年会費無料のクレジットカードにJCB CARD Wとエポスカードがあります。価格.comのクレジットカード人気ランキングにもトップ20以内に入る人気のクレジットカードであり、様々なサイトで紹介されているのを見かけたことがある人も多いと思います。
私自身どちらのクレジットカードも気に入っており、JCB CARD WはAmazonとコンビニ(セブンイレブン)でのメインカードとして利用しています。
JCB CRAD W届いた(*゚∀゚*)
申し込みから4日ぐらいで届くのはありがたいね。さっそくGoogle Payに登録してポイント2倍の威力をチェックする₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾ pic.twitter.com/4Y1FdbtZAZ— 旅井(たびい) (@tabi_card) 2018年11月18日
今回はそんなJCB CARD Wとエポスカードを比較し、どちらを使った方がよりお得になれるのかを解説していきます。
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JCB CARD Wとエポスカードの比較表
JCB CARD W | エポスカード | ||
---|---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | VISA | |
申込条件 | 18歳~39歳 | 18歳以上 | |
家族カード | 無料 | × | |
ETC | 無料 | 無料 | |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.5% | |
有効期限 | 2年 | 2年 | |
マイル還元率 | ANA:0.3% JAL:0.3% | ANA:0.25% JAL:0.25% | |
電子マネー | QUICPay | 楽天Edy | |
Apple Pay | 対応 | 対応 | |
Google Pay | 対応 | 未対応 | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 2000万円 | 500万円 |
傷害治療補償 | 100万円 | 200万円 | |
疾病治療補償 | 100万円 | 200万円 | |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 | |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 | |
携行品損害 | 100万円 | 20万円 |
年会費はどちらもずっと無料ですので、ポイント還元率や使い勝手などを比較してどちらが自分に合ってるか判断するといいでしょう。
ポイント還元率を比較
ポイントが貯まりやすいのはJCB CARD W
JCB CARD Wは1,000円利用ごとに2ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=最大5円相当で商品や他社ポイントと交換できるため、ポイント還元率は1.0%となります。
一方。エポスカードは200円利用ごとに1ポイント貯まり、貯まったポイントは1ポイント=最大1円相当で商品や他社ポイントと交換できるため、ポイント還元率は0.5%です。
よって、ポイントの貯まりやすさはJCB CARD Wの勝ち。
クレジットカードの平均ポイント還元率は0.5%ですので、エポスカードのポイントの貯まりやすさは普通レベル。
しかし、最近はJCB CARD Wのように年会費無料でポイント還元率1.0%のクレジットカードも増えてきていますので、ポイントをたくさん貯める目的での発行はおすすめできません。
ちなみにJCB CARD Wは月額の利用合計額に対して1,000円利用ごとに2ポイントが付与されますので、コンビニで支払った数百円も無駄なくポイントが貯められますよ。
JCB CARD Wにはポイントアップ特約店もある
クレジットカードには通常よりもポイントが多く貰える特約店が存在します。
効率的にポイントを貯めるために『自分が普段使っているお店が特約店に含まれているか?』というのもクレジットカード選びのポイントとなります。
例えば、私の例を紹介すると「普段からAmazonを利用し、お昼ご飯はセブンイレブンで買う」ので、どちらも特約店であるJCB CARD Wを発行しました。
Amazonはポイント4倍、セブンイレブンもポイント3倍。面白いようにポイントが貯まっていきます。
JCB CARD Wのポイントアップ対象となる特約店は以下の通り。
JCB CARD Wのポイントアップ提携店 | アップ倍率 |
---|---|
昭和シェル | 2倍 |
ENEOS | 2倍 |
Amazon | 3倍~ ※MyJチェック*1未登録の方は2倍~ |
スターバックス | 10倍 |
ビックカメラ | 2倍 |
セブンイレブン | 3倍 |
一休.comレストラン | 3倍 |
小田急百貨店 | 3倍 |
ワタミグループ | 3倍 |
ニッポンレンタカー | 2倍 |
高島屋 | 3倍 |
AOKI | 5倍 |
箱根小涌園 天悠 | 2倍 |
ホテル椿山荘東京 | 5倍 |
ドミノ・ピザ | 2倍 |
洋服の青山 | 5倍 |
一休.com(宿泊予約) | 3倍 |
エポスカードはポイントよりも割引
一方、エポスカードには基本的にポイントアップ特約店が用意されていません*2。
「じゃあお得度が低いのか?」というとそうではなく、ポイントアップよりも割引対象となるお店が多く用意されています。全国の飲食店や遊園地、カラオケ、美容院、ネイル、スパ、温泉など様々な分野でお得になることができます。
どういったお店が割引対象となるかは公式サイトに記載されていますので、ここでは一部ご紹介したいと思います(全部で数百~数千店舗が対象です)。
ジャンル | 対象店の例 |
---|---|
ショッピング | OIOI(マルイ) |
映画 | ユナイテッドシネマ |
遊園地 | 富士急ハイランド、ハウステンボス、よみうりランド、東京サマーランド |
カラオケ | ビッグエコー |
美容院、ネイル、エステ | クリニカルサロン シーラボ、NAILS UNIQUE、クロード・モネ、TAYA |
エポスカードはOIOI(マルイ)のクレジットカードですので、OIOI内でのショッピングや飲食は割引対象となっている確率が高いです。
エポスゴールドカードならポイント還元率1.5%も可能
エポスカードは年間50万円以上使うとゴールドカードへの招待が来ます。
エポスゴールドカードになると『よく利用するショップをポイント3倍対象店にできる』特典が付与されるため、ポイント還元率1.5%にまで引き上げることが可能です。
さらに、年間50万円の利用で0.5%分のボーナスポイント、100万円の利用で1.0%分のボーナスポイントも付与され、JCB CARD Wよりもポイントの貯まりやすいクレジットカードに進化します。
しかも、普通に申し込んでエポスゴールドカードを発行することも可能ですが、通常のエポスカード(今回比較しているエポスカード)から招待によるゴールドカードへのグレードアップなら年会費無料になる特典もあります。
長い目で見るのであれば、今回はエポスカードを発行し、半年~1年後にエポスゴールドカードへ更新して、ポイントをたくさん貯めるのもありです。
審査の難易度はエポスカードの方が緩い
クレジットカードは審査に合格しなければ発行できませんので、審査難易度も重要な比較ポイントになります。
JCB CARD Wとエポスカードの審査条件は以下の通り。
カード名 | 審査条件 |
---|---|
JCB CARD W | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。 |
エポスカード | 18歳以上の方(高校生を除く) |
エポスカードは『高校生を除く18歳以上』しか条件がないのに対し、JCB CARD Wは『18歳~39歳かつ安定した収入がある』と少し細かく条件が付けられています。
このことから、比較するとエポスカードの審査難易度は低いと言えます。
ただ、一つ注意しておきたいのが『あくまでも両カードを比較した際に、エポスカードの方が発行しやすい』ということ。
クレジットカード全体で見れば、JCB CARD Wも審査難易度の低いクレジットカードであるため、過去に自己破産や借金の滞納がない限り、ほぼ間違いなく発行できます。
また、『安定した収入がある』と条件が付いていますが、アルバイト収入が月3万円ぐらいしかない大学生や働いていない専業主婦でも審査に合格できる可能性は十分あります。
ですので、あまり審査の難しさは気にせず、自分が心から欲しいと思える方に申し込むのが適切です。
電子マネーを比較
JCB CARD WはQUICPay、エポスカードは楽天Edyを使うことができます。この場合、単純にそれぞれの電子マネーが普段使っているお店で使えるのか?で判断するといいでしょう。
海外旅行での使いやすさを比較
海外での支払いの使い勝手がいいのはエポスカード
JCB CARD Wの国際ブランドは『JCB』、エポスカードの国際ブランドは『VISA』です。日本では知名度の高いJCBですが、海外ではあまり知られておらず、世界シェアは3%ほどだと言われています。
一方、VISAは世界的な国際ブランドで、世界シェアは1位です。「クレジットカードが使える場所ならVISAが使える」と言われるほど定番中の定番。
そのため、海外旅行ではエポスカードの方が使いやすいです。
海外旅行保険はエポスカードの方が充実している
海外旅行保険を比較する場合は、一番利用頻度の高い『傷害治療補償(ケガの治療費を補償)』『疾病治療補償(病気の治療費を補償)』『携行品損害(持ち物の紛失・盗難を補償)』の3項目がポイントとなります。
JCB CARD W | エポスカード | |
---|---|---|
傷害治療補償 | 100万円 | 200万円 |
疾病治療補償 | 100万円 | 200万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
賠償責任 | 2000万円 | 2000万円 |
携行品損害 | 100万円 | 20万円 |
年会費無料のクレジットカードは補償が付いていないのも当たり前なので、両カードとも付帯されている時点で優秀なのですが(笑)、総合的にはエポスカードの方が上です。ケガや病気で治療・入院しても200万円までなら補償してもらえます。
欧米は医療費が高い(入院だけでも100万円することも)ので200万円では少し不安ですが、アジア諸国なら医療費も安いので、エポスカードだけでカバーすることも可能です。
携行品損害に関しては20万円しか補償されないものの、海外旅行にそれほど高価なものを持って行くことは少ない(可能性としてはカメラぐらいですかね?)かと思いますので、十分でしょう。
海外での優待が充実しているのはJCB CARD W
JCB CARD Wは『たびらば』と呼ばれる海外で使える優待アプリを用意しています。世界中で使うことができ、アプリを見せてJCB CARD Wで支払うだけで割引してもらうことができます。
特にアジア(日本人がよく観光に行く国)とグアム・ハワイはJCBが進出しているため、優待店の数が多いです。1枚持っているだけで、旅のお得度がガラッと変わります。
一方、エポスカードもアジアを中心に優待割引が用意されています。特に韓国ではロッテ免税店での5~10%割引割引があり、お酒や10万円以上する高価な商品以外は、ほぼ割引で買うことができます。
まとめ
以上がJCB CARD Wとエポスカードの比較です。
おそらく多くの人が気になる『ポイント還元率』を比較すると、JCB CARD Wの方が貯まりやすく、ポイントアップ店もJCB CARD Wの方が多いです。
エポスカードはよくも悪くもOIOI(マルイ)でお得になることに特化したクレジットカード。近くにOIOIがないのであれば、お得さも感じにくいです。
私自身、生活の中でOIOIを使う機会が少ない(2ヶ月に1回ぐらい)ためJCB CARD Wを利用しています。エポスカードを使うのは海外旅行のときぐらい。
これからどちらかのカードを発行する場合は『普段からOIOIを利用しているか?』で判断すると失敗がなくなります。
- あまりOIOIを利用しない ⇒ JCB CARD Wを発行する
- 普段からOIOIを利用している ⇒ エポスカードを発行する
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