが用意されています。還元率0.5%でヤマダポイントが付与されますので、永久不滅ポイントとあわせると還元率1.0%で貯めることができます。
ヤマダポイントと永久不滅ポイントがANAマイルと相互交換可能
貯めたポイントはANAマイルと交換が可能です。上画像のようにヤマダポイントはANAマイルと相互交換が、永久不滅ポイントはヤマダポイントやANAマイルに移行できます。
ポイント | 移行先 | 移行レート | 最低交換数 | 還元率 |
---|---|---|---|---|
ヤマダポイント | ANAマイル | 4,000P → 1,000マイル(※1) | 4,000P | 0.25% |
ANAマイル | ヤマダポイント | 10,000マイル → 10,000P(※1) | 10,000マイル | 1.00% |
永久不滅ポイント | ANAマイル | 200P → 625マイル | 200P | 3.125% |
ヤマダポイント | 200P → 1,000P(※2) | 200P | 5% |
※1:30,000マイル以上の交換は移行レートが50%に半減。
※2:1,000P以上の交換ならポイント1.2倍
ヤマダポイントからANAマイルへの交換レートは0.25%ですが、100円=1ポイントで貯まることを考えると、永久不滅ポイントからANAマイルへ交換するよりも還元率がいい(永久不滅ポイントは1,000円=1Pで貯まるので、還元率は0.3125%)と言えます。
移行手数料については『ヤマダポイントから』『永久不滅ポイントから』どちらからでも無料です。移行マイル数の上限もありません。
ただ、ヤマダポイントをANAマイルへ交換する際30,000マイル以上交換すると移行レートが半減することを注意しておきましょう。『30,000マイル → 15,000P(本来は30,000P)』と多くのポイントを消失してしまいます。
また、永久不滅ポイントからANAマイルへ交換する場合は、ヤマダポイントを経由せずに直接交換した方がお得です。
【ANAマイルへの移行後のマイル数】
- ヤマダポイント経由:800P → 4,000P → 1,000マイル
- 直接交換:800P → 2,500マイル
ヤマダモールやセゾンポイントモールで通販もポイントアップ!
ヤマダ電機とセゾンはそれぞれポイントモールを所有しています。Amazonや楽天市場などの通販やネット上のサービスを利用すると、ヤマダポイントや永久不滅ポイントを2倍以上で貯めることができます。
- ヤマダ電機:ヤマダモール
- セゾン:セゾンポイントモール
ヤマダANAセゾンのデメリット
ボーナスマイルや機内販売割引などの特典がない
ヤマダANAセゾンにはANAカード共通の特典であるボーナスマイルや機内販売割引などの特典が付与されていません。
ボーナスマイルだけで考えても『入会ボーナス』『毎年継続ボーナス』『搭乗時の区間基本マイル追加』の3つのマイル獲得機会を失っているわけですから、本気でANAマイルを貯めるのであればヤマダANAセゾンだけを使うのは損です。
ヤマダANAセゾンはあくまでもヤマダ電機でポイントを最大限に貯めるためのクレジットカードですから、サブカードとして保有するようにしましょう。
国際ブランドがAMEXだから海外では使いづらい
国際ブランドはAMEXですので、VISAやMasterCardと比べると使えないことが多いです。海外利用は永久不滅ポイントが2倍で貯まる特典が付いているものの、やはりメインカードとして使うのはおすすめできません。
国内ではJCBと提携している関係でほとんどのお店で使うことができます。使い勝手に困ることは少ないでしょう。
海外旅行保険が付帯されていない
ヤマダANAセゾンは年会費無料のクレジットカードであるため海外旅行保険が付帯されていなくても不思議ではありませんが、もしクレジットカードの海外旅行保険だけで海外旅行に行く予定であれば、別途、旅行保険に加入したり、海外旅行保険が充実したクレジットカードを発行するようにしましょう。
ヤマダANAセゾンのスペック
カード名 | ヤマダLABI ANAマイレージクラブカード セゾン・アメリカン・エキスプレスカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 18歳以上(高校生除く) | |
年会費 | 無料(※1) | |
家族カード | – | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 最短即日~1週間 | |
国際ブランド | AMEX | |
マイル | ANAマイル | 0.25% |
JALマイル | – | |
スカイマイル | – | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – |
傷害治療補償 | – | |
疾病治療補償 | – | |
救援者費用 | – | |
賠償責任 | – | |
携行品損害 | – | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – |
入院日額 | – | |
通院日額 | – | |
ショッピング利用枠 | – | |
海外キャッシング利用枠 | – | |
キャッシング手数料 | 18.00% | |
電子マネー | iD、QUICPay、楽天Edy、nanaco | |
ポイント還元率 | 0.50%~ |
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