スカイトラベラープレミアのメリット・デメリット:異次元なマイルの貯まりやすさが最大の特徴

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード(通称:スカイトラベラープレミア)は複数の航空会社でマイルが貯まる&使えるクレジットカード。

下位カードのスカイトラベラーよりもさらに還元率がアップしており、条件をクリアすればマイル還元率5%にまで引き上げることができます。

他社プラチナカードも含めて比較しても、ほぼ間違いなくトップクラスのマイルの貯まりやすさが、このカードの最大の特徴と言えます。

今回はスカイトラベラープレミアのメリット・デメリットを詳しく解説していきますので、発行を検討している方の参考になれば幸いです。

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スカイトラベラープレミアの特徴(メリット)

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードの詳細年会費35,000円
国際ブランドAMEX
旅行保険海外/国内:最高5000万円(利用付帯)
ポイント100円=1~5P(メンバーシップ・リワードポイント)
マイル還元率ANA:1.0~5.0%
  • 対象航空会社27社と旅行代理店2社で使うとポイント5倍(100円=5ポイント)
  • 1,000ポイント=1,000マイルで航空会社15社のマイルと交換可能
  • カードの入会・フライト・継続でポイントがもらえる

対象航空会社27社と旅行代理店2社で使うとポイント5倍(100円=5ポイント)

スカイトラベラープレミアは以下の対象航空会社27社と旅行代理店2社で使用するとポイントが5倍になり、100円=5ポイントで貯まめることができます(通常のショッピング利用は100円=1ポイント)。

航空会社旅行代理店
対象
  • アシアナ航空
  • アリタリア-イタリア航空
  • エア タヒチ ヌイ
  • ANA
  • エールフランス航空
  • エティハド航空
  • エバー航空
  • エミレーツ航空
  • オーストリア航空
  • ガルーダ・インドネシア航空
  • カンタス航空
  • キャセイパシフィック航空
  • KLMオランダ航空
  • シンガポール航空
  • スイス インターナショナル エアラインズ
  • スカンジナビア航空
  • スターフライヤー
  • タイ国際航空
  • 大韓航空
  • チャイナエアライン
  • デルタ航空
  • 日本航空
  • バニラエア
  • フィリピン航空
  • フィンランド航空
  • ブリティッシュ・エアウェイズ
  • ルフトハンザ ドイツ航空
  • 日本旅行
  • アップルワールド
旅井
旅井

国内のクレジットカードでここまで多くの航空会社がポイントアップ対象となるものはなく、5倍という倍率もトップレベル。ANAやJALも対象に含まれていますので、国内旅行メインでも十分使えます。

貯めたポイントは1,000ポイント=1,000マイルで交換できますので、対象航空会社での利用はマイル還元率5.0%という計算になります。他のクレジットカードとマイル還元率を比較すると、以下の通り。

カード名年会費マイル還元率
(対象航空会社での利用時)
JALアメリカン・エキスプレス・カードJALアメックス6,000円1.0%
ANAワイドゴールドカードANAワイドゴールド14,000円2.0%
JAL CLUB-AゴールドJAL CLUB-Aゴールド16,000円
ANAダイナースANAダイナース27,000円
JALダイナースJALダイナース22,000円
ANAアメックスANAアメックス7,000円2.5%
ANAアメックスゴールドANAアメックスゴールド31,000円3.0%
JALアメックスゴールドJALアメックスゴールド19,000円
スカイトラベラースカイトラベラー10,000円
JALアメックスプラチナJALアメックスプラチナ31,000円4.0%
ANAアメックスプレミアムANAアメックスプレミアム150,000円4.5%
スカイトラベラープレミアスカイトラベラープレミア35,000円5.0%

年会費15万円するANAアメックスプレミアムよりもマイルが貯まりやすいのはスゴイですよね。他の特典に関しては負けますが約5分の1の年会費で済むことを考えれば、『マイルを貯める』という一点に関しては最も効率がいいと言えます。

1,000ポイント=1,000マイルで航空会社15社のマイルと交換可能

貯めたポイントは1,000ポイント=1,000マイルで15社の航空会社マイルと交換することができます。

【交換可能マイル】
アリタリア-イタリア航空 「クラブ・ミッレミリア」、 ヴァージン アトランティック航空 「フライングクラブ」、 ANA 「ANAマイレージクラブ」、 エティハド航空 「エティハド ゲスト」、 エミレーツ航空 「エミレーツ・スカイワーズ」、 エールフランス/KLM航空 「フライングブルー」、 カタール航空「プリビレッジクラブ」、 キャセイパシフィック航空 「アジア・マイル」、 シンガポール航空 「クリスフライヤー」、 スカンジナビア航空 「SAS ユーロボーナス」、 タイ国際航空 「ロイヤルオーキッドプラス」、 チャイナエアライン 「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」、 デルタ航空 「スカイマイル」、 フィンランド航空 「フィンエアー・プラス」、 ブリティッシュ・エアウェイズ 「エグゼクティブ・クラブ」

※一部提携航空会社のポイント移行には別途、参加登録費用が必要となる場合があります。
※ポイント移行には諸条件があります。

アメックスグリーンアメックスゴールドは14社、SPGアメックスは30社のマイルと交換できるため、ちょうど中間あたりの使い勝手だと言えます。

また、マイル以外にもカード利用後の支払い代金への充当や旅行代理店、レストランでのカードご利用分など、あらゆる支払いにポイント活用できます。

  • 航空会社または指定旅行代理店(日本旅行/アップルワールド):1ポイント=1円
  • ホテルや指定以外の旅行代理店:1ポイント=0.8円
  • 旅行以外の日々のお買物:1ポイント=0.3円

カードの入会・フライト・継続でポイントがもらえる

スカイトラベラープレミアを発行すると入会特典として5,000ポイントがもらえ、継続のたびに毎年5,000ポイントがもらえます。

また、発行から1年以内にスカイトラベラープレミアで、先ほど紹介した27社の対象航空会社の航空券を公式サイト経由で購入したり、対象旅行代理店2社の指定旅行商品(※1)を円建て(※2)で公式サイトや店舗で購入すると、10,000ポイントもらうことができます。

決して難しい条件ではありませんので、ほぼ全ての人がトータル15,000ポイント(15,000マイル)をもらうことができるでしょう。

旅井
旅井

他のアメックスカードでも3万ポイントや5万ポイントなどの入会キャンペーンを行っていますが「発行から3ヶ月以内に60万円以上の利用」といった感じで条件は厳しめ。こういった部分でもスカイトラベラープレミアは利用者に優しいカードだと言えます。

スカイトラベラープレミアのデメリット

プライオリティ・パスが付帯されていない

スカイトラベラープレミアはプライオリティ・パスが付帯されておらず、一般的なゴールドカードに付帯されている空港ラウンジ無料特典しか利用できません。対象になるのは以下の国内外29空港の空港ラウンジ。

新千歳空港新千歳空港 スーパーラウンジ
函館空港函館空港 ビジネスラウンジ『A Spring』
青森空港青森空港 エアポートラウンジ(有料待合室)
秋田空港ロイヤルスカイラウンジ
仙台空港仙台空港 ビジネスラウンジ
羽田空港羽田空港 国際線ターミナル「Sky Lounge」
羽田空港 第1ターミナル「エアポートラウンジ」 「POWER LOUNGE」
羽田空港 第2ターミナル「エアポートラウンジ」 「POWER LOUNGE」
成田国際空港成田国際空港 「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」
成田国際空港 「IASS EXECUTIVE LOUNGE 2」
新潟空港エアリアムラウンジ
富山空港ラウンジらいちょう
中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
小松空港スカイラウンジ白山
大阪国際空港(伊丹空港)ラウンジオーサカ
関西国際空港ラウンジ 六甲
ラウンジ アネックス六甲
ラウンジ 金剛
比叡
神戸空港ラウンジ神戸
岡山空港ラウンジマスカット
広島空港ビジネスラウンジ もみじ
米子空港ラウンジDAISEN
山口宇部空港きらら
高松空港ラウンジ 讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
徳島空港エアポートラウンジ ヴォルティス
北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港くつろぎのラウンジTIME
ラウンジTIMEインターナショナル
長崎空港アザレア
大分空港ラウンジくにさき
熊本空港ASO
鹿児島空港スカイラウンジ 菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧・ホノルル国際空港)IASS HAWAII LOUNGE

ただ、同伴者1名も無料で使える点は他のゴールドカードにはないメリットです。

JALマイルに交換できない

貯める際はJALも対象航空会社に含まれるのですが、残念ながら交換先の航空会社には含まれていません。

ただ、イギリスの航空会社「ブリティッシュ・エアウェイズ」のマイル(avios)に1度交換し、その後JALの特典航空券に交換するという裏技があるため、手間さえかければ無料でJALに乗ることは可能です。ブリティッシュ・エアウェイズとJALは同じ航空会社のグループ(ワンワールド)に加盟しているため、このような裏技が使えるわけです。

区間距離ごとの必要マイル数は以下の通り。

区間マイル必要マイル数
1~6506,000マイル
651~11509,000マイル
1151~200011,000マイル
2001~300013,000マイル

具体的な例を挙げると、羽田空港~福岡空港間が6,000マイル、羽田空港~那覇空港が9,000マイル、羽田空港~新千歳空港間が6,000マイル必要です。基本的に国内は6,000マイル、長距離で9,000マイルで特典航空券と交換できると考えておいて間違いありません。

ANA交換時に移行手数料5,000円がかかる

ANAマイルに交換するためには移行手数料として毎年5,000円を別途支払う必要があります。年会費35,000円も合わせると、トータルで40,000円の出費となります。

飛行機にたくさん乗る場合は簡単に年会費以上の恩恵を得られるため問題ありませんが、もし年1回程度しか飛行機に乗らないのであれば、もう少し年会費の安いクレジットカードやSPGアメックスのようにショッピング利用で効率的にマイルを貯められるクレジットカードの方がおすすめです。

まとめ:飛行機にたくさん乗る場合は最も効率よくマイルが貯まる

スカイトラベラープレミアは他のアメックス特典を削ってでもマイルの貯まりやすさ&使いやすさに特化させたクレジットカード。そして、マイルが最も貯まるのは『航空会社での利用(航空券や機内販売などの購入)』です。

例えば、航空券購入で200万円利用すると、SPGアメックスは60,000P=25,000マイル(還元率1.25%)、スカイトラベラープレミアは100,000ポイント=100,000マイル(還元率5%)、ANAアメックスゴールドは60,000マイル(還元率3%)。

一方、通常のショッピング利用で200万円だと、SPGアメックスは60,000P=25,000マイル(還元率1.25%)、スカイトラベラープレミアは20,000ポイント=20,000マイル(還元率1%)、ANAアメックスゴールドは20,000マイル(還元率1%)。手に入るマイルは一気に下がり、年会費以上の恩恵を受けることができません。

複数の航空会社のマイルに交換できることを考えても、頻繁に飛行機に乗る人向けのクレジットカードだと言えます。

ANAとJALもポイントアップ対象ですので、海外・国内関係なく飛行機にたくさん乗ればOK。旅行好きや出張が多いなら一番マイルを貯めやすいカードです。

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スカイトラベラープレミアのスペック

カード名アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
カードデザインアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードの詳細
申込資格年齢20歳以上
年会費35,000円
家族カード17,500円
ETCカード年会費無料(新規発行手数料は1枚につき850円+税)
発行期間1週間~3週間
国際ブランドAMEX
マイルANAマイル1000ポイント⁼1000マイル(1000ポイント単位)
その他提携航空会社1000ポイント⁼1000マイル(1000ポイント単位)
海外旅行保険傷害死亡・後遺障害5000万円
傷害治療補償100万円
疾病治療補償100万円
救援者費用200万円
賠償責任3000万円
携行品損害100万円
国内旅行保険傷害死亡・後遺障害5000万円
電子マネー
ポイント還元率0.33%~5.00%
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