Kyashとはスマホ上でVISAのプリペイドカードを発行できるアプリのことです。キャッシュレスやポイ活をしている人たちの中では有名なアプリですが、このページを見ている方の多くは「初めて知った」という方も多いはず。
Kyashには『個人間送金』の機能が付いているため、ホテル代や航空券代のお金を気軽に渡せる&受け取ることができます。
今回はKyashの基本的な特徴(メリット・デメリット)を踏まえながら、どのように旅行に役立つのか解説していきますので、旅行計画中の方はぜひ参考にしてみてください。
Kyashの特徴(メリット)
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | VISA | |
旅行保険 | – | |
ポイント | – | |
マイル還元率 | – |
- いつでも2%還元でお得!
- 審査がないから簡単に発行できる
- 個人間送金ができるから旅行で便利
利用金額の2%がキャッシュバックされる
Kyashが人気である一番の理由は常に利用金額の2%をキャッシュバックしてもらえるからです。例えば、10,000円使ったら200円が残高に再チャージされる感じ。
クレジットカードでもポイントによる還元率は0.5%ですから、いかにKyashのキャッシュバック率が大きいかが分かりますね。
キャッシュバックはKyashの残高にチャージされます。VISAの決済に対応したオンラインサービスや通販であればKyashを使えますので、使い道に困ることはありません。
また、リアルカード(実物のカード)を発行すれば実店舗でも使えます。こちらもVISA決済に対応したお店が対象となります。
VISAは世界で最もシェア率の高い決済方法です。国内でもクレジットカードが使えるお店はほぼ100%対応しています。
コンビニでも使用できますので、キャッシュバックがムダになる心配はありません。
審査がないから簡単に発行できる
Kyashはプリペイドカードですので、クレジットカードのように審査はありません。働いていない専業主婦や大学生、高校生、中学生でも発行することができます。
プリペイドカードは事前にチャージしておいた分だけを使えるため、信用が必要なく、誰でも発行することができるわけです。
審査が必要ないのにクレジットカードのようにカード決済として使えるため、特にオンライン上での決済にはかなり役立ってくれます。
個人間送金ができるから旅行で便利
Kyashのもう1つの特徴が『ユーザー同士で個人間送金ができる』ということ。すでに一部の人は友人との旅行の際にKyashを使い、ホテル代や航空券代を徴収するようにしています。
宮路くんと旅行するときによく思うんだけど、Kyash割り勘したりするのに超便利。割と少額だとお互いよしなにやるけど、ホテル代とかの固定費をあれこれするのにUI最高なんだよな。
— P山 (@pyama86) 2019年4月2日
友人と旅行に行った精算にKyash使ったらめちゃ楽だった。もう最終日のチェックアウト前に眠い目をこすりながら札束を数える時代は終わった
— Kenta.Kase (@Kesin11) 2019年3月12日
六人で旅行したけどみんなkyash対応してたのでらくちんだった
— くー@( o・ω・)ノ機械学習専門インフラ屋さん (@cocodrips) 2019年5月6日
わざわざ現金をかぞえて渡すのは面倒ですし、自分が立て替えた側だと「お金払ってくれない?」と言うのは抵抗がありますので、『金額を入力&送金』の2ステップで完結できるのはKyashの大きなメリットだと言えます。
Kyashの個人送金方法はこちらの公式ページをご覧ください。
Kyashのデメリット
海外の実店舗では使えない
先ほど「Kyashのリアルカードを発行するとVISA決済に対応したお店で使える」と解説しましたが、これは国内での話。海外ではVISA加盟店であってもKyashで決済することはできません(オンラインサービスや通販は可能)。
リアルカードは日本国内のVisa加盟店でのみご利用頂けます。
恐れ入りますが、海外実店舗でのご利用はできません。引用元:海外で利用できますか?
ですので、海外旅行の際は新しくクレジットカードやプリペイドカードを発行しておきましょう。
ホテルや航空券の予約に使えない
ホテルや旅館などの宿泊施設の予約や航空券の購入はオンライン上でのカード決済が基本であるため、Kyashで決済できると便利なのですが、残念ながら使うことができません。
詳しい理由はKyash公式ブログの「Kyash Visaカードはなぜガソリンスタンドやホテルで使えないのか」で説明されていますが、要約すると決済が不確定だからです。
クレジットカードであれば私たちの意思に関係なくカード会社がホテルや航空会社に支払いをしてくれますが、Kyashのようなプリペイドカードの場合は私たちが入金しない限りホテルや航空会社がお金を受け取ることができません。そのため、最初から決済不可となっています。
旅行とは切っても切り離せない宿泊施設や飛行機で使えないのは大きなデメリット。特に『格安のプラン』『格安の航空券』などはカード決済しか対応していない場合がほとんどですので、同行者に代わりに決済してもらったり、クレジットカードを発行したりして対処しましょう。
【Kyashが使えない場所の例】
- 月額・継続契約の利用料金
- ガソリンスタンド
- 高速道路通行料金
- 航空会社、航空券予約、購入
- ホテル&ホテル内の店舗
- レンタカー
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金
このことから、Kyashは旅行代金の集金のツールとして使うのがおすすめだと言えます。
もしプリペイドカードでホテルや航空券の支払いをしたいならバンドルカードがおすすめです。
まとめ
Kyashは2%のキャッシュバックを受け取れてお得になるだけでなく、友人たちとのお金のやり取りに使える便利なアプリです。クレジットカードで自動的にチャージすればクレジットカードのポイントも一緒に貯めることができますので、紐づけしておくのもおすすめです。
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