イギリス旅行におすすめのクレジットカード3つと選び方

イギリス旅行におすすめのクレジットカード3つと選び方
イギリスはカード決済が当たり前の国であり、ロンドンオリンピックを機にキャッシュレス化が一気に進みました。最近ではApple Payで公共料金の支払いができるように進んでおり、現金を使う機会は圧倒的に少ないです。日本とは真逆

今回はイギリス旅行におすすめのクレジットカードを3つと、カードを選ぶときのポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

イギリス旅行に最適なクレカ選びのポイント

ポイント1.国際ブランドがVISAかMasterCard

イギリスでも使いやすい国際ブランドはVISAとMasterCardです。カード決済ができる場所であれば、この2つの国際ブランドのどちらかを持っていれば決済できます。

一方、JCBやAMEX、Diners Clubなどは使えるお店が少なくなります。AMEXに関しては6割近くのお店で使える印象ですが、JCBとDiners Clubは滅多に見かけませんので、必ずサブカードとしてVISAやMasterCardのクレジットカードを発行しておきましょう。

VISAとMasterCardに関してはほとんど違いはありませんので、どちらを発行してもOKですが、特に理由がなければMasterCardがおすすめ。今はそうでもありませんが「ヨーロッパはMasterCardが使いやすい」と昔は言われていましたので、地方へ行くほどMasterCardの方が利便性が高いかもしれません。

ポイント2.ICチップが付いている

アメックスカードにもICチップ搭載!海外旅行の支払いでも使いやすさアップICチップとは上画像のようにクレジットカードの左部分に付いている銀(または金)のマークのことです。たくさんの情報が含まれており、高いセキュリティを実現してくれます。

イギリスをはじめ、最近ではICチップ付きのクレジットカードしか対応していないお店がほとんどです。イギリスのクレジットカード事情でも解説していますが、支払いではセキュリティ面を考えてICチップ付きのクレカしか決済できない機械を採用しておらず、暗証番号の入力を求められるのが一般的です。

また、ATMでキャッシングを行う場合もICチップ付きのクレカしか対応していません。

国内で発行されているクレジットカードの多くはICチップが付いていますが、稀に付いていないものがありますので、発行前に確認しておきましょう。

ポイント3.Apple Payまたはコンタクトレス決済に対応している

コンタクトレス決済のマークイギリスはコンタクトレス決済が普及しています。クレジットカードに上画像のようなマークが付いていれば、カードをピッとかざすだけでお店や改札の決済を済ませることができます。

ポイント1・2と比較すると必ずしも必要な機能ではありませんが、あればイギリスでの支払いが倍以上スムーズになります

また、Apple Payも普及しており、MasterCard・JCB・AMEXを登録しておけばApple Pay経由のコンタクトレス決済が可能です(VISAはApple Pay経由のコンタクトレス決済は利用不可)。使い方も「スマホをかざして指紋認証(や顔認証など)するだけ」とシンプル。

クレカ自体にコンタクトレス決済が搭載されているカードを選ぼうとすると選択肢が限られてしまいます*1が、Apple Pay経由であれば『Apple Payに登録できるMasterCard・JCB・AMEXのクレカならどれでもOK』ですので、選択肢はかなり広くなりおすすめです。

関連記事:海外で国内のApple Payは利用可能【対応国や対応カードまとめ】

イギリス旅行におすすめのクレジットカード3つ

三井住友カード A

三井住友カード A券面年会費1,500円(税抜) 初年度年会費無料
国際ブランドVISA/MasterCard
旅行保険海外/国内:最高2500万円(自動付帯)
ポイント1,000円=1P(ワールドプレゼント)
マイルANA:0.03%
  • 世界中どこでも使える安心のクレジットカード
  • 年会費が安く、海外・国内旅行保険がしっかりと付帯されている
  • デュアル発行でVISA、MasterCard両方発行可能

1枚もクレジットカードを持っていない人は、お得度よりも安全性を重視して三井住友カード Aがおすすめ。ポイント還元率は平均的(0.5%)ですが、サポート体制がしっかりしているため万が一の時も安心できます(逆に年会費無料はサポートに全く繋がらないこともあるので注意)。

国際ブランドはVISAとMasterCard好きな方を発行できます。

また、デュアル発行と呼ばれるサービスを利用することでVISAとMasterCard両方の三井住友カード Aを発行でき、どちらかの年会費を割引料金で所有することも可能です(デュアル発行は申込時に選択可能)。

イギリスでの使い勝手も問題ありません。カード自体にコンタクトレス決済が付いていますし、MasterCardを選べばApple Pay経由のコンタクトレス決済も可能です(登録自体はVISAでも可能)。

楽天カード

楽天カード年会費無料
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
旅行保険海外:最高2,000万円(利用付帯)
ポイント100円=1P(楽天ポイント)
マイル還元率ANA:0.5%
  • ポイント還元率の高い年会費無料クレジットカード
  • 楽天トラベルでは100円で2ポイントも貯まる
  • 貯めたポイントは楽天市場や楽天トラベルで使える
  • プリペイド型電子マネー「Edy」搭載

どうしても年会費無料で使いたい場合は楽天カードがおすすめ。国際ブランドはVISA、MasterCard、JCB、AMEXの中から選ぶことができます。

ポイント還元率1.0%でお得度も高いため、旅行中の支払いをまとめていればそれなりにポイントが貯まります。貯まったポイントは1ポイント=1円で楽天市場や楽天トラベルなど楽天のサービスで使えますので、本を買ったり、食品を買ったり、次の旅行のホテル代などに消費するといいでしょう。

デメリットはサポートの対応が悪いこと。口コミを見ても結構悪い評判が多いため、旅行中に紛失したり、覚えのない利用が見つかったときに苦労するリスクがあります。

短期の旅行だと何もトラブルが起きない可能性もありますが、「10日かけてフランスやスイスも周遊する」といった中・長期旅行になる場合はトラブルが起きる可能性が高くなりますので、サブカードで別のクレジットカードも準備しておきましょう。

アメリカン・エキスプレス・カード

アメリカン・エキスプレス・カードの詳細年会費12,000円
国際ブランドAMEX
旅行保険海外/国内:最高5000万円(利用付帯)
ポイント100円=1P(メンバーシップ・リワードポイント)
マイル還元率ANA:0.5%
  • 抜群に信頼度の高いステータスカード
  • 国内外のグルメ・エンタメを優待で楽しめる
  • 緊急時も安心の万全な対応力
  • 不正利用も電話一本でスムーズに削除

イギリス内でアメリカン・エキスプレス・カード(通称:アメックスグリーン)が使える場所は6割ほどですが、サブカードとしてVISA・MasterCardのクレカを持っている場合は、メインカードとして持っておくのもおすすめ。旅行関連の特典が様々付帯されており、より快適な旅行を実現することができます。

特に魅力なのが、世界中の空港ラウンジを使えるプライオリティ・パス。年会費無料で発行することができ、ヒースロー空港の空港ラウンジ「プラザプレミアムラウンジ」「スカイチームラウンジ」を利用できます。

また、カード自体にコンタクトレス決済の機能が付いていますので、バスや地下鉄などの公共交通機関やAMEX対応のお店はカードをかざすだけで決済できます。

サポート体制もしっかりとしていますので、紛失・盗難などのトラブル時も迅速に対応してもらえます。

クレジットカードは2枚以上持って行こう

最後に少しだけアドバイスしておくと「クレジットカードは2枚以上持っておいた方がいいです」。普通なら使えるVISAやMasterCardも磁気不良や店員が怪しいクレカだと認識して対応してくれない、など様々な問題で急に使えなくなることがあるからです。

特に普段クレカを使わない人や海外旅行初心者ほど「たくさん発行するのは嫌だ」「あまり使いたくない」といった理由で1枚しか発行しないことがありますが、急にクレカが使えなくなると帰国すら怪しくなるぐらい大変ですので、必ず準備しておきましょう。

【おすすめカードの公式ページはこちら】

References
*1:1 国内では発行会社が少ないです。詳しくはコンタクトレス決済対応クレジットカード【一覧】をご覧ください

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