REX CARDのメリット・デメリット：海外旅行保険とポイント還元率の高さが魅力

REX CARDはジャックスが発行するクレジットカードです。年会費無料でありながら海外旅行保険の補償額がゴールド並みであるため、海外旅行保険を充実させたい時に相性のいいクレジットカードだと言えます。

また、ジャックスが発行するクレジットカードの中ではポイント還元率が高く（還元率1.25%）、お得に使えるのも魅力。ポイントの使い道はキャッシュバックかANAマイルへの交換に限定されますが、特に狙った電子マネーやポイントへの交換がない場合はメリットの方が大きくなります。

REX CARDの特徴

REX CARDの海外旅行保険の内容は以下の通り。

特に注目すべきは『傷害治療補償』と『疾病治療補償』の2つ。それぞれケガと病気の治療費を補償してもらえる保険項目であり、利用する可能性が一番高いです。

REX CARDでの補償額はそれぞれ200万円ですが、これはゴールドカードに匹敵します。ちなみに、年会費無料のクレジットカードでは補償額0円～100万円が相場です。

200万円もあれば簡単な診察や治療、薬代などは全額補償してもらえますし、医療費の安い国（主にアジア圏）であれば数日の入院が必要になるケガや病気でもカバーできる可能性が高いです。

旅井

付帯条件は自動付帯ですので、同じく自動付帯のクレジットカードを複数枚持つことで補償額を上乗せすることも可能です。

次に、国内旅行保険の補償額は以下の通りになります。

こちらも補償額はゴールドカード並み。ただ、補償対象となる条件が『ホテルでの爆破事故』や『新幹線の脱線』など現実的に起こりにくいシチュエーションのものばかりですので、海外旅行保険ほど重要視する必要はありません。

海外旅行保険の補償額はジャックスが発行する他のクレジットカードと同じであるため、REX CARDを発行するか他のジャックスカードを発行するか迷った場合は、このメリットに魅力を感じるかで判断するといいでしょう。

REX CARDのポイント還元率は1.25%。2,000円利用ごとにREX POINTが25ポイント貯まり、貯まったポイントは以下のように交換できます。

使い道	交換レート	還元率
キャッシュバック	1,500ポイント ⇒ 1,500円	1.25%
ANAマイルへの交換	1,500ポイント ⇒ 300マイル	0.25%

クレジットカードの平均ポイント還元率は0.5%ですから、キャッシュバックとして利用すれば2.5倍のお得さで利用することができます。他のジャックスカードもポイント還元率0.5%が基本ですので、キャッシュバックで問題ないのであればREX CARDを選んで間違いありません。

また、ジャックスが運営するポイントアップサイト『JACCSモール』を利用したり、支払い方法をリボ払いにすることで、さらにポイント還元率をアップさせることも可能です。

↑JACCSモールで0.5%、リボ払いで0.5%アップ↑

ジャックスのクレジットカード共通の特典である、全国23万店で優待サービスが受けられる「J’sコンシェル」も利用できます。内容としてはホテルやツアー、映画、カラオケ、レンタカーなど様々分野で割引してもらえる会員プログラムです。

会員プログラム自体は珍しいものではありませんが、利用する人にとっては（他カードよりも秀でたメリットとは言えなくても）メリットがあるでしょう。

↑J’sコンシェルの内容はこんな感じ↑

海外旅行保険の補償額が高いことがREX CARDの特徴ですし、国際ブランドもVISAかMasterCardを選ぶことができるため、海外旅行目的で使うなら特にデメリットはありません。

空港ラウンジの利用特典がなかったり、サポートの対応がイマイチといったデメリットがあるにはあるのですが、これらのデメリットは年会費無料のクレジットカード共通の問題でもありますので、REX CARDのマイナスポイントとは言えません。

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