JCB CARD Wのメリットの1つにAmazonでのポイントの貯まりやすさ、そして貯めたポイントをAmazonの購入代金として使える、というAmazonとの関係性があります。私自身もJCB CARD Wを発行する前に調べた際、普段から使っているAmazonでお得になれそうだと感じたため発行に踏み切りました。
- JCB CARD Wを使ったらどれぐらいポイントが貯まるの?
- Amazon MasterCardクラシックよりもお得って本当?
- 一番効率がいい貯め方はどうやるの?(どこ経由で貯めるべき?)
- どうやったらAmazonでJCBのポイントが使えるの?
今回は上記の解決方法を中心に、私が普段からやっているJCB CARD Wで最も効率よくAmazonを使い倒すための方法をご紹介したいと思います。
前半では『ポイントを貯める』ことを、後半では『ポイントを使う』ことに分けて解説していますので、気になる部分だけでも参考にしてみてください。
JCB CARD WならAmazonでいつでもポイント4倍(ポイント還元率2.0%)
まずは基本的なJCB CARD WのメリットであるAmazonでのポイントの貯まりやすさを解説します。
JCB CARD Wは通常利用で1,000円決済ごとのOkiDokiポイントが2ポイント貯まりますが、Amazonで利用するとポイント4倍になり、1,000円決済ごとに4ポイント貯められるようになります。
少しややこしいですが、
あくまでも『普通のJCBカードのポイントの貯まりやすさから何倍か?』という話
ですので、「JCB CARD Wがもともと普通のJCBカードよりも2倍ポイントが貯まりやすいから、Amazonで使うと2×4で8倍に…」ということにはなりません。この点は注意しておきましょう。
もう少し詳しく解説すると上画像のようなイメージです。
普通のJCBカードは1,000円利用ごとに1ポイント貯まるところ、JCB CARD Wなら1ポイント上乗せされて2ポイントに。さらに、Amazon利用のボーナスで2ポイント上乗せされ、合計で4ポイント貯まる計算です。
OkiDokiポイントは1ポイントで5円の価値があると言われていますから、1,000円利用で20円が還元されることになりますので、ポイント還元率にすると2.0%ということになります。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%~1.0%ですので、Amazonで1,000円利用すると5円~10円の還元です。そう考えると、JCB CARD Wがいかにお得かが分かりますね。
MyJチェック登録とOkiDokiランド経由を忘れずに!
ただAmazonでJCB CARD Wを使えばポイント4倍になるわけではなく、以下の2つの条件をクリアする必要があります。
- MyJチェックに登録する
- OkiDokiランドを経由する
MyJチェック
MyJチェックとは、いわゆるWeb明細のことです。昔は紙の明細が自宅に郵送されてくるのが一般的でしたが、最近はネットから見られるWeb明細が主流です。
JCB CARD Wに申込んだタイミングで自動的に設定されますので、特に何もやらなくても条件を満たすことができます。
ちなみに、JCB CARD Wは紙の明細に対応していませんので、どうしても欲しい場合はJCB一般カードなど他のJCBカードを発行するようにしましょう。
OkiDokiランド
OkiDokiランドはJCBが運営するポイントモールです。ここを経由することでAmazonの買い物にOkiDokiポイントを上乗せしてもらうことができます。
OkiDokiランドには上画像のように専用の移動ボタン(赤枠部分)が用意されていますので、そこを押してからAmazonに移動し、24時間以内に購入したものはポイントアップの対象となります。
購入のたびに毎回移動しなければならない手間はありますが、ブックマークに保存しておけば解決できます。
本家Amazonクレジットカードよりもお得
Amazonは『Amazon MasterCardクラシック』という自社のクレジットカードを発行していますが、なんとJCB CARD Wの方がAmazonでお得にポイントを貯めることができます。
2つを比較すると以下の通り。
カード名 | JCB CARD W | Amazon MasterCardクラシック |
---|---|---|
デザイン | ||
年会費 | 無料 | 無料 (年1回以上の利用が必要。通常1,350円) |
ポイント還元率 (Amazon利用) | 2.0% (OkiDokiランド経由) | Amazonプライム会員:2.0% 非Amazonプライム会員:1.5% |
ポイント還元率 (通常利用) | 1.0%~ | 1.0% |
ポイント還元率自体は違いがありませんが、Amazon MasterCardクラシックの場合はAmazonプライム会員(年会費3,900円)に加入する必要があります。
ポイント還元率が変わらないのであれば、間違いなくJCB CARD Wの方がお得です。
また、Amazon以外で決済した場合Amazon MasterCardクラシックはポイント還元率1.0%ですが、JCB CARD Wならセブンイレブンでポイント3倍になったり、スタバでポイント10倍になったりなど、様々なシーンでお得になることができます。
そういった面も含め、総合的に見ればJCB CARD Wの方がお得にポイントを貯めることができると言えます。
もっと詳しくJCB CARD WとAmazon MasterCardクラシックを比較したい場合は、以下のページをご覧ください。
また、その他のクレジットカードもあわせて最もAmazonでお得になるクレジットカードを比較したい場合は、以下のページをご覧ください。
Kindle電子書籍など一部対象外なのが残念
唯一「JCB CARD Wでダメだな」と思う部分は、Kindle電子書籍など一部対象外なものが存在することです。先ほども解説したように、ポイント4倍にするためには『MyJチェックの登録』と『OkiDokiランドの経由』の2つをクリアする必要がありますが、それぞれポイント付与対象外となるものが存在します。
【MyJチェックのポイント付与の対象外】
- Kindle電子書籍(Kindle Unlimitedを含む)等デジタルコンテンツのご購入
- audible月額利用料
- Amazon Web Service利用料
- Amazon Payでのお支払い
【OkiDokiランドのポイント付与の対象外】
- Amazonギフト券購入
- ビデオ(VHS)購入
- Amazon DashButtonの購入
- Amazonフレッシュでの購入
- Amazon Prime Nowからの購入
- 本サイトからAmazon.co.jpへ遷移する以前よりカートに入っていた商品および遷移後24時間を経過してからカートに入れた商品の購入
- ギフトラッピング・消費税・送料
個人的には電子書籍やKindle Unlimitedを頻繁に利用しているため、対応してくれるとかなり嬉しいです(笑)
ちなみにAmazon MasterCardクラシックであれば上記のものもポイント還元率2.0%で手に入れることができます。
もしあなたがAmazon専用のクレジットカードを探しており、「Amazonは電子書籍にしか使わない」というような場合はAmazon MasterCardクラシックがおすすめです。
逆にAmazon以外でも使う場合はJCB CARD Wの方がお得です。セブンイレブンやスタバでのポイントアップや、ポイントの使い道などはAmazon MasterCardクラシックよりも圧倒的に勝っていますからね。
JCB CARD WをAmazonに登録して使う方法
それでは実際にJCB CARD WをAmazonに登録して使ってみましょう。まずAmazonを開いてください。
画面右上にあるメニューボタンをタップします。
メニュー欄にある『アカウント』の項目をタップします。
『お支払い方法の管理』の項目をタップします。
『お支払い方法を追加』をタップします。
カード名義人とカード番号を入力します。この2つはJCB CARD Wの表面に印字されたものを入力すればOKです。名前は全角のローマ字で、カード番号は12桁の番号を入力しましょう。
次にカードの有効期限を入力します。こちらもカード表面に記載されているものを入力しましょう。
全ての入力が完了したら『クレジットカードを追加』をタップします。
最終的に「JCB ****」と表記された上記のような画面になればJCB CARD Wは登録完了となります。
OkiDokiポイントをAmazonで使う方法(手順)
JCB CARD Wで貯めたOkiDokiポイントは1ポイント=3.5円分の購入代金として使うことができます。
しかも、1ポイント単位で使うことができますので、細かい金額もしっかりとポイントで支払うことができます。
クレジットカードのポイントの中には「500ポイント以上から」「200ポイントずつ交換可能」と制限されているものも多いため、細かく使えるのは大きなメリットです。
手順1.パートナーポイントプログラムに登録する
OkiDokiポイントをAmazonで使うためにはAmazonのパートナーポイントプログラムに登録する必要があります。
ただ、2019年2月からJCB CARD W含むJCBプロパーカードはAmazonで使うだけで自動的にパートナーポイントプログラムに登録されるようになりました(登録には数日かかることも)ので、面倒であれば登録手続きをする必要はありません(私も手続きなしで登録してもらいました笑)。
今すぐ登録したい場合は専用の登録ページから登録を行います。
手順2.購入画面でポイントを使う
パートナーポイントプログラムに登録されていると、Amazonの購入画面で自動的にOkiDokiポイントの利用枠(上画像の赤枠部分)が表示されます。
所有するOkiDokiポイントを1ポイント3.5円として、いくら分をポイントで支払うのかを設定します。
Amazonプライムの会費としても使える
OkiDokiポイントをAmazonプライム1年分のギフトコードに交換して会費を無料にすることもできます。OkiDokiポイント1,100ポイントで4,900円分となるため、1ポイントあたりの還元率にすると約0.45%となります。
Amazonの購入代金として使う場合は還元率0.35%ですから、プライム会員の年会費として使ったほうが還元率0.1%ほどお得度が高いです。
Amazonプライム1年分のギフトコードへの交換はMyJCB(JCBの会員ページ)から行えます。ログイン後、ポイント交換先一覧から『Amazonプライムギフトコード 1年分』を選択すれば交換できます。
お得度重視で考えるなら電子マネーなどの利用がおすすめ
ただ、お得度を突き詰めるのであればAmazonでポイントを使うのは得策ではありません。
Amazonの代金として使う場合は1ポイント=3.5円、プライム会員の年会費として使う場合は1ポイント=約4.5円で還元できる計算になりますが、nanacoやビッグポイント(ビックカメラのポイント)、WAONポイントなどの交換で使えば1ポイント=5.0円で還元できる計算になりますので、お得度はこちらの方が上です。
交換先 | 交換レート | 最小交換単位 | 還元率 |
---|---|---|---|
nanacoポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
WAONポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
ビックポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
ビッグネットポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
ジョーシンポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
ベルメゾン・ポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
セシールスマイルポイント | 1P⇒5P | 200P | 0.5% |
JCBトラベルでの利用 | 1P⇒5円分 | 200P | 0.5% |
JCBギフトカード | 1050P~⇒5000円分~ | 1050P | 約0.48%~ |
東京ディズニーリゾート・パークチケット(1名分) | 1600P⇒1枚 | 1600P | 約0.47% |
Amazonプライム年会費 | 1100P⇒4900円分 | 1100P | 約0.45% |
JCBプレモカード | 670P⇒3000円分 | 670P | 約0.45% |
ハーゲンダッツ ギフト券4枚 | 700P⇒4枚 | 700P | 約0.42% |
USJスタジオ・パス(1名分) | 1850P⇒1枚 | 1850P | 0.41%~ |
楽天ポイント | 1P⇒4P | 200P | 0.4% |
Tポイント | 1P⇒4P | 500P | 0.4% |
dポイント | 1P⇒4P | 200P | 0.4% |
au WALLETポイント | 1P⇒4P | 200P | 0.4% |
カエトクカード | 1P⇒4円分 | 200P | 0.4% |
Amazonでの利用 | 1P⇒3.5円分 | 1P | 0.35% |
QUOカード | 850P⇒3000円分 | 850P | 0.35% |
スターバックスカード | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
ドトール バリューカード | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
コメカ | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
モスカード | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
マックカード | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
KFC CARD | 650P⇒2000円分 | 650P | 約0.31% |
ユニクロギフトカード | 950P⇒3000円分 | 950P | 約0.31% |
iTunesカード | 500P⇒1500円分 | 500P | 0.3% |
楽天Edy | 1P⇒3円分 | 200P | 0.3% |
JALマイル | 1P⇒3マイル | 500P | 0.3% |
ANAマイル | 1P⇒3マイル | 500P | 0.3% |
ANA SKY コイン | 1P⇒3コイン | 500P | 0.3% |
スカイマイル | 1P⇒3マイル | 500P | 0.3% |
キャッシュバック | 1P⇒3円分 | 1P | 0.3% |
※上記のデータは2019年11月23日現在のものです。予告なく変更になる場合もありますので、詳しくはJCB CARD W発行後に開設されるマイページをご覧ください。
比較表を見ても分かるように、Amazonでの利用は中間ぐらいのお得度です。
もちろん、還元率がいいとは言え、普段の生活でnanacoやWAONなどを使う機会がないのであれば頻繁に使うAmazonで使うのが正解ですが、最も効率のいい使い方をするのであれば他社ポイントや電子マネーへの交換がおすすめです。
結論をまとめると『Amazonでポイントを貯めて、nanacoやビッグポイント、JCBギフトカードなど交換レートの高い商品に使う』のが最強のJCB CARD W&Amazonの活用術です。
JCB CARD WでAmazonを使い倒そう
JCB CARD Wを使ってAmazonでお得になるのはそれほど難しくなく、とにかくOkiDokiランドを経由してAmazonで買い物をすることさえ忘れなければ問題ありません。ここさえクリアすれば常にポイント4倍で誰よりもお得にAmazonを使い倒すことができます。
Amazonでは定期的にJCB CARD W利用者向けのポイントアップキャンペーンや抽選でのAmazonギフト券プレゼントなどが開催されていますので、Amazonユーザーなら間違いなく持っておいて損はない最強カードですよ。
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