10代20代の若年層向けのJCBカードにJCB CARD WとJCB CARD EXTAGEというクレジットカードがあります。両カードとも同じJCB発行であり、ポイント還元率や年会費などが非常に似ているため、クレジットカード初心者の多くは
「どっちを発行すればいいの?」
「どっちを発行したほうがお得なの?」
と疑問に持つかと思います。実際に私もJCB CARD Wを発行する際に「違いは何だ?」と徹底的に調べたため、その気持ちはとてもよく分かります。
そこで今回は、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEを比較し、その違いについて詳しく解説&どちらを発行すればいいのかを説明したいと思います。
まずは結論!今から発行するならJCB CARD Wで間違いなし
先に結論から述べると、今から発行するならJCB CARD Wで間違いありません。
そもそも、もともとはJCB CARD EXTAGEが20代限定のJCBカードとして存在しており、年会費無料やポイント還元率アップなど一般のJCBカードよりも優遇する特典をたくさん付帯していました。「20代なら迷わずJCB CARD EXTAGEを発行しておくべき」と言われたほど。
しかし、2017年10月にJCB CARD Wが登場し、全てが変わりました。
何とJCB CARD Wも年会費無料やポイント還元率アップなど、JCB CARD EXTAGEにあった優遇特典とほぼ同じものを付帯しており、さらに『申し込み対象年齢を39歳まで引き上げ』『ポイント還元率アップは無期限』『上位カードへの更新がなく一生使える』といったプラス要素まで追加されていたのです。
完全にJCB CARD EXTAGEをパワーアップさせて登場したわけです。
JCB CARD Wが登場した理由は明かされていませんが、おそらく最近は年会費無料でポイント還元率の高いクレジットカード(楽天カードなど)が人気であるため、JCBも利用者を増やすために発行したのだと予想されます。
後ほど違いは深堀していきますが、今から発行するならJCB CARD Wで間違いないと断言しておきます。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEの比較表
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---|---|---|---|
申込条件 | 18歳~39歳 | 18歳~29歳 | |
年会費 | 無料 | 5年間無料 (6年目以降は自動更新) | |
家族カード | 無料 | 5年間無料 (6年目以降は自動更新) | |
ETC | 無料 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | JCB | |
ポイント還元率 | 1.0%以上 (入会から3ヶ月間2.0%) | 0.5%以上 (入会から3ヶ月間1.5%) | |
マイル | ANA:0.3% JAL:0.3% スカイ:0.3% | ANA:0.3% JAL:0.3% スカイ:0.3% | |
電子マネー | QUICPay、楽天Edy | QUICPay、楽天Edy | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 | 2000万円 |
傷害治療補償 | 100万円 | 100万円 | |
疾病治療補償 | 100万円 | 100万円 | |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | |
携行品損害 | 100万円 | 100万円 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – | – |
入院日額 | – | – | |
通院日額 | – | – |
年会費を比較
年会費はどちらも無料ですが、JCB CARD EXTAGEは『発行から5年間』という縛りが付いています。6年目以降はJCB一般カードに自動更新され、年会費は1,375円となります。
一方、JCB CARD Wは年数による縛りはありませんし、申込可能年齢である39歳を超えてもずっとJCB CARD Wを使い続けることができます。このことは直接JCB CARD Wに問い合わせて確認しましたので、40歳以降のJCB CARD Wを使い続けることができます。
関連記事:【問い合わせてみた】JCB CARD Wにインビテーションなし!40歳以上になっても使い続けられます

JCB CARD EXTAGEはあくまでも「JCBカードのお試し版」といった印象ですね。
ポイントの貯まりやすさを比較
JCB CARD Wのポイント還元率は1%、JCB CARD EXTAGEのポイント還元率は0.75%(年間利用額が20万円未満の場合は0.5%)。入会から数ヶ月はポイント還元率がアップするものの、基本的には、この還元率でポイントが貯まっていきます。
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---|---|---|
ポイント | 1,000円=2ポイント | 1,000円=1~1.5ポイント |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5%~0.75% |
両カードで貯まったポイントの使い道は全て同じですので、単純にたくさん貯まるJCB CARD Wの方がお得です。
ポイントアップの特約店もJCB CARD Wの方がお得
JCBカードはJCBオリジナルパートナーと呼ばれる特約店で利用すると、もらえるポイントが常に2倍以上になるのですが、倍率はどちらのカードも同じであるため元のポイント還元率が高いJCB CARD Wの方がお得です。
電子マネーや旅行保険はその他の特典は同じ
年会費やポイント還元率以外の特典に関しては全て同じです。
電子マネーはQUICPayと楽天Edyを利用できるため使い勝手は全く同じ。Apple PayやGoogle Payにも登録が可能です。
旅行保険の内容も全く同じ。海外旅行保険は最高2,000万円が自動付帯で補償され、国内旅行保険は補償なしです。
ゴールドカードへグレードアップできるのはJCB CARD EXTAGEだけ
JCB CARD Wはずっと使い続けられる代わりに、JCBゴールドやJCBプラチナカードへのインビテーション(招待)はありません。
一方、JCB CARD EXTAGEはゴールドカードであるJCB GOLD EXTAGEへグレードアップさせたり、一度JCB一般カードに更新をし、その後、JCBゴールドやJCBプラチナなどへグレードアップしていくことが可能です。
クレジットカードを持つ理由は人によって様々ですが、例えば「30代になったゴールドカードを持っておきたい」「プラチナカードやブラックカードを持ちたい」という目標があるのであればJCB CARD EXTAGEの方が都合がいいです。

特にJCBのブラックカードであるJCBザ・クラスは下位カードを年間何百万円も使用することでしか発行できません。
ゴールドカード以上になってもポイント還元率はJCB CARD Wの方が上であるため、ポイントをたくさん貯めるだけならJCB CARD Wで十分ですが、空港ラウンジ無料特典をはじめとした様々なサービスを利用したい場合は上位カードを目指すといいでしょう。
まとめ
JCB CARD Wの方が後に登場したこともあって、完全にJCB CARD EXTAGEの上位互換となっています。JCB CARD EXTAGEの申し込みページにも「JCB CARD Wがあります!」といった告知が出てくるぐらいですから、おそらくJCB側もJCB CARD Wを今後の若年層向け主流カードとして考えていると予想されます。
年会費やポイント還元率の高さなど、単純なスペックだけ比較してもJCB CARD Wの方が優れているのは明らかですので、これから発行するのであればJCB CARD Wで間違いありません。
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