初めてのクレジットカードのおすすめとして三井住友カード デビュープラスと楽天カードが紹介されることが多いです。どちらも年会費無料*1で使うことができ、ポイント還元率も1.0%と高還元率なのが特徴で使い勝手がいいのが初心者にもおすすめの理由です。
実際に私自身も三井住友カード デビュープラスと楽天カードをメインカードとして使っていました。
しかし、特徴が似ているからこそ「どっちを発行した方がいいの?」と迷う方も多いはず。
そこで今回は三井住友カード デビュープラスと楽天カードを比較し、どちらの方がお得度が高いかを解説して行きたいと思います。
クレジットカードはその人のライフスタイルとの相性があり、全員がお得になるものはありません。しっかりと違いを学び、自分に合った方を発行しましょう。
三井住友カード デビュープラスと楽天カードの比較表
三井住友カード デビュープラス | 楽天カード | ||
---|---|---|---|
申込条件 | 満18歳~25歳の方 | 満18歳以上の方 | |
年会費 | 無料(※1) | 無料 | |
国際ブランド | VISA | VISA/MasterCard/JCB/AMEX | |
家族カード | – | 無料 ※5枚まで発行可 | |
ETC | 年会費500円(税抜) | 年会費500円(税抜) | |
ポイント還元率 | 1.0% (1,000円=2P) | 1.0% (100円=1P) | |
マイル還元率 | ANA:0.3% | ANA:0.5% | |
電子マネー | iD(カード型) iD(携帯) PiTaPa WAON Visaのタッチ決済 | 楽天Edy QUICPay(JCBの場合) | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – | 2000万円 |
傷害治療補償 | – | 200万円 | |
疾病治療補償 | – | 200万円 | |
救援者費用 | – | 200万円 | |
賠償責任 | – | 2000万円 | |
携行品損害 | – | 20万円 | |
付帯条件 | – | 利用付帯 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – | – |
入院日額 | – | – | |
通院日額 | – | – | |
付帯条件 | – | – |
ポイントの貯まりやすさを比較
まずはクレジットカードの魅力の一つである『ポイント』を比較していきます。
まず三井住友カード デビュープラスは1,000円利用ごとに2ポイント、楽天カードは100円利用ごとに1ポイント貯まります。
『ポイント』といっても、デビュープラスはワールドプレゼントポイント、楽天カードは楽天ポイントと呼ばれるそれぞれのカード会社が提供するポイントが貯まります。
これだけだと楽天カードの方がポイントが貯まるように感じますが、ワールドプレゼントポイントは1ポイント=5円相当の他社ポイントや商品と交換でき、楽天ポイントは1ポイント=1円相当の他社ポイントや商品と交換できるため、還元率にするとどちらも1.0%となります。
お得度は変わりません。
三井住友カード デビュープラス | 楽天カード | |
---|---|---|
ポイントの価値 | 1000円=2P=10円相当の価値 | 100円=1P=1円相当の価値 |
では、「どちらがお得なのか?」という話ですが、それは『ポイントを多くもらえるお店が自分の普段使っているお店と同じか?』で判断します。
コンビニやマクドナルドでお得なのはデビュープラス
普通に使えばお得度は同じですが、クレジットカードごとにポイントアップ優待店が用意されているため、普段自分が使っているお店が優待店に含まれていれば優劣に差が出てきます。
デビュープラス使うとセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでポイントが5倍になります。
つまり、1,000円利用ごとに10ポイント貯まる計算。
カード払いはもちろん、電子マネーのiDを使ってもポイントアップの対象となりますので、お得度はかなり高めです。
【三井住友カードのポイントアップ対象店】
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
一方、楽天カードはこれらの店がポイントアップの対象店ではありません。楽天カードでポイントアップになるお店は以下の通りです(一部紹介)。
対象店舗 | ポイントアップ率 |
---|---|
庄や | 2倍 |
ENEOSサービスステーション | 1.5倍 |
ENEOSでんき/ENEOS都市ガス | 1.5倍 |
白木屋 | 2倍 |
魚民 | 2倍 |
千年の宴 | 2倍 |
目利きの銀次 | 2倍 |
山内農場 | 2倍 |
エディオン | 2倍 |
ドラッグイレブン | 3倍 |
コート・ダジュール | 2倍 |
快活CLUB | 2倍 |
武田メガネ | 2倍 |
アリさんマークの引越社 | 3倍 |
近鉄百貨店 | 2倍 |
鳥貴族 | 2倍 |
コンビニのように日常的な利用するお店は少なく(利用するとしたらENEOSとドラッグイレブンあたりですかね?)、なかなかポイントをガツガツと貯めるのは難しいです。
特にコンビニは仕事中の昼食を買うために利用したり、ちょっとした買い物で利用する機会が多い人もいるかと思いますので、そういった人ほど三井住友カード デビュープラスを使った方が効率的にポイントが貯まり、お得になることができます。
楽天関連サービスを使うなら楽天カードがお得
楽天カードは楽天市場や楽天トラベルといった楽天関連のサービスでポイントが多くもらえます。
サービス名 | ポイントアップ率 |
---|---|
楽天トラベル | 最大2倍 |
楽天市場 | 最大3倍 |
楽天モバイル | 最大2倍 |
楽天ブックス | 最大3倍 |
さらに、楽天は定期的にポイントアップキャンペーンを行っているので、うまく活用すれば10倍や20倍といった高還元でポイントを貯めることも可能です。
楽天のサービスを使う人限定ですが、10,000円使ったときに本来であれば100ポイントのところ300ポイントや400ポイントを簡単に貯められるのが楽天カードの魅力です。
ただ、注意しておきたいこともあります。
そもそも「楽天カードはポイントが貯まりやすい」と言われているのは、楽天サービス内でこのようなポイントアップキャンペーンがたくさん用意されているからです。
しかし、「楽天はあまり使わない」という場合はポイントアップの恩恵を得ることができず、普通のクレジットカード程度しかポイントが貯まりません。
旅行で楽天トラベルを使っていますか?スマホは楽天トラベルを利用していますか?通販はAmazonではなく楽天市場を使っていますか?
もし、これらのサービスをあまり使っていないのであれば、コンビニがポイントアップ店となっている三井住友カード デビュープラスの方がお得になりやすいです。
Amazonなど楽天以外の通販はデビュープラスの方がお得
デビュープラスはポイントUPモールと呼ばれる三井住友のポイントサイトを経由することで、Amazonをはじめとした通販でもらえるポイントがアップします。
一部ご紹介すると以下のようなサイトが対象となります。
対象サイト | ポイントアップ率 |
---|---|
Amazon | 2倍 |
楽天市場 | 2倍 |
Yahoo!ショッピング | 2倍 |
Amazonファッション | 9倍 |
さとふる(ふるさと納税) | 10倍 |
ビックカメラ | 4倍 |
Apple | 4倍 |
実店舗では楽天カードの方が幅広くポイントアップ対象になりますが、ネットショッピングではデビュープラスの方がポイントアップ対象が多くポイントが貯まりやすくなっています。
この項目の結論
結論
楽天市場や楽天トラベルなど、普段から楽天のサービスを多用している場合は楽天カードの方がポイントが貯まりやすい。
逆に、コンビニや飲食店、楽天以外の通販サイト(Amazonなど)を使っている場合は三井住友カード デビュープラスの方がポイントが貯まりやすい。
ステータスを比較
三井住友カード デビュープラスと楽天カードは年会費の安いクレジットカードですので、ゴールドカードやプラチナカードと比べるとステータス性が低く、上司や取引先の人から「いいカード持ってるね!」と思われる可能性は低いです。
しかし、あえて比較すると三井住友カード デビュープラスの方が少しだけステータス性があると言えます。
発行元を比較すると、三井住友カード デビュープラスは銀行系の三井住友であるのに対し、楽天カードは流通系の楽天であり、一般的に「銀行系クレジットカードの方が信頼も高い」という観点からステータスは高く見られがちです。
また、三井住友カード デビュープラスは25歳以上になると上位カードの三井住友カード プライムゴールド(20代向けゴールドカード)、30歳以上になると三井住友カード ゴールド(通常のゴールドカード)へグレードアップしていきますので、年齢にふさわしいカードへ進化してくれます。
三井住友カード ゴールドまで行けば、取引先との食事の会計でスッと支払いに出しても鼻で笑われる心配はありません。
一方、楽天カードは楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなどの上位カードになったとしても、人前(特にビジネスシーンにおいて)で出すのは少し抵抗があります。
クレジットカードに詳しかったり、仕事の立場が上の人、お堅い仕事をしている人ほど、口には出さなくてもクレジットカードなどの細かい部分で人を判断していますので、あなたが将来的に他社の人と関わったり、自営業で働くのであれば、三井住友カードを使っていた方が何かと都合がいいです。
結論
ステータスも考慮するのであれば三井住友カード デビュープラスが最適。ステータスを特に気にしないのであれば楽天カードでも問題なし。
サポート力を比較
例えば、クレジットカードが不正利用にあったとき、すぐに対応してくれるカード会社とそうではないカード会社が存在します。
三井住友はサポート力に定評があり、私も過去に海外旅行中の不明な明細を調べてもらったことがあります。
一方、楽天カードはお世辞にも対応がいいとは言えません。
みんな言ってるけど楽天カードのオペレーター、感じ悪すぎてわらう
— かるがも (@F15M500) March 5, 2020
某、楽天カードのオペレーター対応悪すぎてむきーーー!!!!!!!人のことバカにしてる感MAXなんですけどー?!半笑いされてんのちょー聞こえてますからね?!むきー!残一括してアンタのとことは縁切ってやるんだからー!!!!くそー!
— ゆゆこ (@yy__kz) September 9, 2019
私自身はこのような経験がない(というか、楽天に問い合わせたことがない)ため何とも言えませんが、口コミや知人からの意見で耳にする機会が多いです。
「楽天カードはお得にポイントが貯まって年会費も無料だから、サポートの悪さには目をつぶる」と割り切って使用するのであればいいのですが、クレジットカード初心者は使い方を含め、わからないことが多いはずですので、不便に感じることの方が多いです。
- 初めて使ったときに上手く決済が通らず、慌てて問い合わせたのに繋がらない
- 明細のタイミングがわからず、問い合わせたのに反応がない
- 海外旅行中にスキミングやスリによる不正利用が発生したため補償の手続きを進めたいのに、一向に進まずストレスがたまる
このような事態を未然に防ぎたい人ほど、三井住友カード デビュープラスを発行しておいた方がいいです。
結論
楽天カードはサポート力があまりないため、緊急時の対応も遅くストレスが貯まりやすい。
一方、三井住友カード デビュープラスはサポートデスクの対応も丁寧なため、不正利用の防止や利用停止までがスムーズで安心できる。
電子マネーを比較
次に電子マネーを比較します。
三井住友カード デビュープラスではiD、楽天カードでは楽天Edy(JCBならQUICPay)を使うことができます。
使えるお店が多いのはiD
正確な数字は発表されていないため分かりませんが、2019年12月時点でiDは全国106万店舗、楽天Edyは2017年10月時点で50万店舗で使えましたので、現在はiDより少し少ないかな?というところまで対応店舗を増やしていると推測されます。
コンビニをはじめとしたメジャーな場所ではどちらも対応しているケースがほとんどですが、地方に住んでいる人ほど対応店舗の多いiDの方が便利です。
ジャンル | iDが使えるお店 | 楽天Edyが使えるお店 |
---|---|---|
コンビニ | セイコーマート、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン | セイコーマート、セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、ローソン |
スーパー・モール | イトーヨーカドー、イオン、ビブレ、マックスバリュ | イトーヨーカドー、サニーマート、コープ、ハローデイ、ゆめタウン・ゆめマート |
ドラッグストア | サンドラッグ(※)、ドラッグセガミ(※)、日本調剤(※)、マツモトキヨシ(※) | ドラッグイレブン、ドラッグセガミ、日本調剤(※)、マツモトキヨシ |
グルメ | かっぱ寿司、牛角、とんかつ浜勝、はま寿司、ガスト、ジョナサン、バーミヤン、CoCo壱番屋(※)、すき家(※)、マクドナルド、ミスタードーナツ(※)、モスバーガー(※)、ロッテリア(※) | とんかつ浜勝、ガスト、ステーキガスト、ジョナサン、バーミヤン、ほっともっと(沖縄)、ケンタッキー(沖縄)、マクドナルド、ミスタードーナツ(※)、モスバーガー(※)、すき家(※)、ドミノ・ピザ、吉野家(※)、リンガーハット、ロイヤルホスト |
カフェ | コメダ珈琲店(※)、タリーズ(※) | コメダ珈琲店、サンマルクカフェ(※)、タリーズ(※)、ドトールコーヒー(沖縄) |
居酒屋 | 魚民、庄や、白木屋、福福屋、和民、笑笑、やきとり道場 | 魚民、白木屋、福福屋、笑笑 |
家電量販店 | エディオン(※)、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ | エディオン(※)、ケーズデンキ、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、PC DEPOT、ビックカメラ、ヨドバシカメラ |
ガソリンスタンド | エネオス(※1)、エッソ・モール・ゼネラル(※1) | エッソ・モール・ゼネラル(※) |
ホテル・旅館 | INTERCONTINETAL TOKYO BAY、京王プレッソイン、相鉄フレッサイン、阪急阪神第一ホテルグループ、ROUTE INN | ANAクラウンプラザホテル、INTERCONTINETAL、ウェスティンホテル東京、コンフォートホテル、品川プリンスホテル、東急ホテルズ、西鉄イン、リッチモンドホテル、ROUTE INN |
※1:セルフSSのみ
それぞれ一部だけご紹介すると上記のような感じ。普段の生活でよく利用するお店は人によって違ってくるかと思いますので、それぞれの利用可能店舗をチェックし、自分にあった方を選ぶといいでしょう。
また、楽天カードは国際ブランドをJCBにすることでQUICpayを利用することができるため、さらに幅広いお店で使うことも可能です。
利便性が高いのもiD
楽天Edyは事前にチャージが必要ですが、iDはチャージが必要ありません。後払い式であるため、カード決済と一緒に請求が来ます。
チャージするタイプだとレジで支払うタイミングで「残高が足りなかった!汗」となることがありますので、マメな性格な人でないと少し不便です。
一応、楽天カードには楽天Edyのオートチャージ機能付きのものがありますので、楽天Edyを使う予定の場合は申込のタイミングで選択しておきましょう。オートチャージに対応している店舗で利用すると、自動的に足りない残高をチャージしてもらえます。
お得度が高いのは楽天Edy
楽天Edyの魅力は利用やチャージでも楽天ポイントが貯まること。それぞれ200円ごとに1ポイント貯まるため、楽天カードと楽天Edyを併用すれば200円=4ポイント(ポイント還元率2.0%)で貯めることが可能です。
一方、iDは利用・チャージでポイントが貯まりません。
三井住友カード デビュープラスが1,000円=2P貯まりますので、ポイント還元率は1.0%のままです。
この項目の結論
結論
様々な店舗で使いたかったり、チャージなしの利便性を求めるのであれば三井住友カード デビュープラスのiDが最適。
楽天カードの楽天Edyは特定のお店でポイントがたくさん貯まるので、自分が普段から利用しているお店がポイントアップの対象店になっているか確認したうえで発行すると失敗がない。
海外旅行での使いやすさを比較
安心して使えるのは三井住友カード デビュープラス
『サポート旅行を比較』の項目でも解説しましたが、ここでも少しだけ。
スキミングやスリなどによる盗難・不正利用が起きた場合、カード会社が提供しているサポートデスクに電話連絡し、カードの利用停止&再発行を行ってもらう必要があります。
しかし、楽天カードはお世辞にもサポートデスクの対応がいいとは言えないため、緊急時のサポート力はいまいちだと言えます。
焦っているのに電話が繋がらなかったり、「うちの部署ではないので別のところに問い合わせてください」とたらい回しにされるのは、かなりのストレスです。
一方、三井住友カード デビュープラスは国内最大手銀行の三井住友が運営していることもありサポートデスクの対応も迅速。安心して海外旅行を楽しむことができます。
海外旅行保険が充実しているのは楽天カード
海外旅行保険が充実しているのは楽天カード。ホテルの宿泊費や航空券代などで楽天カードを利用すると、最高2,000万円まで補償してもらうことができます。
特に注目したいのは『傷害治療費用(ケガの治療費を補償)』『疾病治療費用(病気の治療費を補償)』の項目。それぞれ200万円補償されているため、医療費の安いアジア圏であれば楽天カードの海外旅行保険だけである程度の病気・ケガに備えることができます。
旅行前にわざわざ掛け捨ての海外旅行保険に入る手間が省けますし、1万円近くする保険料も必要ありません。
支払いの手軽さはどちらも同じ
三井住友カード デビュープラスはVisaのタッチ決済、楽天カードはMasterCardを選ぶことでApple Pay経由でMasterCardコンタクトレスと呼ばれるコンタクトレス決済を利用することができます。
普通のカード払いは店員にカードを渡して暗証番号を入力することで決済が完了しますが、コンタクトレス決済ではカードを専用の機械にかざすだけで決済が完了します。
暗証番号を入力したり、サインを書く手間が省けることはもちろん、カードを機械に通したり店員に待たす必要がなくなることでスキミング防止にも役立ってくれます。
日本ではVisaのタッチ決済やMasterCardコンタクトレスが利用できるお店をあまり見かけませんが、海外では普及している(特に欧米&オーストラリア)決済方法ですので、海外旅行ではかなり便利です。
三井住友カード デビュープラスはカード自体にコンタクトレス機能が搭載されているため、駅の改札のようにカードをかざすだけで支払いが完了します。
一方、楽天カードはカード自体にコンタクトレス機能が付いていないため、Apple Pay経由でMasterCardコンタクトレスを利用する必要があります。
マクドナルドにて楽天カード(ApplePay)でMastercardコンタクトレスすることに成功。wikipediaのApplePay の対応会社に楽天はなかったが、、クイックペイでも同じことだけど、なぜかマクドナルドではNFCを選択したい(笑) pic.twitter.com/47V4XwaRtK
— ガジェット兄さん (@sumaho_baka) 2018年6月8日
Apple Payに登録する手間や、そもそもiPhoneやApple Watchを持っていないと使えないデメリットがありますが、海外旅行中に財布からカードを取り出す必要がないメリットもあります。
使い勝手に関しては「カードをかざすか」「スマホをかざすか」だけの違いですので、使いたいカードにあわせて利用するといいでしょう。
この項目の結論
結論
サポートデスク対応の良さや不正利用対策までのスムーズさを考えると、初めての海外旅行のためのクレジットカードには三井住友カード デビュープラスが最適。
また、海外旅行に1枚しかクレジットカードを持っていかない場合も、とにかく緊急時の対応の良さが一番重要になってきますので、三井住友カード デビュープラスの方が安心できます。
一方、楽天カードはサポート力がイマイチですが、海外旅行保険が充実していますので、お守り代わりの1枚として最適。
不正利用の対応が遅かったり、なぜか突然使えなかったりすることもありますので、個人的にはサブカードとして別のクレジットカードも持っておくことをおすすめします。
まとめ
以上をまとめると、
こんな人におすすめ | |
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三井住友カード デビュープラス |
|
楽天カード |
|
といった感じです。クレカとして安心して使いたいのであれば三井住友カード デビュープラス、普段から楽天のサービスを使っているのなら楽天カードを選ぶといいでしょう。
また、どちらも発行するということも可能(私もそうしました)ですので、実際に利用してみて自分にメリットが大きいと感じた方だけを残すのもありです。
特に今なら三井住友カード デビュープラスが年会費永年無料キャンペーンを開催していますので、低リスクでクレジットカードを試せるチャンスですよ。
*1:1 | 三井住友カード デビュープラスは年1回以上の利用が条件 |
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