法人カードを使えば支払いの一本化ができたり、経費の支払いを区別することにより経理処理が楽になるといったメリットがあります。特に一般のクレジットカードでは経費の支払いが原則禁止となっていますから、法人カードを使う必要性は十分にあります。
さて、個人事業主・株式会社社長におすすめの法人クレジットカードはいくつかありますが、海外出張に強い法人クレジットカードとなるとおすすめはいくつかに限られてきます。
今すぐ海外出張におすすめの法人クレジットカードを知りたい方はこちら
クレジットカードで得られる6つのメリット
海外出張に強い法人クレジットカードとは『海外出張時にメリットを得られる法人カード』とも言い換えることができます。具体的には、
- 海外旅行保険
- 空港ラウンジの利用特典
- 日本語でのサポートデスク
- 手荷物宅配サービスや海外用レンタルWiFiの割引
の4つ。さらに、クレジットカードの基本的なメリットであるポイントやマイルを含めれば、全部で6つのメリットがあります。
もちろん人によっては「ポイントは貯まらなくていい」「空港ラウンジは使わない」など目的が微妙に違ってくるかと思いますが、基本的にはこの6つのメリットを多く満たしている法人カードを発行しておいた方が海外出張ではお得になります(ちなみに全てを満たしているカードはありません)。
海外旅行保険
クレジットカードに海外旅行保険が付帯されていれば、海外出張時に万が一ケガや病気をしても医療費を補償してもらうことができます。
海外旅行保険の中にはいくつか項目が用意されいますが、一番大切なのは『傷害治療費用(ケガの治療費を補償)』『疾病治療費用(病気の治療費を補償)』『携行品損害(持ち物の紛失・盗難を補償)』の3項目。これらが高額補償されているほど発行すべきカードだと言えます。
ゴールドカード以上であれば傷害治療費用と疾病治療費用が200万円~300万円、携行品損害が30万円~50万円補償されていればOKです。
空港ラウンジの利用特典
空港ラウンジが使えれば、飛行機の待ち時間に軽い飲食を取りながらゆっくり時間を過ごしたり、電源完備の座席で仕事をしながら過ごすことができますので、時間を無駄にすることがありません。
ゴールドカード以上であれば国内空港のラウンジを無料で使うことができます。
海外の空港ラウンジを使う場合はプライオリティ・パスを発行する必要があります。通常プライオリティ・パスは発行する場合、年会費が4万円近くかかりますが、クレジットカードによっては特典として無料発行が可能となります。
日本語でのサポートデスク
クレジットカードによっては日本語のサポートデスクを用意しており、現地情報やおすすめのレストラン、地下鉄の乗り方などをいつでも電話で聞くことができます。特に外国語が分からない人ほど重宝するサービスです。
手荷物宅配サービスや海外用レンタルWiFiの割引
手荷物宅配サービス(空港~自宅間を手荷物1つまで無料で運んでもらえるサービス)や海外用レンタルWiFiなど、特定のクレジットカードを使って支払うだけで10%以上割引してもらうことができますので、単純に節約につなげることができます。
マイルの貯まりやすい法人カードはかなり限られる
マイルが貯まれば出張やオフの旅行の航空券を無料で手に入れることもできます。ただ、法人カードでマイルの貯めやすさを考えているものはかなり少なく、選択肢は3つほどしかありません。
【マイルの貯まりやすい法人カード】
- セゾンプラチナビジネス:マイル還元率最大1.125%で本家JALカードよりも貯まる
- JAL法人カード:JALマイルを貯められる
- ANAビジネスカード:ANAマイルを貯められる
本家であるANAカードやJALカードでもマイル還元率は0.5%~1.0%ですので、カード決済経由でマイルを貯めるのであればセゾンプラチナビジネス一択です(ANAマイルは貯められませんが)。
以上を踏まえて海外出張におすすめの法人クレジットカードを4つご紹介していきたいと思います。
三井住友ビジネスカード for Owners
年会費 | 1,250円(クラシック)、10,000円(ゴールド)、50,000円(プラチナ) | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA | |
旅行保険 | 海外:最高2000万円~1億円 国内:0円~最高1億円 | |
ポイント還元率 | 0.45%~1.00% | |
マイル還元率 | – |
- 法人代表者、個人事業主の方向けの法人カード
- 東海道新幹線のネット予約&チケットレスサービス「プラスEXサービス」
- ゴールドカード以上なら空港ラウンジや海外・国内旅行傷害保険もあり
- 航空券チケットレス発券サービス
法人カードの中でも特に人気なのが三井住友ビジネスカード for Owners。一般カード、ゴールドカード、プラチナカードの3種類が用意されており、上位カードになるほどカード利用枠が大きく、付帯されている特典も増えます。
東海道新幹線(東京~新大阪間)のネット予約&チケットレスサービスであるプラスEXサービスができ、駅窓口でのきっぷの受け取りが不要になりますし、法人向けの出張時の飛行機チケット手配システムも無料で利用できます。Web上での予約・発券・座席指定や空港で搭乗券を受け取るチケットレスサービスですので、新幹線・飛行機どちらでの出張でも柔軟に対応することができます。
また、海外出張で使うことを考えれば国際ブランドがVISAまたはMasterCardであることは必須。ビジネスカードではアメックス系も人気ですが国によっては使いづらいですので、メインカードとして使うのであればVISAである三井住友ビジネスカード for Ownersがおすすめです。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 | 22,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | AMEX | |
旅行保険 | 海外:最高1億円(自動付帯) 国内:最高5,000万円(自動付帯) | |
ポイント | 1,000円⇒1P(永久不滅ポイント) | |
マイル | ANA:0.3% JAL:0.25%~1.125% |
- 年間ショッピング利用額200万円以上で次年度年会費が半額の11,000円に!
- SAISON MILE CLUBが年会費無料に!1,000円⇒10JALマイルで効率◎
- プライオリティ・パスが年会費無料で発行可能
- 安心の超充実した海外・国内旅行保険
- 利用限度額が大きい!クレヒスを積めば1,000万円も可能
- 気さくで話しやすい24時間対応のコンシェルジェ
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(通称:セゾンプラチナビジネス)は支払い面以外は非常に優秀な法人カード。マイルは貯まりやすいですし、海外旅行保険も充実している、海外空港ラウンジを使えるプライオリティ・パスが無料で発行できるなど、海外出張で魅力的な特典をほとんど全て網羅しています。
年会費も年間利用額は200万円以上使えば次年度から半額にしてもらえますので、格安で法人カードを持つことができます。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
年会費 | 31,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | AMEX | |
旅行保険 | 海外:最高1億円(利用付帯) 国内:最高5000万円(利用付帯) | |
ポイント | 100円=1P(メンバーシップリワード) | |
マイル還元率 | ANA:0.5%、スカイマイル:0.5% |
- 設立1年未満でも審査に通りやすい!
- 経理管理・業務の効率化に役立つサービスが充実
- 海外出張の時は専任のトラベル・コンサルタントが航空券やホテルの予約をしてくれる
- 最高1億円の旅行保険があるから万が一の時も安心
- ステータス性も抜群だから接待の時も堂々と使える
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは会社設立間もない法人クレジットカードとして有名です。他の法人カードだと「設立3年黒字2期連続」というような条件が付いていて、なかなか審査に通らないといわれています。
しかし、アメックスなら初年度からでもかなりの確率で審査に通ることができますので、かなり手に入れやすい法人クレジットカードだと言えます。
さらに、アメックスのカードは海外出張に強い特典や補償も持っています。
例えば、海外出張前に電話1本で航空券の手配や海外ホテルの予約、レンタカー・鉄道の手配などを、全て専任のトラベル・コンサルタントが代わりに行ってくれます。こういった手配を自分で行うと結構時間を取られてしまったり、ホテルなどもどこがいいのかよく分からず、選び方に失敗してしまうことも多いですから、全てプロに任せられるのは非常にありがたいですね。
さらに空港ではラウンジを無料で利用することができるので、搭乗までの時間をソファで快適に過ごしたり、専用の部屋でパソコンで仕事をしながら過ごすこともできます。
もちろん、海外滞在時にトラブルがあった場合でも24時間いつでも電話でサポートをしてもらうことができます。接待の時のレストランの予約や事故に巻き込まれてしまったときの病院の手配、電車の乗換えで次にどの電車に乗ればいいのかなども、気軽に電話でサポートしてもらうことができます。
まさに、海外出張で必要なサポートは全てこのアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードでカバーできるというわけです。
上記でご紹介した特典以外にもまだまだお得な特典はたくさんありますので、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。経費管理、経営上・税務処理上の分析の資料としても役立つ「四半期管理レポート」など、経理管理や業務の効率化に役立つ特典もありますよ。
楽天ビジネスカード
年会費 | 2,000円 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA | |
旅行保険 | 海外/国内:- | |
ポイント | 100円=1P(楽天ポイント) | |
マイル還元率 | ANA:0.5% |
- 100円につき1ポイント貯められる
- ETCカードを複数枚発行可能
- VISAビジネスオファー利用可能
ポイントの貯まりやすい法人カードが欲しい場合は楽天ビジネスカードがおすすめ。100円利用ごとに1ポイント貯めることができるため、普通に使うだけでもたくさんポイントが貯まります。通常の法人カードはポイント還元率0.5%程度ですので、2倍の貯まりやすさですね。
また、楽天市場ではポイントが5倍になるのも大きな魅力。仕事用の道具や消耗品を楽天経由で買えば、より効率よくポイントを貯められます。
貯めたポイントは楽天トラベルで1ポイント=1円で使えますので、海外出張時のホテル代や航空券代として再利用も可能です。
楽天ビジネスカードを発行するためには楽天プレミアムカードも発行しなければなりませんが、楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスを無料発行できるクレジットカードの中でも特に年会費が安いことで人気の一枚ですので、海外出張では強力な味方となってくれます。
2枚のカードを合わせても年会費は12,000円と安いですので、年会費以上のメリットは簡単に得ることができます(発行の順番は楽天プレミアムカード⇒楽天ビジネスカードとなります)。
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