国内出張でお得なおすすめのクレジットカード特集【交通手段・目的別】

国内の出張で役立つおすすめクレジットカード国内出張が多い出張族の中には、ホテル代や新幹線代を自分で支払っている人も多いかと思います。

そんな人はクレジットカードを上手に利用することでお得になることができます。

例えば、交通費や宿泊費などをカードにまとめてマイルを貯めれば、たまの休日に沖縄や北海道へ無料で行くことができ、日ごろの疲れを一気に癒すことができますよね。

また、ポイントの貯まりやすいカードであれば、ビジネス書や参考書をポイントで購入でき、キャリアアップの役に立てることもできます。

しかし、多くの人が社会人なりたての頃になんとなくで作ったクレジットカードを使っていたり、そもそもカードを持っておらず、損をしているケースがほとんど。特に出張時の出費は普段の出費よりも多いので、出張が多い人ほど損しています。

そこで今回は、出張時の交通手段(飛行機、新幹線など)やカードを使うことで得られる特典(ポイントやマイルなど)別に、国内出張でおすすめのクレジットカードをご紹介していきたいと思います。

普段の疲れを癒すもよし、スキル磨きに使うもよし、休日の家族サービスに使うもよし。クレジットカードを使って、お得な体験をしていきましょう。

出張先ホテルでお得になるクレジットカード

出張先ホテルでお得になるクレジットカード
遠方への出張で絶対にかかせないのがホテルでの宿泊。自分で手配する会社に勤めている場合は安いホテルに泊まって差額を浮かせる…なんてことをする方もいるかと思いますが、カード払いの場合はポイントをガッツリ貯めるチャンスでもあります

ここでは、ホテル決済時にポイントが倍増するクレジットカードとポイントをホテル割引に使えるクレジットカードを紹介します。

楽天カード – 楽天トラベルのホテル予約でポイント3倍 or 1ポイントごとに1円割引

楽天カード年会費無料
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
旅行保険
ポイント還元率1.0%~4.0%
マイル還元率ANA:0.5%(100円=0.5%)
  • ポイント還元率の高い年会費無料クレジットカード
  • ポイントは楽天市場や楽天トラベルで使える
  • プリペイド型電子マネー「Edy」搭載

楽天カードを持っていれば楽天トラベルでホテルを予約する際に100円利用ごとに3ポイントの高還元率でポイントを貯めることができます。還元率で言えば3.0%と非常に高く(平均は0.5%)、面倒な裏技を使わなくてもザクザクポイントが貯まっていきます。

貯まったポイントは楽天トラベルの宿泊費用として1ポイント使うごとに1円割引してもらえますし、楽天市場や楽天ブックスの購入代金としても使うことができます(こちらも1ポイントごとに1円割引)。

ホテル代やビジネス書の購入代金、休日の旅行費用に回すことができて地味に助かりますよ。店舗で購入できるものはブランドものであろうが車であろうが、基本的に楽天市場で全て購入できますしね。

年会費も無料で審査レベルもそれほど高くありませんので、今すぐ出張用カードとして最高の仕事をしてくれます。

JCB一般カード – JTB経由のホテル予約でポイントが3倍もらえる

JCB一般カードの詳細年会費1,250円(初年度無料)
国際ブランドJCB
旅行保険海外/国内:最高3000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.50%~2.50%
交換可能マイルANA、JAL、スカイ
  • 条件クリアでずっと年会費無料も可能!
  • ポイント還元率は高くないが交換先は豊富!
  • 現地でお得になる優待アプリが利用可能!

JCB一般カードは「国内宿泊オンライン予約」という特典があり、JTBでホテル予約をするとポイントが通常の3倍貯まるようになっています。普段からJTB経由でビジネスホテルを予約している人ほどお得。

JCB一般カードは1,000円利用ごとに1ポイント(JTB経由のホテル予約は3ポイント)貯まり、貯まったポイントは1ポイント=1円~5円相当のnanacoポイントやビックカメラのポイント、マイルに交換することができます。

関連記事:JCBのポイントの使い道

ただ、楽天カードとは違ってホテルの割引には使うことができませんので、旅行好きの人より普段の生活をお得にしたい人におすすめです。

交通手段別に選ぶ!国内出張おすすめクレジットカード

飛行機と新幹線でお得になるクレジットカード
おすすめのクレジットカードは、交通手段で「飛行機」を使うのか「新幹線」を使うのかによっても違ってきますし、飛行機は「ANA」を使うのか「JAL」を使うのかによっても違います。特にマイルを貯めるのであれば、ANAに乗る方はANA系カード、JALに乗る方はJAL系カードを使った方が、効率よく貯めることができます。

飛行機に乗る出張が多い人におすすめのクレジットカード

JALカードSuica – Suicaへの入金やオートチャージでもJALマイルが貯まる唯一のカード

JALカードSuicaならSuicaへの入金やオートチャージでもJALマイルが貯まる

JALカードSuicaの詳細年会費2,000円/10,000円/16,000円
国際ブランドJCB
旅行保険海外/国内:最高1000万円(自動付帯)
ポイント1,000円=5~15P(JRE POINT)
マイル還元率JAL:0.5~2.0%
  • Suicaチャージやきっぷ購入でもマイルが貯まる
  • オートチャージ機能付きだから利便性も◎

関東在住ビジネスマンに一番おすすめなのが、JALカードとSuicaの機能が一つになったクレジットカードがJALカードSuica

通常のJALカードと同じように100円~200円利用ごとに1マイル(JALマイル)貯められるだけではなく、Suicaへの入金や券売機での利用でもポイント(JRE POINT)がプラスで貯められるのが最大の特徴。貯めたJRE POINTはJALマイルに交換することができますので、通常のJALカード(JAL普通カードやJAL CLUB-Aカードなど)よりも効率よくJALマイルを貯めることができます。

通勤時にSuicaを利用する関東在住の陸マイラーであれば、これほどJALマイルを効率よく貯められるカードはありません。

JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ – JAL航空券購入時に貰えるマイル数は全クレカの中で1位

JALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナの詳細年会費31,000円
国際ブランドAMEX/銀聯
旅行保険海外:最高1億円(利用付帯) 国内:5,000万円(自動付帯)
ポイント1.00%~2.00%
マイル還元率JAL:1.00%~2.00%
  • アドオンマイルによって100円=4マイルで貯められる
  • プライオリティ・パスのプレステージ会員が年会費無料で発行可能
  • プラチナ・コンシェルジェサービスが旅行を徹底サポート
  • 中国旅行で必須の銀聯カードを格安で発行できる

JALカードの中で一番JALマイルが貯められるのがJALアメリカン・エキスプレス・カード プラチナ(通称:JALアメックスプラチナ)

他のJALカードには付帯されていない『アドオンマイル』と呼ばれるマイル追加付与の特典があり、JAL航空券など対象商品の購入で100円利用ごとに4マイルでJALマイルを貯めることができます。

本家JALカードのゴールドカードでも100円=2マイルでしか貯められませんので、月1で出張でJAL飛行機を利用するようなビジネスマンにとってはベストカードだと言えます。

プラチナカードではありますが、申し込み経由で発行することができ、審査レベルも他のプラチナカードよりは低いです。ステータス性もアメックスプロパーカードよりも低いですので、JALマイルを貯めることを第一に考えたクレジットカードだと言えます。

もしプラチナカードに抵抗があるのであれば一つランクが下のJALアメックスゴールドもおすすめです。こちらは100円=3マイルでJALマイルが貯まります。

ANAワイドゴールドカード – ANAマイルが効率よく貯まるゴールドカード

ANAワイドゴールドカードの詳細年会費14,000円
国際ブランドVISA/Master/JCB/AMEX
旅行保険海外/国内:最高5000万円(自動付帯)
入院・通院150万円
マイル還元率ANA:1.0%(100円=1マイル)
  • 貯めたポイントは1ポイント⇒10マイルで交換可能!
  • 入会&毎年の継続で2000マイルもらえる
  • フライト時の区間基本マイルは25%も追加!
  • 最大43%割引で航空券が買える!「ビジネスきっぷ」

ANAワイドゴールドカードはANA系カードのゴールドカード。ANAマイルも一番貯まりやすくなっています。

通常、ANA系カードで貯めたポイントは1ポイント⇒10マイルで交換するには移行手数料6,000円(税抜)を年に1回支払う必要があるのですが、ANAワイドゴールドカードでは無料で交換することができます。

さらに、搭乗時のフライトボーナスや毎年の継続ボーナスで貰えるマイルの量もANA系カードの中では多く、出張や普段の生活での出費をこのカードにまとめるだけで、毎年東京~沖縄間の往復航空券分のマイルぐらいは簡単に貯まりますよ。

【ANA ワイドゴールドカードのボーナスマイル】

  • 入会ボーナス:2,000マイル
  • 継続ボーナス:2,000マイル
  • 区間基本マイル:25%

マイルの貯まりやすさ以外にも『最大43%割引で航空券が買える「ビジネスきっぷ」』『国内主要空港ラウンジの無料利用』『ANAの機内販売10%OFF』『ANAグループ空港免税店10%OFF』『ビジネスクラス専用カウンターをANA国際線エコノミー利用時でも利用できる』など、出張・旅行がお得で快適になる特典が豊富ですので、ANAヘビーユーザーほど持っておきたい1枚だと言えます。

ANA VISA Suicaカード – -SuicaとANAマイルを両方貯められるANAカード

ANA VISA Suicaカードの詳細年会費2,000円
国際ブランドVISA
旅行保険海外/国内:最高1000万円(自動付帯)
入院・通院
マイル還元率ANA:0.5%(100円=0.5マイル)
  • Suicaのチャージでもお得にマイルが貯まる!
  • 入会で1000マイルもらえる

JR東日本でSuicaを使う人は、ANAカードにSuica機能が付いたANA VISA Suicaカードもおすすめ。

Suicaへのオートチャージ機能が付いており、チャージに対しても1,000円ごとに1ポイントもらうことができます。他のANAカードにはない機能ですので、関東在住ビジネスマンはANA VISA Suicaカードの方が効率よくマイルを貯められるかもしれませんね。

ただ、ANA VISA Suicaカードはあくまでも一般カードの立ち位置なので、毎日の生活でムダなく最大限効率よくマイルを貯めたい人には向いていません。また、毎月1回飛行機で出張に行くような場合も、還元率が高いANAワイドゴールドカードの方がおすすめです。

ANA VISA Suicaカードは「出張はたまに行くぐらい。普段の通勤でマイルが貯まって、数年に1回マイルを使って旅行に行けたら嬉しい」というライトユーザーの方におすすめです。

新幹線に乗る出張が多い人におすすめのクレジットカード

JQ CARDセゾン

JQ CARDセゾン年会費初年度無料(2年目以降は1,250円)
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB/AMEX
旅行保険
ポイント還元率0.5%~2.0%
マイル還元率
  • 特急、新幹線の切符が割引価格で買える
  • 鉄道切符、定期券の購入、SUGOCAへのオートチャージでもポイントが貯まる
  • JR九州グループのホテルの宿泊料15%~40%OFF
  • アミュプラザや博多阪急などでお得にポイントが貯まる&優待割引

JQ CARDセゾンは九州内での出張が多いビジネスマンにおすすめのクレジットカード。普段のショッピング、JR九州の切符・定期券購入、SUGOCAへのオートチャージで200円につきJQポイントが1ポイント(還元率0.5%)貯まります。貯めたポイントはJR九州の旅行券やJR九州グループの商品券、アミュプラザの商品券、SUGOCAのチャージに充てることができるので、無駄になることはありません、

特にSUGOCAは普段の通勤時から使えるので、普段使いも◎。

ポイント以外にも割引優待があり、九州内のアミュプラザや博多阪急では5%OFF、期間限定キャンペーン時は10%OFFの割引でお得!さらに、ホテルオークラJRハウステンボスやJR九州ホテルブラッサム博多中央、JR九州ホテルブラッサム福岡などJR九州グループのホテルを基本宿泊料15%~40%割引で利用することができます。

また、新大阪までの出張で九州~新大阪間の新幹線を利用する場合、ネットから買えるJR九州の切符(e切符、e特急、スーパー早特きっぷ)が片道平均2,500円もお得になります。

まさに九州のビジネスマンなら普段使いから出張時までお得にしてくれる1枚です。

J-WESTカード エクスプレス

J-WESTカード「エクスプレス」の詳細年会費1,000円
国際ブランドVISA/MasterCard/JCB
旅行保険海外:最高2000万円(利用付帯) 国内:最高1000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.5%
マイル還元率
  • 新幹線がいつでも割引価格
  • オンラインでいつでも予約・変更が可能!手数料も0円

J-WESTカード エクスプレスを持っていればEX予約を利用することができます。EX予約はネットから新幹線の切符を注文することができ、価格も割引価格となっているため駅で購入するよりもメリットが多いです。しかも、改札を通る際はICカードやスマートフォン、おサイフケータイで通過することができます。

EX予約で予約できるのは山陽新幹線(新大阪~博多)区間東海道新幹線(東京~新大阪)区間の2区間。東京~名古屋間の普通車指定席が片道10,110円(980円割引)、東京~新大阪間の普通車指定席が片道13,370円(1,080円割引)で利用することができます。

J-WESTカード エクスプレスの年会費は1,080円(税込)なので、年に1回でも新幹線に乗れば元を取れてしまう計算となります。往復券を取れば年会費以上の割引ですね。持っておいて損になる人の方が少ないです。

また、JR西日本の予約サービス「e5489」も利用でき、九州新幹線(博多~鹿児島中央)、北陸新幹線(東京~金沢)、JR西日本・JR九州・JR四国エリアの特急列車が予約・購入の対象となります。ネットから席の予約ができたり、列車の変更が乗車前ならいつでも無料できますので、忙しいビジネスマンにとってはありがたい1枚となっています。

三井住友ビジネスカード for Owners

三井住友ビジネスカード for Ownersの詳細年会費1,250円(クラシック)、10,000円(ゴールド)、50,000円(プラチナ)
国際ブランドVISA
旅行保険海外:最高2000万円~1億円 国内:-~最高1億円
ポイント還元率0.45%~1.00%
マイル還元率
  • 法人代表者、個人事業主の方向けの法人カード
  • 東海道新幹線のネット予約&チケットレスサービス「プラスEXサービス」
  • ゴールドカード以上なら空港ラウンジや海外・国内旅行傷害保険もあり
  • 航空券チケットレス発券サービス

法人カードを考えている場合は三井住友ビジネスカード for Ownersもおすすめ。東海道新幹線(東京~新大阪間)のネット予約&チケットレスサービスであるプラスEXサービスができ、駅窓口でのきっぷの受け取りが不要になります。

また、法人向けの出張時の飛行機チケット手配システムも無料で利用できます。Web上での予約・発券・座席指定や、空港で搭乗券を受け取るチケットレスサービスですので、新幹線・飛行機どちらでの出張でも柔軟に対応することができます。

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