香港のクレジットカード事情を見れば、旅行に行く際はクレジットカードを持っていった方がいいと言えます。
しかし、現金払いが一般的な日本で「クレジットカードはどれがいいのか分からない」という方も多いはず。
そこで今回は香港旅行で支払いとして使え、かつお得な旅行特典を付帯したおすすめのクレジットカードを3枚ご紹介していきたいと思います。
絶対に外せないクレジットカード選びの必須ポイント3つとおまけポイント1つ
- カードの種類(国際ブランド)がVISAかMasterCard
- 利用限度額が10万円以上ある
- 香港でお得な優待特典が付いている
- 海外旅行保険が充実している(おまけ)
必須ポイント1.カードの種類(国際ブランド)がVISAかMasterCard
香港はVISAかMasterCardのクレジットカードでしか払えない場合がほとんどです。必ず1枚持っておきましょう。
VISAとmasterCardには驚くほど違いがありませんの、年会費やカードに付帯されている特典を比較して決めればOKです。
必須ポイント2.利用限度額が10万円以上ある
クレジットカードには「ショッピング利用枠」と「キャッシング利用枠」の2種類があり、合計を「利用限度額」と呼びます。
香港旅行中にどれぐらいお金を使うかにもよりますが、少なくとも20万円は利用枠として用意しておきたいですね。
アメックスのクレジットカードは最初の3ヶ月間はどれだけ収入が多くても最低利用限度額にしか設定してもらませんので、選ばないようにしましょう。
必須ポイント3.香港でお得な優待特典が付いている
せっかくなら香港旅行がお得になる特典が付いていたほうがいいですよね。カードによっては支払いに使うだけで割引してもらえることもありますので、今から発行するなら優待特典付きのものを選びましょう。
おまけポイント1.海外旅行保険が充実している
クレジットカードには海外旅行保険が付帯しています。カードを持っているだけで事前手続きなしでケガ・病気の治療費を補償してもらえるので、旅行前に海外旅行保険に加入する手間を省けます。保険費用の節約にもなりますね。
香港旅行におすすめのクレジットカード
エポスカード
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA | |
旅行保険 | 海外:最高500万円(自動付帯) | |
ポイント | 200円⇒1P(エポスポイント) | |
マイル | ANA/JAL:0.25% |
- 年会費無料カードの中ではトップレベルの傷害・疾病治療補償の充実度
- 国内飲食店やカラオケの優待サービスが豊富
- 全70種類の豊富なカードデザインで女性から人気
エポスカードは年会費無料でありながらゴールドカード並みの海外旅行保険を付帯したクレジットカード。国際ブランドがVISAなので香港のどこでも使うことができます。
他のVISAカードと比べて海外旅行保険の分だけ優秀と言えますので、他のVISAを発行するぐらいだったらエポスカードを発行しておいた方がお得です。
ケガの治療費が200万円、病気の治療費が270万円まで事前手続きなしで補償してもらえます。体調壊して診療・お薬をもらったときの医療費ぐらいなら簡単にカバーできますよ。
デメリットは特にお店で割引してもらえるわけではないことですが、支払い用として発行するなら問題ありません。
セディナカードクラシック
年会費 | 1,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA/MasterCard/JCB | |
旅行保険 | 海外/国内:最高1000万円(利用付帯) | |
ポイント | 0.50%~1.50%(わくわくポイント) | |
マイル還元率 | JAL:0.5% |
- 海外旅行保険を付帯したセディナカード
- 海外ATMの手数料が無料
- 年間の請求額に応じて翌年のポイント倍率が自動でアップ
セディナカードクラシックは海外キャッシング時のATM手数料が無料になるのが特徴のクレジットカード。香港旅行で香港ドルを用意するときにキャッシングを利用する予定の場合はエポスカードよりもこちらの方がおすすめです。
カードの種類(国際ブランド)はVISA、MasterCard、JCBの中から好きなものを選べますが、おすすめはMasterCard。キャッシングにかかるレートがVISAよりも1%ぐらいお得です。
JCB CARD W
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | JCB | |
旅行保険 | 海外:最高2000万円(利用付帯) | |
ポイント | 1.00%(OkiDokiポイント) | |
マイル還元率 | ANA/JAL/スカイ:0.6% |
- 39歳以下ならずっと年会費無料
- ポイント還元率1.0%で普通のカードの2倍貯まりやすい
- 世界中で利用できるお得な優待割引がある
- 海外ATMの手数料が無料
JCB CARD Wは39歳まで年会費無料で持てるJCBカード。
香港ではJCBが使えるお店が少ないですが、優待割引サイト「たびらば」に掲載されているお店でJCB CARD Wで支払いすると自動的に5%や10%の割引になるのでお得度はエポスカードやセディナカードよりも上です。
また、香港国際空港から香港市内を結ぶエアポートエクスプレスのチケットが約34%割引で購入することも可能です。
たびらばの優待割引は香港だけではなく台湾やシンガポール、タイなど他のアジアの国々でも使えるので、サブカードとしてエポスカードやセディナカードと一緒に発行しておくのがおすすめです。
さらに、香港市内にあるJCBプラザ ラウンジ・香港では荷物の一時預かりや100万ドルの夜景やビクトリアピーク、オープントップバスなどの観光情報はもちろん、風水の街ならではのパワースポットや、安くておいしいグルメに香港スイーツまで、JCBプラザ・スタッフにおすすめのディープな穴場情報を教えてもらうことができます。
まとめ
長くなったので簡単にまとめると、
- 香港旅行ではVISAをMasterCardをメインに、JCBをサブカードにするのが一番賢い
- 年会費無料でVISAカードを持つならエポスカード
- ATM手数料が無料なMasterCardならセディナカード
- お店や交通機関で割引してもらうならJCB CARD W
という感じですね。
香港ではVISAとMasterCardが使える場合がほとんどなので、これ以外のカードを出すと「VISAかmasterCardしかダメだよ」と言われます。
正直、VISAかMasterCardのクレジットカードを持っていかないのであれば、現金で過ごすのとほとんど変わらないレベルです。必ずどちらか1枚を発行しておきましょう。
JCBは優待と現地ラウンジが魅力なので、お得にショッピングや食事を楽しみたかったり広東語、上海語、英語が話せない人は持っておくと便利です。
【香港に関する関連情報はこちら】
※本サイトの表記内容は2018年11月現在の内容になります。正しい詳細に関してはSMBCファイナンスサービス株式会社の公式ページをご確認ください
コメント欄