MileagePlusセゾンゴールドカードはユナイテッド航空とセゾンが提携したゴールドカードです。
MileagePlusセゾンカードでの『マイルの貯まりやすさ』はそのままに、空港ラウンジの無料利用特典やマイル購入10%割引、特典航空券の交換優遇などが新たに付与されています。
しかし、一方でMileagePlusセゾンカードと比較すると年会費が1万円以上も高くなっているため、「年会費以上の価値はあるのか?」が気になるところ。
そこでこのページではMileagePlusセゾンゴールドカードのメリット・デメリットをまとめ、どのような価値があるのかを解説していきたいと思います。
MileagePlusセゾンゴールドカードのメリット
年会費 | 20,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA/MasterCard/AMEX | |
旅行保険 | 海外/国内:5,000万円(自動付帯) | |
ポイント | – | |
マイル還元率 | 1.5% |
- 1,000円=15マイルで貯められる!
- コスモ石油では1,000円=25マイル貯められる
- VISAやMasterCardがあるから海外でも使える
- マイル購入が10%割引で利用可能!
- 優遇で特典航空券の交換しやすさがアップ!
MileagePlusセゾンゴールドカードとMileagePlusセゾンカードのメリットは被っている部分もあるため、ここではMileagePlusセゾンゴールドカードから新たに追加されたメリットのみをご紹介します。
初めてMileagePlusセゾンカードについて調べている場合は、一度MileagePlusセゾンカードのメリット・デメリットをご確認のうえ読み進めてください。
マイル購入が10%割引
MileagePlusは特典航空券の交換に必要なマイル数が足りなかった場合、直接マイルを購入して足しにすることができます。
購入価格は時期によって変動しますが、一般的には以下の通り。
購入マイル数 | 購入価格(税別) |
---|---|
2,000マイル | 70米ドル |
5,000マイル | 175米ドル |
8,000マイル | 280米ドル |
10,000マイル | 350米ドル |
15,000マイル | 525米ドル |
20,000マイル | 700米ドル |
30,000マイル | 1,050米ドル |
50,000マイル | 1,750米ドル |
80,000マイル | 2,800米ドル |
例えば、10,000マイルを購入する場合なら約3,773円*1割引してもらえる計算です。かなり大きいですよね。
ただでさえANAやJALよりも必要マイル数が少ないユナイテッド航空が、さらに乗りやすくなります。
優遇で特典航空券の交換しやすさがアップ
マイルを特典航空券に交換する際、MileagePlusセゾンゴールドカード保有者はMileagePlusセゾンカード保有者よりも予約範囲を拡大してもらうことができます。
具体的には『空席が1席でもあれば交換が可能』に。
人気路線やハイシーズンに特典航空券へ交換することが多い人ほど、ありがたい特典です。
国内主要空港のラウンジを利用可能に
セゾンカードのゴールドカード以上を保有している人のみが使用できる空港ラウンジを無料で利用することができます。
対象はカード会員のみ。同伴者は有料となります。
家族カードが発行可能になる
MileagePlusセゾンゴールドカードでは年会費5,000円(税別)で家族カードを発行することができます。MileagePlusセゾンカードでは家族カードを発行できませんので、夫婦や家族でマイレージプラスを貯めたい場合はMileagePlusセゾンゴールドカードが選択肢になります。
家族カードで貯めたマイルも本会員と同じマイル口座に貯まります。
MileagePlusセゾンゴールドカードのデメリット
年間75,000マイル以上の交換は還元率が悪くなる
MileagePlusセゾンゴールドカードはマイル還元率1.5%(1,000円=15マイル)でマイレージ・プラスを貯めることができるのですが、『年間75,000マイル未満が対象』となっています。
75,000マイル以上を超えた分は還元率0.5%(1,000円=5マイル)に。
MileagePlusセゾンゴールドカード含め、MileagePlusセゾンカードを選ぶメリットは他のマイレージプラス提携カードよりもマイル還元率が高いことにありますから、還元率0.5%に低下するのはかなり痛いです。
75,000マイルは年間500万円利用すると貯まります。そのため、もしこの利用金額を超えるようであればMileagePlusセゾンカードやMileagePlusセゾンプラチナカードの方が相性がいいです。
マイルの貯まりやすさのコスパを考えるとイマイチ
MileagePlusセゾンゴールドカードは年会費20,000円(税別)に対し、MileagePlusセゾンカードは年会費1,500円(税別)。マイルアップメンバーズに加入しても年会費6,500円(税別)です。
マイル還元率がどちらも1.5%であることを考えると、13,500円の年会費差は大きいです。
さらに、この13,500円を上回る特典が付与されているか?と言えば、正直微妙なところ。
思い切ってMileagePlusセゾンプラチナカードにした方が、空港ラウンジ『ユナイテッドラウンジ』やユナイテッド航空優先搭乗などが利用できる分、満足度も高いでしょう。
まとめ
以上のメリット・デメリットをまとめると、MileagePlusセゾンゴールドカードと相性がいい人は、
- 家族でマイレージプラスを貯めたい
- 空港ラウンジ特典を利用したい
- マイレージプラスが貯まりきらずにマイルを購入することがある
- ハイシーズンに特典航空券へ交換することが多い
といった人です。
やはりMileagePlusセゾンゴールドカードを使うのであればMileagePlusセゾンカードには付いていない特典を利用しなければもったいないですし、家族でマイレージプラスを貯めるために必要な家族カードもMileagePlusセゾンカードでは発行できませんので、上記に当てはまるのであればMileagePlusセゾンゴールドカードで間違いありません。
MileagePlusセゾンゴールドカードのスペック
カード名 | MileagePlusセゾンゴールドカード | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 18歳以上(高校生除く) | |
年会費 | 20,000円(税別) | |
家族カード | 5,000円(税別) | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 最短3営業日~2週間 | |
国際ブランド | VISA/MasterCard/AMEX | |
ポイント還元率 | – | |
マイル還元率 | 1.5% | |
電子マネー | iD、QUICPay、楽天Edy、nanaco | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 |
傷害治療補償 | 300万円 | |
疾病治療補償 | 300万円 | |
救援者費用 | 300万円 | |
賠償責任 | 3,000万円 | |
携行品損害 | 30万円 | |
付帯条件 | 自動付帯 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 5,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | |
通院日額 | 2,000円 | |
付帯条件 | 自動付帯 | |
ショッピング利用枠 | 個別に設定 | |
海外キャッシング利用枠 | 個別に設定 |
*1:1 | 2020/04/20のレート。1米ドル=107.80円換算。 |
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