【旅行代金が半額】旅行好きが考えるGo To Travelキャンペーン最強使い方ガイド

Go To Travelキャンペーン最強使い方ガイド

旅行業界向けの支援としてGo Toキャンペーンが開始されました。

ザックリ内容を説明すると「旅行代金が最大2万円補助される」というものですが、当然、諸々条件がありますので事前把握が大切です。

今回は観光庁のGo Toトラベル事業の資料をもとに、わかりやすく噛み砕きながら解説していき、最もお得に使う方法を紹介したいと思います。

念のため「Go To Travelキャンペーンって何?」という部分から解説していますので、一番お得な使い方だけを知りたい方は『こちら』を押して下さい。

そもそもGo To Travelキャンペーンってどんな内容?

国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援してもらえるキャンペーンです。

支援上限は1人1泊あたり2万円、日帰り旅行は1万円。

連泊制限や利用回数の制限がないため、『旅行に行くほどたくさんお金がもらえる』という発想もできます。

対象となるのはホテル、旅館だけではなく民泊や民宿、コテージ、クルーズ、夜行フェリー、寝台列車も含まれます。

座席のみしか用意されていないクルーズや夜行バス、レンタカーは対象外。

いつからキャンペーンが始まる?

2020年6月17日現在、観光庁は記者会見で8月上旬開始を発表しました。

ただ、Go To Travelキャンペーンと対象になる旅行が『予約時点』なのか『実際に旅行している時点』なのかでキャンペーンの使いやすさが変わります。

旅行は2ヶ月~3ヶ月前に宿泊・交通の予約をすることも珍しくなく、『予約時点』を基準にキャンペーン適用となると夏休みシーズンはほぼ使えないと考えておいた方がいいでしょう。

キャンペーン終了時期は未定

Go To トラベルキャンペーンを含め、Go Toキャンペーンの終了時期は明確には設定されていません。

予算が尽きてもキャンペーンは終了ですが、当分の間はその心配もありません。

Go Toキャンペーンの全体での予算は約1.7兆円。キャンペーンは全部で4つ用意されているため、キャンペーン1つあたり4,250億円の予算*1が組まれています。

過去の例を振り返ると、

  • 2016年熊本地震の助成金「九州ふっこう割」:180億円
  • 2018年北海道地震の助成金「北海道ふっこう割」:81億円
  • 2019年台風15号・19号の助成金「東日本ふっこう割」:24.4億円

となっていますので、Go Toキャンペーンの予算が比較的多いのは明らかです。

夏休みはもちろん、シルバーウィークや10月~11月あたりの旅行もキャンペーン対象となる可能性が高いです。

Go To Travelキャンペーン利用方法

住宅宿泊仲介業(民泊仲介)を含む旅行業者とオンライン旅行会社(OTA)のほか、宿泊事業者による直販を経由して宿泊予約・交通の予約をした場合。個人で手配する交通は対象外。

要するに「JTBのような旅行代理店や楽天トラベルのようなオンライン宿泊予約サイト、ホテルや旅館の公式サイトから直接予約すれば勝手に適用される」ということです。

逆に、自分でANA公式サイトから航空券を買ったり、みどりの窓口で新幹線の切符を買うと対象外になります。

【キャンペーン対象になるとき・ならないとき】

  • 楽天トラベル経由でホテルミラコスタを予約 ⇒ 割引対象
  • 自宅近くにあるJTBの店舗経由でホテルミラコスタを予約 ⇒ 割引対象
  • ホテルミラコスタの公式サイトから直接予約 ⇒ 割引対象
  • 東京ディズニーランドへ行くために楽天トラベルで飛行機を予約 ⇒ 割引対象
  • 楽天トラベル経由でホテルミラコスタを予約したが、飛行機はANA公式サイトで自分で予約した ⇒ ホテル代は割引対象飛行機代は割引対象外
  • 東京から静岡にある実家へ行くために新幹線を予約した ⇒ 割引対象外

また、Go To トラベルキャンペーンでは『1人1泊あたり2万円、日帰り旅行は1万円が上限』となっていますが、全てが宿泊料金の補助になるわけではありません

実際は支援金の『7割が宿泊代金』『3割が旅行先で使える地域共通クーポン』です。

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地域共通クーポンは紙またはスマホなどの電子媒体で用意され、商品・サービス購入時に提示するだけで使えます。

使えるお店は『地域共通クーポン加盟店』です。お土産店、飲食店、観光施設、アクティビティ、交通機関など。

クーポンは1枚1,000円、おつりはありません。

一番お得な使い方

「旅行代金の1/2相当を支援」「上限は1人1泊あたり2万円」の2つの条件を加味すると、一番お得な使い方は『旅行代金の半額 < 2万円 × 同行人数 × 連泊数』の計算式が成り立つ使い方です。

少しわかりづらいので深堀します。

例えば、1人旅行で旅行代金5万円がかかったとします。この場合の支援金は25,000円(旅行代金の半額分)です。

満額もらいたいところですが、支援金の上限は『1人1泊あたり2万円』と決まっているため、1泊しかしない場合は2万円しかもらえません。

一方、2泊であれば1泊目に2万円、2泊目に5,000円となるため、満額の25,000円受け取れます。

また、1泊でも2人での旅行なら上限が4万円になりますので満額の25,000円をしっかりと受け取れます。

家族やカップル、友人との旅行はもちろん、ライブやイベントなどでの1人遠征も同イベント参加者と一緒に宿泊施設を予約するのが賢い選択だと言えます。

クレジットカードとの併用で、さらなる高みへ

Go To Travelキャンペーンは『宿泊予約サイトや宿泊施設サイトから予約しても対象』となっていますので、クレジットカードを使ってポイントを貯めることも可能です。

特に、楽天カード保有者なら楽天トラベル、リクルートカード保有者ならじゃらんのようにポイントアップ対象となる宿泊予約サイトを経由することで効率よくポイントを貯めることができます

3泊4日10万円の家族旅行なら、10万円分のポイントを貯めながら実質的な旅行費用は5万円となるため、5万円分のポイントを無料でもらえる計算に。

これを使わない手はありませんね。

あわせて使うとお得なキャンペーンたち

Go To キャンペーンのGo To Travelキャンペーン以外に3つあります。併用して使うことができますので、できるだけ同時に利用してみましょう。

Go To Eatキャンペーン

・オンライン飲食予約サイト経由で、期間中に飲食店を予約・来店した
消費者に対し、飲食店で使えるポイント等を付与(最大一人あたり
1000円分)。
・登録飲食店で使えるプレミアム付食事券(2割相当分の割引等)
を発行。

どのオンライン飲食予約サイトが対象となるかは発表されていませんが、農林水産省が6月10日にぐるなび経営陣から要望を聴取していることから、ぐるなびが対象になる確率は高いと考えられます。

また、利用者の数から考えてもホットペッパーグルメや一休.comレストラン、そしてレビューサイトの食べログなども対象となるでしょう。

Go To Travelキャンペーンとの併用は可能ですので、旅先での食事に利用しておきたいですね。

Go To Eventキャンペーン

チケット会社経由で、期間中のイベント・エンターテイメントのチケットを
購入した消費者に対し、割引・クーポン等を付与(2割相当分)。

こちらもまだ詳細の発表はありませんが、チケットぴあのような主要チケット会社であれば間違いなく対象になるでしょう。

アーティストやアイドル、声優などが行うライブはソーシャルディスタンスの影響によって動員数が従来よりも制限されるため、チケット価格の値上げがすでに起きています。

Go To Eventキャンペーンによって演者・観客双方の金銭的負担が減り、少しでも多くのイベントが開催されるといいですね。

Go To 商店街キャンペーン

商店街等によるキャンペーン期間中のイベント開催、プロモーション、
観光商品開発等の実施。

こちらも詳細はまだ発表されていません。私自身も「旅行先で商店街を利用することがあれば便利になるのかな?」ぐらいのイメージしかできていないため、ここでは解説しません。

まとめ

Go To Travelキャンペーンだけに着目しても見ても、これほどお得度の高いキャンペーンは人生に一度あるかないかのビックチャンスです。

割引率50%ですからね。

クレジットカードと宿泊予約サイトをかけあわせたキャンペーンでも3%~10%還元で「すごくお得だなー!」と感じるレベルですから、Go Toキャンペーンはかなり強力。ぜひフル活用したいですね。

References
*1:1 実際には諸々の経費などが引かれてもっと少なくなりますが、ここではわかりやすく4分の1が使えると仮定します。

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