Aカードとは、株式会社Aカードホテルシステムが発行するポイントカードです。親会社はスマイルホテルで有名な株式会社ホスピタリティオペレーションズ。
全国にあるAカード加盟ホテル(主にビジネスホテル)に宿泊するとポイントが貯まり、その場で現金でキャッシュバックを受け取れるのが魅力。国内出張が多かったり、旅行ではビジネスホテルにしか泊まらないような人ほどお得になれるポイントカードです。
もちろんクレジットカードと合わせてポイントの二重取りも可能ですので、利用して損になることはありません。
Aカードの特徴(メリット)
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
国際ブランド | – | |
旅行保険 | – | |
ポイント還元率 | 5%~10% | |
マイル還元率 | – |
- 年会費はずっと無料
- 宿泊料金100円ごとに10ポイントの高還元率!
- 貯めたポイントはフロントで現金として受け取れる
- Aカード提示でチェックイン時の住所などの記入が不要に!
年会費はずっと無料
Aカードは入会費・年会費ともに無料で使い続けることができます。条件などもありません。
宿泊料金100円ごとに10ポイントの高還元率!
Aカードはポイントカードであるため、基本的には『ポイントを貯めてキャッシュバックを受けとる』という機能がメインとなります。
Aカードの公式サイトや公式アプリ経由でホテル予約をすると5%、10%、15%、20%のポイント還元率でポイントを貯めることができます。泊まるホテルや利用する曜日によって還元率は変動しますので、詳しくはAカードポイント付加率一覧をご覧ください。
ホテルが発行するポイントカードはたくさんありますが、10%以上の還元率対象となるホテルがこれだけたくさんあるカードは滅多にありません。
楽天トラベルやじゃらん経由ならポイント二重取りが可能
楽天トラベルなら楽天カードで、じゃらんならリクルートカードで決済することで各カードのポイントを貯めることができますが、Aカードを持っていればAカードにもポイントを貯めることができるため、ポイントの二重取りが可能となります。
基本的に一般予約サイト(楽天トラベルやじゃらんなどの予約サイト)経由でのAカードポイント付与率は低めに設定されているのですが、中には「Aカードのポイントを2倍にします」といった宿泊プランを用意しているホテルもありますので、一度はチェックしておいて損はありません。
↑このような感じです。
有効期限は1年半
Aカードの最終ご利用日から1年半になります。1年半ご利用いただかなかった場合、ポイントが失効になりますのでご注意ください。
※有効期限前にご利用いただければ、その日から1年半先まで有効期限が延長されます。
引用元:Q&A|Aカードホテルネットワーク
Aカードのポイント有効期限は1年半です。失効する前にもう一度Aカードを使えば、また1年半延長してもらえるため、実質無制限で貯め続けることが可能です。
貯めたポイントはフロントで現金として受け取れる
貯めたポイントは加盟ホテルのフロントで現金として受け取ることができます。「Aカードのキャッシュバックをお願いします」と伝えれば、すぐに手続きを開始してくれます。混雑している時間帯は他の利用客に迷惑になるかもしれませんので、頃合いを見計らってから申請しましょう。
また、一度に交換するポイント数が多いほどキャッシュバック率は多くなり、最大10.5%まで引き上げ可能です。
必要ポイント | キャッシュバック金額 | キャッシュバック還元率 |
---|---|---|
5,500ポイント | 5,000円 | 9% |
9,750ポイント | 10,000円 | 10.3% |
19,000ポイント | 20,000円 | 10.5% |
Aカードの最終利用日から1年半以内に再利用すればポイントは実質無期限に貯め続けることができますので、ポイント失効の心配がない限りは貯め続けるのが賢い方法です。
Aカード提示でチェックイン時の住所などの記入が不要に!
Aカードを発行する際に名前や住所などを入力しますので、発行後は加盟ホテルフロントでの住所記入などが一切不要になります。チェックインがスムーズになりますので、忙しいビジネスマンほどメリットを大きく感じるでしょう。
Aカードのデメリット
年会費無料の時点でデメリットというのも変な話ですが、あえて無理やりデメリットを挙げたいと思います。
加盟ホテルを利用しない場合はムダ
当然ですが、Aカード加盟ホテルを利用しない場合は持っていても恩恵は少ないです。出張が少なかったり、旅行でビジネスホテルを使う機会がない人ほど特に注意が必要。
Aカード加盟店【ホテル一覧】をよく確認し、自分が普段利用しているホテルが含まれているか確認しておきましょう。
フロントで現金を受け取るのが恥ずかしい
人によると思いますが、他人の前で現金を受け取るのが恥ずかしい人は恩恵を受けにくいためAカードを持っていても意味はないでしょう。今のところホテルのフロント以外でキャッシュバックを受け取る方法は用意されていません。
クレジットカードのように『登録している口座に現金を振り込む』という方法があれば便利なのですが、そこはポイントカードならではデメリットだと言えます。
まとめ
以上がAカードのメリット・デメリットの解説。普段からAカード加盟ホテルを利用しているのであれば間違いなく持っておいて損はないでしょう。
ポイントの使い方も『フロントでキャッシュバックの申請をする』という非常にシンプルな方法ですので、失敗なくスムーズに受け取ることができます。
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