ラグジュアリーカードの最上位カードにあたるのがMastercard Gold Card(以下、ラグジュアリーカード ゴールド)です。Mastercard Titanium CardやMastercard Black Cardよりもポイント還元率や特典がパワーアップしているのは当然ですが、見た目もよりプレミアムなものに進化しています。
24金で仕上げられた重厚なデザインは独特な存在感を放ち、見るものを圧倒する仕上がりとなっています。
一般的なゴールドカードのようなプラスチック製&金っぽい色味をしただけのカードとは別次元。ラグジュアリーカード ゴールドこそが真のゴールドカードと言っても過言ではないでしょう。
ただ、ラグジュアリーカード ゴールドはインビテーション(招待)でしか発行することはできませんので、まだラグジュアリーカードを使っていない場合は、一つランクが下のラグジュアリーカード ブラックかビジネスカードのラグジュアリーカード ゴールド*1を発行しましょう。
ラグジュアリーカード ゴールドのメリット
年会費 | 200,000円(税別) | |
---|---|---|
国際ブランド | MasterCard | |
旅行保険 | 海外:最高1億2,000万円(自動付帯) 国内:最高1億(利用付帯) | |
ポイント | 1.5%~3.3% | |
マイル還元率 | ANA / JAL:0.6% |
- 他のクレジットカードにはないスタイリッシュなデザイン
- 専任のコンシェルジュが国内外問わず、いつでもサポート
- ワンランク上の旅行を体験できる特典の数々
- ポイント還元率1.5%と高め
- ハワイアン航空の上級ステータスに無条件昇格
ラグジュアリーカード ゴールドはチタンカードやラグジュアリーカード ブラックのスペックを基本に、ポイント還元率や付帯された特典がグレードアップされています。
ですので、ここではラグジュアリーカードから新たに追加されたメリットのみをご紹介します。
初めてラグジュアリーカードについて調べている場合は、チタンカードのメリット・デメリット、ラグジュアリーカード ブラックのメリット・デメリットを解説したページもあわせてご覧ください。
ポイント還元率1.5%と高め
ラグジュアリーカード ゴールドは1,000円利用ごとに3ポイント貯めることができます。後ほど詳しく解説しますが、1ポイントあたり5円相当のものと交換できますので、ポイント還元率は1.5%となります。
通常、プラチナカードやブラックカードはポイント還元率0.5%であり、ポイント還元率1.0%あるアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが「スゴイ!」と言われるレベルであることを考えると、他のハイステータスカードと比較してもラグジュアリーカード ゴールドのお得度はかなり高いと言えます。
ラグジュアリーカード自体が2016年から国内で発行されはじめた若いクレジットカードであり、保有者もミレニアム世代(80年以降に生まれた世代)が半数を占めているため、昨今のお得度を求めるニーズにあわせた作りになっていると推測されます。
具体的なポイント交換先と交換レート、ポイント還元率は以下の通り。
ポイント交換先 | 交換レート | ポイント還元率 |
---|---|---|
キャッシュバック | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
Amazonギフト券 | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
nanacoギフト | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
Edyギフト | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
dポイント | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
スターバックスカードへのチャージ | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
App Store & iTunesコード | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
Google Playギフトコード | 1P ⇒ 5円 | 1.5% |
JCBギフトカード | 1P ⇒約4.6円 | 1.38% |
JTB旅行券 | 1P ⇒約4.6円 | 1.38% |
ANAマイル | 1P ⇒ 3マイル | 0.9% |
JALマイル | 1P ⇒ 3マイル | 0.9% |
マイレージ・プラス (ユナイテッド航空のマイル) | 1P ⇒ 3マイル | 0.9% |
HawaiianMiles (ハワイアン航空のマイル) | 1P ⇒ 3マイル | 0.9% |
また、フィラディスワインのお買物券など一部の商品への交換は還元率3.3%まで引き上げることができますので、ワイン好きの方ほどお得になることができます。
国立美術館の無料鑑賞サービス
東京国立近代美術館をはじめとした対象の国立美術館*2の企画展や所属作品展の無料鑑賞ができます。
鑑賞回数に関しても『企画展は開催期間中1回』『所属作品展は見放題』と太っ腹な内容になっています。
美術品が好きな人はもちろん、「普段とちょっと違う体験をしたい」「休日にゆっくり美術品を眺めながら心を落ち着かせたい」という時にも使うといいでしょう。
TOHOシネマズで毎月3回無料鑑賞できる
チタンカードは月に1回、ラグジュアリーカード ブラックは月に2回、ラグジュアリーカード ゴールドは月に3回TOHOシネマズで無料鑑賞が可能です。
フルで使いこなせば年間36本もの最新映画が無料で見られるわけですから、映画好きでなくても心躍りますよね。
無料鑑賞の対象となるチケットは数が限られていますので、利用する場合は早めに申し込みましょう。
LCオーナーズコミュニティ
LCオーナーズコミュニティとは、ラグジュアリーカード会員間のビジネス機会を循環・醸成する、新サービスです。LC法人決済用GoldCardご契約中の会員の皆さまに、自社の商品・サービスを用い会員優待として特別プランや限定パッケージを作成いただくことで、全国にお住まいの他のラグジュアリーカード会員様向けに自社ビジネスを広くアプローチいただけます(所定の審査有り)。
また、全てのラグジュアリーカード会員様は、LCオーナーズコミュニティを通じて提供される多種多様な優待サービスをご利用いただけます。
法人カードを発行した場合、LCオーナーズコミュニティを利用することで自社サービスを他のカード会員に紹介することができます。
個人カードを保有している場合も、どのようなサービス・商品が紹介されているのかの確認や実際に契約・購入することも可能です。
ラグジュアリーカード ゴールドのデメリット
コスパ重視の人には不満が残るかも…?
ラグジュアリーカード ゴールドは年会費20万円し、ラグジュアリーカード ブラックの年会費と比較すると2倍です。
しかし、先ほどのメリットを見ても分かる通り、ラグジュアリーカード ゴールド限定の特典はほとんどありません。チタンカードやラグジュアリーカード ブラックの時点で異常なほどハイスペックであるため多少は仕方ないのですが、コスパ重視でカードを選ぶ人からすると、やや不満が残る可能性があります。
「見た目が好き」「国内最高位のクレジットカードが欲しい」など気持ちの部分でラグジュアリーカード ゴールドを発行したいと考えているほうが、発行後に後悔することもなくなるでしょう。
ラグジュアリーカード ゴールドのスペック
カード名 | ラグジュアリーカード Mastercard Gold Card | |
---|---|---|
カードデザイン | ||
申込資格 | 満20歳以上(学生除く) | |
年会費 | 200,000円(税別) | |
家族カード | 50,000円(税別) | |
ETCカード | 無料 | |
発行期間 | 通常2週間~1ヶ月 | |
国際ブランド | MasterCard | |
ポイント還元率 | 1.5%~3.3% | |
電子マネー | QUICPay | |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay | |
マイル | ANAマイル | 0.9% (1,000円 ⇒ 9マイル) |
JALマイル | 0.9% (1,000円 ⇒ 9マイル) | |
海外旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億2,000万円 |
傷害治療補償 | 200万円 | |
疾病治療補償 | 200万円 | |
救援者費用 | 500万円 | |
賠償責任 | 最高1億円 | |
携行品損害 | 100万円 | |
付帯条件 | 自動付帯 | |
国内旅行保険 | 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
入院保険金 | 5,000円/日 | |
手術保険金 | – | |
通院保険金 | 3,000円/日 | |
ショッピング保険 | 最高300万円 |
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