TRUST CLUBカードとデルタ航空が提携したクレジットカードにデルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード(以下:デルタTRUST CLUBゴールド)があります。その名の通り、デルタ航空のマイルが貯められたり、デルタ航空の空港ラウンジを年3回無料利用できたりと、デルタ航空を利用する人がさらにお得になる特典が満載です。
今回は他のデルタ航空系クレジットカードと比較しながら、デルタTRUST CLUBゴールドのメリット・デメリットを解説していきます。
デルタTRUST CLUBゴールドの特徴(メリット)
年会費 | 18,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA | |
旅行保険 | 海外/国内:最高7,000万円(利用付帯) | |
ポイント | – | |
マイル還元率 | スカイマイル:1.3% |
- 100円=1.3マイルでスカイマイルが貯まる!
- 年間計3回「デルタスカイクラブ」ラウンジ使用可能
- VISAだから海外でも安心して使える
100円=1.3マイルでスカイマイルが貯まる!
デルタTRUST CLUBゴールドでは利用金額に応じてスカイマイルが直接貯まります。100円=1.3マイルなので、マイル還元率は1.3%。
マイル有効期限は無制限です。
家族カードで決済した金額分もマイル付与の対象となり、本会員のスカイマイル会員口座にマイルが貯まっていきます。
年間計3回「デルタ スカイクラブ」ラウンジ使用可能
デルタ航空が提供する空港ラウンジに「デルタ スカイクラブ」と呼ばれるものがあります。世界中の空港(50ヶ所)に用意されており、国内では成田空港に用意されています。
バラエティ豊かな飲食物はもちろん、仕事をするスペースやシャワールームなども完備されています。
他のデルタカードでもデルタ スカイクラブが使えますが、デルタTRUST CLUBゴールドが一番年会費が安いです。海外旅行に行くのは年に数回程度な人ほど、コスパ良くラウンジを使いこなせるでしょう。
デルタTRUST CLUBゴールド1枚で最大3人(本会員1人+同伴者2名)まで一緒に利用できます。家族会員にはこの特典が付帯されていませんので、あくまでも本会員の利用が中心となります。
ただし、「1名の利用で1回分消化」とみなされるため、3名で利用した場合は1度の利用でこの特典を使い切ることになる点には注意しておきましょう。
VISAだから海外でも安心して使える
海外旅行ではVISAが使いやすいというのは基本的な話ですが、国内で発行されているデルタTRUST CLUBゴールド以外のデルタ航空提携クレジットカードはJCB、AMEX、DinersClubの3種類であるため、海外旅行中のメインカードとして使うのは少し不安です。
一方、デルタTRUST CLUBゴールドの国際ブランドはVISAですので、海外旅行中も問題なく使用することができます。もちろん海外利用分もマイルが貯まります。
デルタTRUST CLUBゴールドのデメリット
他のデルタカードの方がマイル還元率が高い
国内のデルタカードのマイル還元率を比較すると以下の通り。
カード名 | マイル還元率 (通常時) | マイル還元率 (航空券購入時) |
---|---|---|
デルタTRUST CLUBゴールド | 1.3% | 1.3% |
デルタTRUST CLUBプラチナ | 1.5% | 1.5% |
デルタアメックス | 1.0% | 2.0% |
デルタアメックスゴールド | 1.0% | 3.0% |
デルタダイナース | 1.5% | 1.5% |
デルタJCBテイクオフ | 1.0% | 2.0% |
デルタJCB一般カード | 1.3% | 2.6% |
デルタJCBゴールド | 1.5% | 3.0% |
他のデルタカードはデルタ航空の航空券購入時にマイル還元率がアップすることが多いため、海外出張で頻繁にデルタ航空を利用する場合はデルタTRUST CLUBゴールド以外のクレジットカードを使った方が効率的だと言えます。
また、同じ還元率であるデルタJCBは年会費12,000円とデルタTRUST CLUBゴールドよりも6,000円安く設定されています。
TRUST CLUBカード共通のカード特典やデルタクラブラウンジ利用特典などは使えなくなりますが、単純に「スカイマイルがコスパ良く貯められればそれでいい」という場合はデルタJCBの方が相性がいいと言えます。
プライオリティ・パスが付いていない
デルタTRUST CLUBゴールドと同レベルのカードであるTRUST CLUB ゴールドカードにはプライオリティ・パスの特典が付いていますので、この点はデルタTRUST CLUBゴールドのデメリットだと言えます。
ゴールドカードで一般的な国内主要空港ラウンジの無料利用特典は付いているものの、頻繁に海外へ行く人にとっては海外空港ラウンジが使えないのは不便ですよね。
また、デルタクラブラウンジに関してもデルタ航空の上級会員になれるデルタアメックスゴールドであれば年間150万円以上のカード決済さえクリアしていれば何回でも利用することができます*1ので、海外旅行の頻度が多い場合はデルタアメックスゴールドの方が相性がいいです。
まとめ
以上のメリット・デメリットをまとめると、デルタTRUST CLUBゴールドは『年に1~2回デルタ航空を利用するスカイマイルを効率よく貯めたい人』におすすめだと言えます。マイル還元率1.3%で有効期限もないので特典航空券との交換分まで貯めるのは難しくありませんし、年3回のデルタクラブラウンジ利用特典も頻繁に海外へ行かない人ならちょうどいいでしょう。
【最新版】デルタTRUST CLUBゴールドの入会キャンペーン情報
現在開催されているデルタTRUST CLUBゴールドの入会キャンペーンは以下の通り。
- 【特典1】入会から3ヵ月以内に20万円以上の利用で初年度年会費全額(18,000円/税抜)
- 【特典2】入会で6,000ボーナスマイル
- 【特典3】入会後6か月以内にデルタ航空便へ搭乗すると最大25,000ボーナスマイル(デルタ・ワン/ビジネスクラスの場合)
- 【特典4】入会から3か月以内に20万円以上の利用で2,600ボーナスマイル
全てのキャンペーンが適用されると、合計で33,600マイル*2を手に入れることができます。
キャンペーン期間は2020年6月17日~11月30日申込受付分(12月30日カード発行分)まで。デルタTRUST CLUBゴールドの発行には時間がかかることもありますので、早めに申し込んでおきましょう。
デルタTRUST CLUBゴールドのスペック
カード名 | デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールドVISAカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 25歳以上で年収400万円以上 | |
年会費 | 18,000円 | |
家族カード | 9,000円 | |
ETCカード | 無料(※1) | |
発行期間 | 最短3営業日 | |
国際ブランド | VISA | |
ポイント還元率 | – | |
マイル還元率 | スカイマイル:1.3%(100円=1.3マイル) | |
電子マネー | 楽天Edy | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 7,000万円 |
傷害治療補償 | 200万円 | |
疾病治療補償 | 200万円 | |
救援者費用 | 100万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 30万円(※1) | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高7,000万円 |
入院日額 | – | |
通院日額 | – | |
付帯条件 | 利用付帯 | |
ショッピング利用枠 | 80万円~125万円 | |
海外キャッシング利用枠 | 5万円~50万円 |
※1:3,000円が自己負担額となります。
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