Amazon MasterCardクラシックはAmazonと三井住友が提携して提供しているクレジットカードです。「アマゾンカード」と呼ばれることもあります。
カード名からもわかるようにAmazonでの利用でポイントが多く貯まるように作られているため、普段からAmazonを使っているユーザーなら発行する価値が十分あります。
しかし、一方で微妙な点もいくつかありますので、発行後に後悔しないようにチェックしておきましょう。
このページではAmazon MasterCardクラシックのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。
また、Amazonでお得なクレジットカードを探している方は『Amazonで最もお得になるおすすめクレジットカード【ベスト3】』もご覧ください。Amazon MasterCardクラシックと同等のポイント還元率を持ったクレジットカードの中で、どのカードが最もお得な比較しています。
Amazon MasterCardクラシックのメリット
 | 年会費 | 1,250円（税別） |
|---|---|---|
| 国際ブランド | MasterCard | |
| 旅行保険 | – | |
| ポイント | 1.0%～2.0%(Amazonポイント) | |
| マイル還元率 | – |
- Amazonの利用でポイント還元率1.5%～2.0%！
- Amazon以外の利用もポイント還元率1.0%
Amazonの利用でポイント還元率1.5%～2.0%
Amazon MasterCardクラシックのメリットはたった1つだけ。『Amazonの決済に使うと100円=1.5～2ポイントでAmazonポイントが貯まる』ということ。
非Amazonプライム会員の場合は100=1.5ポイント、Amazonプライム会員の場合は100=2ポイントもらえ、貯まったポイントはAmazonで1ポイント=1円として消費できますので、ポイント還元率は1.5% or 2.0%になる計算です。
これ以外は一切メリットがありませんので、逆に言えば『Yes or No』の二択で自分がAmazon MasterCardクラシックと相性のいい人間かそうでないかを判断できます。
- 買い物の多くをAmazonで済ませてしまう
- Amazonポイントを貯められるクレジットカードが欲しい
- Amazonの決済専用クレジットカードが欲しい
以上に該当する人はAmazon MasterCardクラシックを発行するとお得になる確率が高いです。
一方、『Amazonは月1～2回ぐらいしか買い物しない』『Amazon以外でもクレジットカードを使う予定』と言う場合は、他のクレジットカードの方がお得度が高い可能性があります。
例えば、Amazon MasterCardクラシックと同等のポイント還元率であるJCB CARD WはAmazon以外でもポイント還元率が1.5%や2%、場合によってはそれ以上になることがあります。
当然のことですが、Amazonだけで使うよりもいろいろなお店で決済用に利用した方がポイントもたくさん貯められますので、結果的にお得度もグッと上昇します。
詳しいお得度の比較に関しては『Amazonで最もお得になるおすすめクレジットカード【ベスト3】』や『JCB CARD WとAmazon MasterCardクラシックを比較』で解説していますので、条件に該当する場合はあわせてご覧ください。
Amazon以外での利用もポイント還元率1.0%でAmazonポイントが貯まる
Amazon MasterCardは常に100円=1ポイントでAmazonポイントが貯まります。
他のクレジットカードのように『貯めたポイントを一度他のポイントや電子マネーに交換して、その後、支払いに使用する』といった手順が必要ないため、スムーズにポイントを消費することができます。
Amazon MasterCardクラシックに申し込む際、会員情報が紐付けされますので、Amazon MasterCardクラシックの決済で貯まったポイントは自動的に反映されます。
JCB CARD Wのデメリット
最もAmazonでお得になれるクレジットカードではない
先ほども少し解説しましたが、Amazon MasterCardクラシックが最もお得ではないケースもあります。
例えば、同じくポイント還元率2.0%のJCB CARD Wはセブンイレブンやスターバックス、昭和シェル、ビックカメラ、ドミノピザなど様々な店舗でもポイント還元率1.5%や2.0%になることができます。
Amazon MasterCardクラシックはAmazon以外ではポイント還元率1.0%しかなりませんので、お得度は減ります。
また、Amazonでの年間利用金額が220万円以上であればAmazon MasterCardゴールドの方がお得度が高いですから、ヘビーユーザーの人もAmazon MasterCardクラシックはおすすめできません。
上画像はAmazon MasterCardクラシックとAmazon MasterCardゴールドのお得度を比較したものです。
Amazon MasterCardゴールドは年会費11,000円（税込）がかかるため、お得度はマイナス11,000円からスタート。
最初はAmazon MasterCardクラシックの方が年会費がかからない分お得なのですが、Amazon MasterCardゴールドの方が多くポイントが貯まりますので、Amazonでの年間利用金額が220万円を超えたあたり（この点を損益分岐点といいます）でお得度が逆転します。
このように使い方によってお得度は変化しますので、事前に比較検討しておきましょう。
実質プライム会員の年会費が必須
非プライム会員の場合、ポイント還元率は1.5%にまで低下。
Amazonと全く関係のないクレジットカードでもポイント還元率2.0%に届くことを考えると、お世辞にもポイントの貯まりやすいクレジットカードとは言えません。
しかし、Amazonプライムに加入するためには年会費4,900円（税込）が必要です。
先ほどの損益分岐点の画像と同じようにトータルのお得度で比較すると、JCB CARD WやOrico Card THE POINTのような年会費無料かつポイント還元率2.0%のクレジットカードに勝つことはできません。
すでにAmazonプライム会員に加入している人は気にならないかもしれませんが、まだ未加入の場合は注意しておきましょう。
Amazon MasterCardクラシックのスペック
| カード名 | Amazon MasterCardクラシック | |
|---|---|---|
| カードデザイン | | |
| 申込資格 | 18歳以上 | |
| 年会費 | 1,250円（税別） ※初年度無料。年1回以上の利用で次年度無料 | |
| 家族カード | 無料 ※3枚まで発行可能 | |
| ETCカード | 500円（税別） | |
| 発行期間 | 通常1週間～2週間 | |
| 国際ブランド | MasterCard | |
| ポイント還元率 | 1.0%～2.0% | |
| 電子マネー | iD | |
| スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay | |
| マイル | ANAマイル | – |
| JALマイル | – | |
| 海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – |
| 傷害治療補償 | – | |
| 疾病治療補償 | – | |
| 救援者費用 | – | |
| 賠償責任 | – | |
| 携行品損害 | – | |
| 付帯条件 | – | |
| 国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | – |
| 入院保険金 | – | |
| 手術保険金 | – | |
| 通院保険金 | – | |
| ショッピング保険 | – | |
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