Orico Card THE POINTのメリット・デメリット

Orico Card THE POINTOrico Card THE POINTはオリコが発行するクレジットカード。

名前からもわかるようにポイントを貯めることに特化しており、オリコモールを経由すれば簡単にポイント還元率2.0%を超えることができます。

貯めたポイントは他社ポイントや電子マネーに即日で交換できるほか、ANAマイルやJALマイルなどへの交換にも対応(移行手数料も無料)していますので旅行好きの人にもおすすめ。

しかし、一方でリアル店舗ではポイントアップがなかったり、有効期限が1年しかないため、使い方によっては思ったほどポイントが貯まらないケースもあります。

このページではOrico Card THE POINTのメリット・デメリットをまとめていますので、Orico Card THE POINTの特徴や発行前に注意する点を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Orico Card THE POINTのメリット

Orico Card THE POINT券面年会費無料
国際ブランドMasterCard、JCB
旅行保険
ポイント1.0%~2.0%(オリコポイント)
マイル還元率ANA:0.6%、JAL:0.5%
  • Amazonなどのオンラインショップ利用でポイント還元率2.0%!
  • 貯めたポイントは500ポイント単位ですぐに交換できる
  • iDとQUICPayどちらにも対応

Amazonなどのオンラインショップ利用でポイント還元率2.0%!

Orico Card THE POINTはオリコモールと呼ばれるポイントアップモールを経由することで、もらえるポイントを増やすことができます。

オリコモール経由でのOrico Card THE POINTのポイント還元率

具体的には上画像のとおりになります。

もともとOrico Card THE POINTは100円利用ごとにオリコポイントが1ポイント貯まるのですが、オリコモールを経由することで追加で0.5ポイント以上(具体的なポイントは通販サイトによって異なる)が付与されます。

さらに、他のオリコカードとは違い、Orico Card THE POINTはオリコモール経由でのポイントアップが多く設定されていることがあります。

例えば、Amazonのページを見てみると

Orico Card THE POINTでオリコモール経由のAmazonを利用するとさらにポイントアップ

と、Orico Card THE POINTだけポイントが100円=0.5~1ポイント追加されているのがわかります。

こちらも利用する通販サイトによって適用の有無が異なりますが、Yahoo!ショッピングや「じゃらん」、ビックカメラ、エクスペディアなど有名なオンラインショップ&Webサービスで適用されるため、上手くハマれば面白いほどポイントを貯めることができます。

貯めたポイントは500ポイント単位ですぐに交換できる

貯めたオリコポイントは500ポイント単位で他社ポイントや電子マネー、マイルなどに交換することができます。

交換先交換レート還元率
Amazonギフト券
  • 500オリコポイント ⇒ 500円分
  • 2,000オリコポイント ⇒ 2,000円分
1.0%
App Store & iTunes ギフトカード
  • 500オリコポイント ⇒ 500円分
  • 1,500オリコポイント ⇒ 1,500円分
1.0%
Google Play ギフトコード1,000オリコポイント ⇒ 1,000円分1.0%
QUOカードPay
  • 500オリコポイント ⇒ 500円分
  • 2,000オリコポイント ⇒ 2,000円分
1.0%
nanacoギフト1,000オリコポイント ⇒ 1,000円分1.0%
EdyギフトID1,000オリコポイント ⇒ 1,000円分1.0%
ファミリーマートお買い物券500オリコポイント ⇒ 500円分1.0%
イオンシネマ映画鑑賞券1,500オリコポイント ⇒ 1枚1.2%
すかいらーくご優待券5,000オリコポイント ⇒ 5,000円分1.0%
自治体ポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000円分1.0%
オリコプリペイドカードへのチャージ500~49,000オリコポイント (1オリコポイント単位)1.0%
WAON1,000オリコポイント ⇒ 1,000WAONポイント1.0%
Tポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000Tポイント1.0%
楽天ポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000楽天ポイント1.0%
Pontaポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000Pontaポイント1.0%
ベルメゾン・ポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000ベルメゾンポイント1.0%
ANAマイル1,000オリコポイント ⇒ 600ANAマイル0.6%
JALマイル1,000オリコポイント ⇒ 500JALマイル0.5%
dポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000dポイント1.0%
WALLET ポイント1,000オリコポイント ⇒ 1,000WALLETポイント1.0%
UC ギフトカード
  • 5,000オリコポイント + 事務手数料(500オリコポイント) ⇒ 5,000円分
  • 20,000オリコポイント + 事務手数料(500オリコポイント) ⇒ 20,000円分
0.9%~0.98%
エディオンカードポイント
(エディオンカード会員限定)
500オリコポイント ⇒ 500ポイント1.0%
コジマポイント
(コジマクレジット&ポイントカード会員限定)
500オリコポイント ⇒ 500コジマポイント1.0%
コストコプリペイドカード
(コストコカード会員限定)
5,000オリコポイント ⇒ 5,000円分1.0%
HIS商品券
(HISスカイウォーカーカード会員限定)
  • 2,000オリコポイント ⇒ 2,000円分
  • 5,000オリコポイント ⇒ 5,000円分
1.0%
マナカチャージ券
(wellow card manaca / wellow card会員限定)
  • 3,000オリコポイント + 事務手数料(500オリコポイント) ⇒ 3,000円分
  • 5,000オリコポイント + 事務手数料(500オリコポイント) ⇒ 5,000円分
0.86%~0.90%
ヨシヅヤ商品券
(ヨシヅヤボナンザカード会員限定)
2,000オリコポイント ⇒ 2,000円分1.0%
東日本大震災義援金(日本赤十字社)1,000オリコポイント ⇒ 2,000円分2.0%
東日本大震災・津波遺児支援活動への寄付金(あしなが育英会)1,000オリコポイント ⇒ 2,000円分2.0%

基本的にどの交換先でも還元率1.0%をキープできるのは大きな魅力です。

例えば、他のクレジットカードでは、貯めたポイントを楽天ポイントに交換すると交換レートが『1ポイント⇒0.5ポイント』と還元率が下がることが多いです。楽天ポイントに限らず、TポイントやPointaポイントなども同様。

そのため、「ポイント還元率が高い」と言われているクレジットカードも、実際にはそれほど高還元ではないケースもあります。

そこまで考慮してOrico Card THE POINTを分析すると、正真正銘の高還元クレジットカードであり、かつ誰でも簡単にお得になれるクレジットカードだと言えます。

iDとQUICPayどちらにも対応

Orico Card THE POINTのサインレスまとめ

クレジットカードはiDまたはQUICPayのどちらかを使えるものが多いですが、Orico Card THE POINTならどちらも使用することができます。

地味なメリットではありますが、単純に使えるお店が増えるため、結果的にポイントを貯められる場面も増やすことができます。

Orico Card THE POINTのデメリット

リアル店舗でのポイントアップがない

Orico Card THE POINTはオンラインショップのポイントアップに特化しているため、店舗でのポイントアップは用意されていません。

JCB CARD Wであればセブンイレブンやスターバックス、三井住友カードならローソンやファミリーマート、マクドナルドなどでポイントが3倍や5倍でもらえることを考えると、外でカード決済を行う回数が多い人ほど損をする結果に。

旅井
旅井

iDとQUICPayを使えるのはメリットですが、特定のお店を頻繁に使う生活スタイルの場合はJCB CARD Wや三井住友カードなど特定のお店でポイントアップを用意しているカードを使った方がお得です。

ポイント有効期限が1年しかない

オリコポイントは他のポイントと比較しても有効期限が短く、1年しかありません。

しかも、最低でも500ポイントからしか交換することができませんので、クレジットカードを使う頻度が少なかったり、他のクレジットカードと併用してOrico Card THE POINTの出番が少なくなるほど、ポイントを無駄にしてしまう可能性があります。

旅井
旅井

一般的なポイントの有効期限は2年。中には楽天ポイントのように実質有効期限無制限*1もありますので、たまにしか使わない人ほど注意が必要です。

Orico Card THE POINTのスペック

カード名Orico Card THE POINT
カードデザインOrico Card THE POINT券面
申込資格満18歳以上(高校生除く)
年会費無料
家族カード無料
(最大3枚まで)
ETCカード無料
発行期間通常1週間~2週間
国際ブランドMasterCard / JCB
ポイント還元率1.0%~2.0%
電子マネーiD / QUICPay
スマホ決済Apple Pay、Google Pay
マイルANAマイル0.6%
(1,000オリコポイント ⇒ 600ANAマイル)
JALマイル0.5%
(1,000オリコポイント ⇒ 500JALマイル)
海外旅行保険傷害死亡・後遺障害
傷害治療補償
疾病治療補償
救援者費用
賠償責任
携行品損害
付帯条件
国内旅行保険傷害死亡・後遺障害
入院保険金
手術保険金
通院保険金
ショッピング保険最高100万円

References
*1:1 楽天ポイントの有効期限は取得から約1年ですが、期限内に1ポイントでも追加で貯まれば全ポイントの有効期限が延長されます。

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