台湾旅行におすすめのクレジットカード3枚と選び方

台湾旅行ではクレジットカードが必要ですが、日本だとクレジットカードを使わなくても生活に支障が少ないため「持ってない」という人も多いはず。

そこで今回は台湾で使えてお得度の高いおすすめクレジットカードと簡単な選び方をご紹介していきたいと思います。

台湾旅行におすすめのクレジットカードの選び方

台湾で使えるクレジットカードの種類（国際ブランド）はVISA、MasterCard、JCB

クレジットカードには『国際ブランド』と呼ばれるマークが付いており、種類によって利用できるお店が変わります。台湾旅行にクレジットカードは必要？使えるお店やカード事情を解説でも説明しましたが、台湾で使えるクレジットカードはVISA、MasterCard、JCBの3つ。

特にVISAは世界で一番シェア率が高く、台湾をはじめ使えない国はありません。「クレジットカードが使えるお店ならVISAが使える」と言われるほど圧倒的なシェアを誇っています。

旅井

台湾旅行でもVISAのクレジットカードを持っていけば、間違いなく支払いで困ることはありません。

MasterCardはVISAに次いで2位のシェア率です。台湾でもVISAと同じぐらい使えますが、これから発行するのであれば特に選ぶ必要はありません。VISAで大丈夫です。

JCBは「日本人観光客の多い地域（ガイドブックに載っているような）」と、VISAに比べると少しだけ利用できる場所が制限されます。

しかし、優待割引がVISAよりもはるかに多いため、JCBを持っているとお得な台湾旅行を楽しむことができます。私もJCBのクレジットカードをサブカードとして持っています。

台湾のJCB優待ぢからメチャクチャ高いので、持参をたいへん強くお薦めします https://t.co/E7HvskQn1f (PDF)

— 下呂子（げろこ）は人生♪人生はでゅらちん (@Geroko) 2017年5月17日

台湾はJCBでめっちゃ割引受けられるんよな

— ⏳ (@mzyy94) 2016年10月23日

Twitterでも台湾旅行でJCBがお得だと発信している方が多いです。

ちなみに香港/台湾は大きなとこならJCB普通に使える、個人の店に行くと使えないことがある、くらいなのでこちらも8割くらいの体感です。

— まーや(Maaya)@QuantXはじめました (@maaya8585) 2018年11月4日

まさにこんな感じ。サブカードとしていますが、私もたまに「あれ？メインカードだったっけ？」というぐらいJCBを使うことがあります（笑）

「JCBのクレジットカード持っていけばOKだよ！」と言いたいのですが、さすがに使えないこともありますので「VISAをメイン、JCBをサブ」という使い方をおすすめしておきます。

アメックスとダイナースはほとんど使えない

アメックスとダイナースしか持ってない場合は、必ずVISAを新規発行しておきましょう。ビックリするぐらい使えないです。

特に意味もなくニコスでAMEXを作ったのはいいんだが、いざ台湾で使おうとすると、60%ぐらいの確率でAMEXは使えませんってなるから、おとなしくJCBあたりにしておけばよかった

— おぺるぁ@台北 (@Opera_Two) 2016年11月21日

そもそもアメックスとダイナースは一定以上の水準のお店と提携しているケーズがほとんど（理由は両社の加盟店手数料が高いため）ですからね。

日帰り弾丸ツアーin台湾に行ってきました。
カフェは激混みだったので入らず、グッズだけ購入しました。
クレカ使えましたが、アメックスは使え無かったので、VISA、JCB辺りをお勧めします。
店長らしき人がおイケメン風で感じの良い人でした。

— ぐでとん (@gude_ton) 2017年7月22日

優待割引のあるクレジットカードでお得な台湾旅行に

クレジットカードにはカードごとの優待特典が付いています。例えば「○○のお店で食事が10%割引！」「マッサージのコースが20%割引！」といった感じ。

優待特典はクレジットカードごとに異なりますが、台湾での優待特典が多いのはエポスカードとJCBカードです。

どちらも年会費無料で使うことができます。

JCB CARD Wを発行すると利用できる「たびらば」という会員専用のクーポンアプリを使えば、スマホ画面のクーポンを提示してJCB CARD Wで決済するだけで割引を適用してもらうことができます。

どうせ同じクレジットカードで決済するなら、割引があるクレジットカードで決済したほうがいいですよね。

また、OIOIでよく見かけるエポスカードには「台北101の展望台チケットが10%OFF」や「タピオカミルクティーが人気の「翰林茶館」で5%OFF」といった割引があります。どちらも台湾旅行で定番のスポットですから、対象になる方も多いのではないしょうか。

こちらも面倒な手続きなどは一切なく、現金で支払うところをクレジットカードで支払うだけで割引にしてもらえます。旅行サイトで割引クーポンを発行して提示するよりも楽です。

全てのクレジットカードに割引特典が付帯されているわけではありませんし、海外である台湾で割引特典を用意しているカードはかなり限られています。全部で1,000種類近くある国内クレジットカードの中から探すのは至難の業。

しかも、各クレジットカードが最も推すべき特典ではありませんので、公式サイトにすら情報が載っていないことも珍しくありません。

そのせいでせっかくなお得な情報を取りこぼしてしまっている方が非常に多いので、このページを見た方は、ぜひ今回ご紹介したクレジットカードを発行して優待割引の威力を確認してください。

海外旅行保険は傷害治療補償と疾病治療補償が100万円以上補償されるものを選ぶ

クレジットカードの中には海外旅行保険を付帯しているものもあります。「海外旅行保険」と言ってもいくつかの補償項目に分かれるのですが、「クレジットカードの海外旅行保険だけでカバーしたい」というのであれば、

の3項目をチェックしてください。一番利用頻度の高い海外旅行保険の項目であるため、この項目の補償額が低いと持っている意味がなくなります。

台湾はそこまで医療費が高くないため、仮に腕や足を骨折して入院することになっっても、かかる医療費は1週間で40～50万円もしません。

公立病院（個室）：約12,900円～約29,800円
私立病院（個室）：約14,500円～約30,600円
公立病院の手術費：約257,600円（虫垂炎）、約177,100円（アキレスけん断裂）
私立病院の手術費：約305,900円（虫垂炎）、約225,400円（アキレスけん断裂）
外来初診料：約4,800円～約12,100円

引用元：世界の医療事情

意識不明の重体になればもっと費用がかかりますが、基本的にはそんな大きな事故や病気になるこってないですよね。特に10代や20代、30代の人であれば健康に旅行できる方が普通です。

そのため、クレジットカードの海外旅行保険は傷害治療補償と疾病治療補償が100万円以上補償されていれば、とりあえずOKだと考えてください。

台湾旅行におすすめのクレジットカード：ベスト3

エポスカード

	年会費	無料
	国際ブランド	VISA
	旅行保険	海外：最高500万円(自動付帯)
	ポイント	200円⇒1P(エポスポイント)
	マイル還元率	ANA：0.5%

先ほども少しご紹介したエポスカード。OIOIのメイン層である女性にメリットの多い特典を用意しているクレジットカードであり、その中に台湾旅行での割引が用意されています。割引対象となるスポットは以下の通り。

どの割引もクーポンを用意する必要はありません。エポスカードで支払えば自動的に割引にしてもらえます。

また、エポスカードは「ゴールドカード並みの海外旅行保険が自動的に補償される」というメリットもあります。エポスカードのような年会費無料のクレジットカードは、海外旅行保険が付帯されていても50万円や100万円程度です。むしろ「補償していない」という方が一般的。

しかし、エポスカードはケガの治療費が200万円、病気の治療費が270万円まで補償してもらえます（ゴールドカードの平均補償額が200万円）。

しかも、保険の利用条件が「自動付帯」と呼ばれる持っているだけ適用してもらえる条件ですので、わざわざ旅行前に加入手続きや申請をする必要は一切ありません。

お守り代わりの1枚としても役立ってくれますから、台湾旅行のために発行しておいて間違いありません。

JCB CARD W

	年会費	無料
	国際ブランド	JCB
	旅行保険	海外：最高2000万円(利用付帯)
	ポイント	1.00%(OkiDokiポイント)
	マイル還元率	ANA/JAL/スカイ：0.6%

JCB CARD Wは39歳以下ならずっと年会費無料で使えるJCBカード。

会員専用アプリ「たびらば」を使うことで飲食・ショッピング・エステなど様々な分野で優待特典が用意されています。対象店の数はエポスカードよりも多く、100店舗以上あります（詳しい対象店舗はこちらを参考に）。

また、海外利用ではさらにポイント2倍追加で、最終的には1,000円利用ごとに4ポイント貯められます。金品茶語や北投春天酒店、金龍餐廳、請客楼など台湾で割引できるだけではなくポイントも貯められるのは優秀。貯めたポイントはディズニーランドやUSJの入園チケットに交換できます。

国際ブランドがJCBであるためJCB CARD Wだけを持って行くと使えない可能性もあるためおすすめしませんが、エポスカードや他のVISAクレジットカードを支払い用としてあわせて持って行くならおすすめです。

セディナカードJiyu!da!

	年会費	無料
	国際ブランド	VISA/Mastercard/JCB
	旅行保険	–
	ポイント還元率	0.50%～1.50%(わくわくポイント)
	交換可能マイル	JAL：0.25%

セディナカードJiyu!da!は海外キャッシング時のATM手数料が無料になるのが特徴のクレジットカード。台湾旅行で台湾ドルを用意するときにキャッシングを利用する予定の場合はこちらがおすすめです。

カードの種類（国際ブランド）はVISA、MasterCard、JCBの中から好きなものを選べますが、おすすめはVISA。キャッシングだけではなく支払い用としても万能に使えますからね。

台湾出張時、セディナカードの中でも比較的手数料が高いと言われるVISAブランドでキャッシングしたのだが、同時にキャッシングしたJCBプロパーカードよりレートが安かった。こりゃ確かに、今後外貨キャッシュの入手はセディナカードでのキャッシング一択だなぁ。

— kent (still has lots more to work on) (@kent_moonlight) 2018年10月31日

台湾ドルを安く準備したい方は、サブカードとして発行しておくといいでしょう。